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2016年12月 7日 (水)

音色元年と古典管選択基準

Fleming ”あんぷおやじ君、君は真空管の発明者をフレミングかデ・フォレストの、どちらと思うかね?”
見城先生から質問を受ける。
”はっ!勿論デ・フォレストです。理由はフレミングの2極管では片手落ちで、グリットを突っ込んだデ・フォレストの奇想天外に拍手です!”と答えた。
画像:フレミングの2極管特許アメリカ合衆国特許第803,684号。
史実:1906年、アメリカ合衆国のリー・ド・フォレストが制御「グリッド」を加えた真空管「オーディオン (Audion)」を発明。フレミングはアイデアを盗用したとしてド・フォレストを告訴した。間もなくド・フォレスト自身やエドウィン・アームストロングがその三極管を改良し、電子アンプに使われるようになった...
3極管発明者のデ・フォレストもスーパーヘテロダイン発明者のエドウィン・アームストロングも成功と失敗そして最後はお気の毒で、人生はイーブンを史実が証明しているように思え、あんぷおやじ流儀も成功と失敗で状況は痛いほど分かり、映画ライムライトの名言”All it needs is courage,imagination, and a little dough,人生は情熱と想像力と、そして僅かなお足があればいい”を肝に銘じている。

450画像はデ・フォレストのオーディオン450でrca時代の50管。1906年にデ・フォレストが3極管を発明したとすれば、今年で何と110年にもなる。当然初期のものは性能が悪くたとえ音が良くても使えない。その系譜を辿ると1928年にrca ux250が登場して他社の50系も誕生、続いて45系も誕生、1933年になり2a3シングルプレートの登場、we300aの登場で頂点を迎える。

Cx3502a3シングルプレートの音の素晴らしさは経験済み、300bは聴き込んで納得済み、だが300aは未見で音の素晴らしさは情報でしかない。ここで重要なことは1933年の年号で、音色元年になる。300aから300bに代わり音質は落ちた、2a3シングルプレートから2a3の2枚プレートに代わり音質は落ちた。性能の向上は音質劣化を引き起こす二律背反で、全てが整うなど史実を見てもあり得ない。

Cx345でありますから、古典管のターゲットは1933年の前後に製造した古典管と自ずから決まり、シングルプレートが必須(300aも300bもシングルプレート)、もっとも1933年前後製造は必然的にシングルプレートとなる。テープレコーダはampex、古典管はカニンガムとrca、共にアメリカ産でjazzはアメリカだから必然的にこうなる。とゆう我田引水から導きだされた答えは、出力管カニンガムcx350とcx345、rcaであればux250とux245となる。2a3シングルプレートは音色はno1だがフィラメントの断線から、恨みを抱いている!電圧増幅管も同様の選択になるがμが8程度で、6sl7なんかのμ70から大幅に落ちてここの解決策は暫く続きそう。

Coltnane古典管マニアでもないし、jazzオーディオは総合力学であるから古典管に全ての責任を負わせる訳にはいかない。かくして古典管の選択が終わり、後は如何に古典管から妙なる音色を引きださせるか、如何にコルトレーンを躍動させるかに掛かっている。コルトレーンも同じく成功と失敗であり、失敗とは余りにも真面目にjazzをしたため芸術へと昇華させてしまい、その代償が40歳の短命であった。

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