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2016年12月 3日 (土)

オンビート、オフビートの法則

0”体で覚えなくちゃあ!”
パーカショニストnakaさんに教わる。オーディオでさんざんぼこついた”すみや”の音楽教室へ通うのもなんだし、30分も1時間も同じことを叩かせられるのも嫌だし...8ビートで4拍目の裏にバスドラを入れるオフビート、これがエラク難しく、まるでどこぞのロボットがドラムを叩いているようにギクシャクした動きで我ながら呆れるが、実はjazzに触れたい気持ちから出来ないコトを楽しんでいる。jazzはオフビートで裏へ裏へとリズムを刻み、引き算の音楽で黒人の虐げられたルーツを見るような気がする。

Mj15この引き算、所謂ヒケが上手く出来ないとオーディオアンプは失格で、オンビートばかりでは悲しみや憂いは表現できない。これが理論上可能はトランジスタアンプのdc(直流)タイプになる。そりゃあそうだ、最大の特徴がnpnとpnpがあることでマイナスもプラスも同じ状態だから、オンビートもオフビートも同じに表現できるはず。最高のアンプviolaのブラボーを聴けばそのサマが良く分かり、硬いスピーカのコーン紙でも揉み解すように鳴らす。所が繊細緻密駆動力までは良いのだが、色気や悲しみや憂いの表現には不足を感じてしまう。

245一方苦手が古典管でnpn真空管しかないからオンビートは得意でも、オフビートが苦手で駆動力も足りない、pnp真空管さえあればと何時も思う。しかし色気や悲しみや憂いの表現はトランジスタがいくらがんばっても到底追いつかない。これは一体?思うに、引き算のやり過ぎトランジスタに対して何時も”足りない!”古典管の方が表現が上手いのだろう。この”少し足りない”が全てにおいて必要な条件と最近は思えてきて、人生も同じだな。そして足りない駆動力はaltecやjblの高能率古典スピーカでカバーして、古典管を使い続ける。

Coltさてその悲しみや憂いの表現が少しは出来るようになったamp工房メインシステムで、コルトレーンのコンサート・イン・ジャパンのレコードを聴く。kuraiman社長氏の所で聴いたcdとは2a3シングルプレートと中国球の違いで音色は落ちるが、やっぱりレコードの方が良い。何が違うって、裏の表現(オフビート)が奥深い。結局の所cdはオンビートでレコードはオフビートでjazzオーディオを標榜するならばレコードに軍配が上がり、コルトレーンのコンサート・イン・ジャパンはcdで良いですよ!は撤回します。スマン!

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