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2016年11月 1日 (火)

情熱と想像力学 真空管式ライアンプ編了

1開店したのが2004年だから、もう12年にもなるか...
その開店当初からの常連客がy本さんで、しかし氏のオーディオ装置のお手伝いし始めたのがつい最近であるから、実にのんびりしたお付き合いで、これがいい。amp学校世話役のnakaさんにしたって昔から来ているし、こっちは自分の音が常に緒に就いたばかりと思っているから人様のお手伝いなどおこがましいが、そろそろ引継ぎをしなくてはと始めた次第です。

2y本さんの真空管式ライアンプが完成して持ち込みとなる。前エントリー通り水晶を詰めながら音質の変化をインスタする為に、インスタ班も待機している。あんぷおやじ流儀オーディオは軽薄短小のアンチテーゼで重厚長大であるから、文系はご遠慮いただいて体育会系に限る。真空管式ライアンプは内寸43cmx43cmx15cmの箱で容積は28Lとなり、内容物の容積を差し引いて70%とすると20Lで水晶粒重量1,68kg/Lで計算すると約30kgの充填となり、元々の重量10kgと加算するとラインアンプの重量は40kgにもなるから搬送は無理で、現場での充填となる。

26lあんぷおやじ渾身改造のマークレヴンソン26Lとの対決だが、音を出した瞬間に居合わせた誰にも分かる簡単な答えが出る。キメ細かさは26Lが優れているがjazz表現は真空管式ライアンプの勝ちで、ベースの弦の響きなど実に上手く表現していささかショックでありました。実はいささか所ではなく大変なショックで、我がアンプが凄いなどと言っているのではなく、長年ハイエンダーで高額機器を使い続けてきたが、真空管や古典球にあっけなくやられてしまう現実、日本中いや世界中に居る真空管の達人たちがハイエンドに目もくれない理由を少しは理解できた気がした。

3続いて本題の水晶粒充填、これは本人が水晶を充填しているため画像はないがインスタでアップされているはず。僅かに充填した所で小学5年のt-mon君が”あ、重心が下がった!”と叫ぶ。他のオーディオベテラン達はこの段階では反応は少ない。恐るべし小学5年生で将来が楽しみである。更に充填は続きあるレベルを超えると急激に音に潤いが増え始め重心は下がり音色に色気が出始めて、これは居合わせた誰にでも分かり、水晶の威力を実感できた。

4 y本さんのシステムはjbl党で我等altec党のライバルである。水晶詰めされたjbl375ホーンからjazzを支配するかのような威圧と、包むような優しさと両方を持ち合わせた音にやられ、jazz喫茶amp工房の音が一番遅れていると実感させられてしまった。氏の努力の跡が随所に見られ”人生とオーディオは情熱と想像力と、そして僅かなお足があればいい”を証明していた...了

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