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2016年11月23日 (水)

無帰還力学 3相誘導電動機ddターンテーブルの考察2

Davinchi画像出展:wikipedia
フィレンツェのウフィツィ美術館にあるレオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知 (Annunciazione1473年)を、あまりの感動で呆然と見つめていると突然ダリへと繋がり、ダリはこれらの古典名画を超現実にしたのではないか!と気がつき、ダリフリークからダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、カラヴァッジョへ転んだ。史実は雄弁で、ターンテーブル用モータも合理主義に貫かれた磁石モータよりも、3相誘導電動機などの古典モータに回帰すべきと気がついた。

1とにかく見苦しいモノは手元に置いておけないタチ(性格)で、日立製3相誘導電動機をターンテーブルに使えるか否かの評価の前に、あんぷおやじ流儀のオーバーホールを施した。粉屋のモータらしく粉が湿気で固まり、分布巻きにこびりついている。それをハブラシと絵筆で丹念に落とす。

2続いて各部の塗装に移る。エンドブラケット2個は赤塗装、モータハウジングは黒塗装、銀色のロータの真ん中はギャップを測定するため塗らない、シャフトの一部と冷却フィンは黒と赤塗装をする。

3

水性の塗料は画期的で筆の洗浄も楽だし、手についた塗料も簡単に落ちる。但し油絵の具のように色が揃っているわけではないので、色については苦労する。黒はツヤ消しがあり合格だが、赤については単色でしかもツヤありで困った。この解決策が油性のツヤ消し透明をスプレーする。

4組み上げるとご覧のように美しくなりしてやったりだが、海外メーカのサーボモータと同じ雰囲気になってしまった。余談です、このモータの容量は0.65kwとなっているが、ネオジウムマグネットの高効率ブラシレスdcサーボモータであれば5kw以上のサイズになり隔世の感がある。しかし音には昔の低効率大型が良い。

8この3相誘導電動機の場合エンドブラケット(上下の2個)のみ鋳物で本体は鋼板の溶接構造でここがイマイチ、時代が遡れば本体も鋳物で全閉外扇型と称したヤツは放熱フィンまで付いて、全身鋳物で武装して振動対策を自分自身で行っている訳でこれが良い、良いけど重すぎて持てず無理。ネオジマグネット使用の自動車のエンジンに替わる主モータやロボットのモータが花形で、古典3相誘導電動機なんかは見向きもされないが、ここが産業革命の原点だったコトを知っておこう。

5xx 3相誘導電動機のトルク特性表はご覧のようになりs(すべり)=0の同期速度ではトルクは出ない。しかしsありでトルクが出る領域でもトルク変化に対する速度変化は小さく(青丸印~青丸印の間)、ここがポイントでアイディアがギョウサン出ます。直ぐに思いつくのはemt927方式ブレーキの自動制御による定トルク化で、トルクが厳密に一定であればすべり制御しなくても一定回転が得られる。ブレーキにブラシレスdcモータの電子制御を使ってもacモータ信者には非難されないと思う。かくして暫くは妄想状態が続きます。史実は雄弁で、芸術の芸の付く世界は文明文化の進化とは同期せず非同期でくるからここが面白く、jazzにおいても同じで1940年代から60年代初めに光り輝き、ここをターゲットに芸(jazzオーディオ)を磨く。

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