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2017年1月30日 (月)

音色力学 古典直熱管ラインアンプ1

00 行き過ぎた商業主義はオーディオ不況を招き、巨大化したオーディオメーカは消滅離合集散を繰り返している。ddターンテーブル開発で通い詰めた16号線沿いのマランツは既になく、デノンに吸収されたがそのデノンの事業部も売却されて消滅した。熱いオーディオ黎明期を体感し、冷えたオーディオ期も体感し、金満オーディオも体感し、今は静かに非商業主義のオーディオ開発に明け暮れて面白い。

Amp5_2古典直熱管ラインアンプは音色力学の真骨頂で”オーディオは純銅と水晶と直熱管!”を実行すると音はなんぼでもようなる。そんな?となるでしょうが、アンプラボの研究員はそれを体感している。画像のアミガケ部分が電源でmj15024と25で古典管の全てを定電圧化して、古典管のフラフラ動作点を強制安定させている。電源が音を出しているから、古典直熱管ラインアンプ面積の半分を電源が占めている。

1未解決事件に鉄心の材質の問題がある。フツーのケイ素鋼板よりアモルファスやファインメットの方が音が良い!の言葉が踊る。これについては鉄との戦いで稿を改める。はなっからの特注品の電源トランスならば不要な作業だが、鉄カバー類は一切外して捨てる。コアに巻いたテープは粘着でいやらしいがコイルを傷つけないように注意しながら丹念に剥がす。水晶粒で覆った時この作業の丁寧さで防振効果が違う。

2もう1つの未解決事件が電源の電解コンデンサで悩ましい。いやフィルムコンにすれば?で大枚投じたが解決しなかった。元凶は電解コンデンサのフィルムがアルミ箔と、端子がアルミネジや鉄ラグで、いずれここに手をつけなくてはならない。ダイオードは31df6で製造中止品、ofc銅リードのスズメッキは丹念に剥がす。それを黄色丸印の圧着端子で圧着し電解コンデンサへネジ止めする。この圧着端子が問題で...

3”こんなの出来ました、昨夜一晩で作りましたよ!”と名工ミルトさんは、こともなげに言う。ofc純銅圧着端子がはかばかしくなく悩んでいたら、ofc純銅板を切る、叩く、曲げるで、何と真性ofc純銅圧着端子を作ってしまった。”最近狂っていますね!”とアンプラボ最大の褒め言葉をミルトさんに贈って感謝した。

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