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2017年1月12日 (木)

電源力学 電源電圧と音質の関係性を考える

Acps6電気用品取締り法などの法令を学んだのが1960年代後半で、現在は電気用品安全法(もめたpse法)に改定されている。関連する法律は電気工事士法があり、オーディオ機器開発をやるからにはこれら2法を一応勉強しておく必要がある。amp研究所はミルトさんが高圧電気工事士と電気工事士の資格を有し、あんぷおやじが第三種電気主任技術者の資格と電気工事士の資格を有しているから、たいていの電源がらみの工事は出来る。電気事業法の第三種電気主任技術者は50,000v未満の電気工作物の工事、維持管理ができるとあり、オ-ディオで注目されているマイ電柱の高圧6,000v変台の工事、維持管理はできる。しかし特別高圧7万ボルトの変電所の維持管理に嫌気が差してロボットエンジニアに転身した経緯があり、今更電力業務に戻るつもりはない。さて今回はそれら法令に基づいた規格問題と音質に迫る。

Plgパチンコ業界にも関係したことがあり、我がラボにパチンコの機械がやってきた。電源コードにはフツーのプラグが付いており当然オーディオ用100vコンセントへ差し込む。ボッと音がしてヒューズが飛び動かなくなり青ざめた。そりゃあそうでしょうよ、開発なった最新の機械を壊せば弁償しなくてはならない。そこで業界を調べると電源がac24vでありました。なんてこたあない、電気用品安全法逃れだった。ならばコンセントとプラグの形状を変更して一般のac100vへの誤差し込みを防止すべきで、安全電圧ac24vの意味が薄れる。

24vtr当時の年商で22兆円くらいあったパチンコ業界だったが、ロボットエンジニアがやるべき範疇ではなかったので遠慮させて頂いた。暫く通った会社は石原プロの隣にあり、石原裕次郎さんのカレンダーが手に入ったコトは唯一の成果でありました。さてその電気用品安全法逃れの安全電圧は尖頭値42.4v(30vrms)と規定されて、規格最大のac30vまで使える。下記に補足説明あり。

Acppまだとゆうより解明されていないのがオーディオ用の電源で、200vの方が音が良い、と力説されているマニアも多く電源電圧は高い方が音は良いか?まさか電源トランスを1次6,000vの高圧で作る訳にはいかないが、マイ電柱を計画されている方は1次6,000v、2次400vのトランスを日立亀戸工場で作ってもらおう。電圧の高い方が音が良いならac400v電源バスもあり、となる。但し電圧が上がると安全基準が厳しくなるが、マイ電柱を建てられる方は一考されたら?

Nz 電源が汚いは現代オーディオの宿命で、一生懸命電源の浄化の機器開発に傾注して多くの製品が販売されている。もっと原因を探るべきで、なぜ電源の浄化が必要か?に迫るべきでしょう。モラルの問題として電源波形を歪ませる電気機器を開発しているメーカに対して法的規制を掛ける必要も感ずるが、オーディオユーザーは弱小だから無理だし、電源浄化の新たなビジネスは電源が歪んでいないと成り立たないし、汚くしといて綺麗にするとは全く難解な時代だな。

Monk02ブルーノートレキシントン盤の音が凄いのは当時の電源事情によるところも大きかったに違いない。amp工房でもユニオン電機さんにお願いしてノイズカットトランスを作ってもらって、成果を出している。どうせオーディオ各機器にノイズカットトランスを付けるならば、1次ac100v/200vで2次ac30vの10kvaノイズカットトランスを受電側に設けて一挙に電源の浄化をやり、ここは規格取得可能な会社にお願いして、国内ならばpseマーク、ヨーロッパならばceマークとドイツのvde、北米ならばcsaとulを取ればどこの国でも使える。2次側は安全規格から逃れるac30vバスをオーディオ専用にする。正月早々妄想だが、電源電圧と音質の関係に迫る必要を感じて新たな実験開始です。
安全電圧補足
国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission)IEC 60364-4 (Electrical installation of building - Part 4: Protection for safety) において、SELV (safety extra low voltage; 安全特別低電圧)は交流で50v、直流で120v以下の電圧となっているが、電気用品安全法のための基準の1つであるJ60598-1(H14)ではSELVの電圧の上限は交流30vか直流45vと規定されている。
J60598-1(H14)抜粋
1.2.42 安全特別低電圧(SELV)安全絶縁変圧器又は分離巻線式のコンバータによって、電源側と絶縁された回路において、導体間又は導体と接地間が交流にあっては30v(実効値)、直流にあっては45vを超えない電圧となり、日本ではac30vが上限となる。

Multi_strand 電源電圧と音質の関係性について、1つの仮説が成り立つ。単純な話電圧のac100vとac200vでは流れる電流が2倍違う。ケーブルの振動防止の成果から流れる電流による振動発生は電流の大きい方が大きい。従ってac200vの方が有利となる。例えば100wのアンプがあったとしよう、力率は無視、ac100vでは1a、ac200vでは0.5a、ac30vでは3.3aとなる。amp研究所の水晶粒防振構造とカルダスマルチストランドクロス構造の自己振動抑制電線を組み合わせれば、ac30vにも勝算あり、となる。

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