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2017年2月 5日 (日)

解剖力学 電解コンデンサ解剖番外

Tosima戸嶋靖昌さんの怒(ド)リアリズムは荒削りな筆運びを遠方から眺めると見事に像が浮かび上がる手法だが、知る限りではカラバッジオが最初ではなかろうか。画像は”街・三つの塔~グラナダ遠望~”1984年。

Caravaggioxカラバッジオのキリストの捕縛の兵士の甲冑は白がベタっと塗られており、これを遠くから眺めると甲冑の中央が光輝いて観える。

Lasu 次がベラスケスのラス・メニーナスで、皇女マルガリータのレースのリボンは細密描写とは程遠く、筆の軽妙なタッチで見事に描き上げてあり、これを遠くから眺めると軽やかな本物に観える。真に上手い画家とは一撃で描き上げる。戸嶋靖昌さんはプラド美術館のベラスケスをお手本にされて、独自の手法を編み出したようだ。戸嶋靖昌さんの表現法を支持する最大の理由は、ベラスケスの源流にイタリアバロック期のカラバッジオがあると推測でき、絵画の王道を継承されているように思えるからだ。

1x至宝のフィリップス電解コンデンサ4000μf200v(黄色丸印)を使用したカニンガムcx350ラインアンプの主電源になり、左右チャネルの干渉防止とエネルギー増強で31df6と100μfのスプラグ電解コンデンサ(赤丸印)を使用していた。従来の手法ではこの画像部分全てを水晶粒で埋め尽くして防振構造化しており、それなりの効果は出ていた。

2xそれを国産の日本ケミコンの15000μf160vを解剖して水晶粒防振構造化したスーパーチューニング電解コンデンサ(黄色丸印)に交換した。”音を出すと唸り声を発して噛み付き、恐ろしい音である”と形容したが、至宝のフィリップス電解コンデンサは吹き飛んでしまい、もしかしたらこの手法でどの銘柄の電解コンデンサでも良くなってしまう。音に噛み付かれて慌ててエネルギー増強の31df6と100μfのスプラグ電解コンデンサ回路(赤丸印)の小細工は止めにした。

Cxたいていは音に噛み付かれてると慌てて失敗した!と思うに違いない。これが違うんだなー、水晶粒防振構造化するとスピーカからどんどんエネルギーが噴出して振動帰還が強力になり、より煩くなる。これはさんざん経験済みで煩くなればしめたもので、大歓迎なのだ。今回の事件は煩いどころか音に噛み付かれてしまい、もの凄い!カニンガムcx350ラインアンプはテンポラリーで水晶詰めが未完成だから、モロに振動帰還が掛かり噛み付く。煩い、噛み付くが出たら水晶粒防振構造を強化するしかなく、とりあえず黄色丸印の困ったらマックコーヒーカップにDuelund社のカップリング用銅コンデンサを入れた。途端に噛み付きが音楽エネルギーに変換されて、してやったりだが未だ足りない。

3電解コンデンサの防振対策もトランスの防振対策も痒い所に手が届かない方式だったため、トランスについては完全に解体して防振構造化で大きな成果を上げており、今回は電解コンデンサで痒い所に手が届く方式を確立した。これは大いに朗報で、今後は国産の真面目で地味な電解コンデンサを解体水晶粒防振化構造にし、噛み付き電解コンデンサとする。暫くはこの手法でjazzオーディオを進化させて、その間に銅電解コンデンサの技術を確立させようと思っている。

当たり前のことを当たり前のようにやっていたのではロボットベンチャーの成功も無かったし、jazzオーディオの革新も無かった。人にとって重要は大きな失敗と小さな成功で、成功の経験は別な分野へ挑戦した時にゆるぎない信念となり、失敗の経験は成功への道筋を分厚くしてくれる。成功も失敗もしない人生ほどつまらないモノはない。

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