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2017年2月19日 (日)

電源力学 電解コンデンサ開発騒動記4

Ukyo選挙の結果、アメリカ在住の日本人がアメリカ人はバカと表現してひんしゅくを買ったが、バカではなくて国民性の違いだから仕方がない。先日のアメリカ映画はコンピュータグラフィックスがこれでもか!と押し寄せるが底が浅く限界が見えてしまい、ストーリーのお粗末さから2度と観るまいと決めて、これも国民性の違いとしておこう。水谷豊さんフリークだから相棒劇場版Ⅳをドリプラへ観にいった。邦画は凄い!アカデミー賞こそもらえないが...もっとも、何とか賞など信用せず惑わされない方が良い。橋本一監督のヒューマニズム溢れる力作で、社会正義論をもう一度丹念に丁寧に追及したらこうなる日本の映画らしい作品で、相棒劇場版の最高傑作と評できる。ただし観客は我らを含めて殆どが「おたっしゃクラブ」で、もはや相棒は水戸黄門化しており、渋い役者の鹿賀丈史さんも少々呂律は回らないご様子で、双方の高齢化はいささか気になるところではありました。

Denkai10さてjazzオーディオは感性でやれば良い!とゆうほど甘くも無く、測定器の奴隷でも困るが、感性+論理のバランスが大事だね。かくしてテキトーにofc純銅板電解コンデンサを作る訳にはいかず、真面目に設計を起こした。コンデンサエレメントはΦ300mmにするから円周で942mmのコンデンサ帯となり、自ずから容量が限定される。容量が足りない場合は設計図のモノを積み重ねれば良い。中央のΦ200mm紙管は空洞を作る為で、これにより水晶粒充填量を節約できる。外形はΦ400mmの高さが150mmとなり、まるでアメリカ軍のm15対戦車地雷(Φ333mm,高さ150mm)みたいになった。ピンときてma16(16インチ)と命名する。

Denkai11xコンデンサエレメントの構造は最内周から順番にマイナス極としてofc純銅板1mm、次は電解紙、次はプラス極アルミ箔、最外周をofc純銅板1mmとしてプラス正電極とする。最大の特長がプラスもマイナスも電極がofc純銅板になることで、正真正銘の銅電解コンデンサとなる。このモンスター構造が困難の始まりで、エライことになった。

Cucuc材料調達から2日目には粗組み立てが完了して強引に音を出し、全くの別モンの音に大変なことが起きつつあると胸騒ぎがする。所が次々と問題発覚で安定して音が聴けず、作り直すハメになった。上記記述の構造を設計図のように内側と外側を入れ替える。至宝のフィリップス電解コンデンサ4000μf200vがいけない、この耐圧200vはプラス極に生成された金属誘電体層の厚さが薄く、組み立て工程上のストレスで傷がつき電極タッチが起き易い。

Ma16フィリップス電解コンデンサはもう必要なく、国産の信頼性の高い電解コンデンサで耐圧400v級を選べば良い、は朗報です。もうひとつ、名工ミルトさんと長いコンデンサ帯を半分に分けるため切断した。この切断面からプラス極アルミ箔表面に残った電解液を通して短絡が起きる。電解コンデンサの特長である自己修復機能が働き、ショートを回復しながら動作するため、年中電源から強烈なノイズが出る。強欲の証しofc純銅板1mmがいけない、締め付けた時真円でないと電極面に強烈にストレスを掛け金属誘電体層を壊してしまう。これだけの問題点が出たことによって多くのノウハウが手に入り、騒動記の顛末に拍車が掛かる。短時間だが出た音は真に凄かった!

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