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2016年10月20日 (木)

真空管の祖ディフォレスト(de forest)とカニンガム(cunningham)

301オーディオンのデフォレストに負けじと真空管を開発したのがオーディオトロンのカニンガムで、後にrcaに吸収されるがカニンガムブランドで暫く販売したからカニンガムとrcaは同義であると決めた。一方で開発者魂のディフォレストは次々と新しいアイディアで真空管の開発をするも商売には上手く繋げなかったようで、似たような人間がここにも居る。いずれにしても1910年代から1930年代のラジオ黎明期の話で、レキシントン盤が登場する20年以上も前でありました。
参考文献:大塚久著クラシック・ヴァルヴ誠文堂新光社

C3012カニンガムは早い話デフォレストの盗作で、形状を変えただけの原理原則は同じ、プレート、グリッド、カソードフィラメントの構成は普遍でありこれ以上の発明は無かったのだ。当然特許紛争は頻発する。盗作盗用はいつの時代も同じで、文明文化の蜂起期には案外悪名にもならずむしろ牽引車の1人で評価される。ディフォレストの古典球もたまには出るが、カニンガムの古典球はrcaも絡んだコトで現在なお豊富に市場に出回り、あんぷおやじ流儀はカニンガム球と決めた。結局の所、モノではなくて人間に辿り着き、その人間の面白さで採用を決めているが、現在のようにモノだけの時代は面白くないねー。

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