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2017年2月 7日 (火)

電源力学 電解コンデンサ開発騒動記

Kkawamjのk川さんから”過去に電解コンデンサーを分解し、巻きをほどいてガラス板に挟んでラップで包んだ猛者がいました。その音は「恐怖」と書かれていたように記憶しています。”との情報をいただき、狂次元のオーディオマニアは昔から居たものだ。そのk川さんは金田式daコンバータに水晶の親戚である石英砂の珪砂(sio2)を入れられ、”ガツンと来るサウンドを手に入れました!”と、ご報告も頂きました。砂の類は生成上微粒子と不純物が残り、これらが湿気で固まるり振動防止の効き目を弱くしますが、5号と粒子のサイズも良いようで成果を出されたと思います。とにかく安いのがいい。

1単にアルミケースを解剖して水晶粒防振構造化した電解コンデンサの音は”噛み付き、恐ろしい音!”になり、更にこの方法を進化させたらどうなるだろうか?とゆう訳で次なる手立てに出た。日本ケミコンのフツーの電解コンデンサcegw350v470μfがモチーフとなる。

2先日のアンプラボでコンデンサの開発は名工ミルトさんと共同作業になる。ノコで横を切ってなんて言っていたら、ミルトさんはニッパ1丁でサクサクと見事な解剖に唖然。下にあるパラフィン状のモノはコンデンサエレメントの固定用で綺麗に取り去る。はなっから縦長のコンデンサを選んだのはコンデンサ帯の長さを短いとふんだから。

3_2ところが解いてたまげる、コンデンサ帯が長い!たかが外形Φ36mmの電解コンデンサが、何と960mmもあり予定が狂ってしまった。

4コンデンサの母材はΦ200mmの紙管でせいぜい円周は630mmで短い、めげずに紙管を切断する。

5紙管のため電解液が滲みこみ蒸発してしまうと困るので、表面にサランラップを巻き付ける。これは安定度に欠けるので次回は紙管表面にウレタン塗装を施そう。

6マイナス側電極のアルミ箔を撤去してofc純銅板をを強引に入れる。プラス側電極のエッチングと酸化皮膜加工されたアルミ箔はそのまま流用する。電解紙は元通りに各電極箔に貼り付ける。

7その電解コンデンサ帯をコンデンサの母材のΦ200mm紙管にグルグル巻きつける。このグルグルは予定外で1周だけにして、その表面を水晶粒で防振化する。一番外側にはofc純銅板を巻きつけ結束バンドで強引に締め込み、プラスとマイナスの電極のギャップを詰める。まるでスシのシャリ桶のようなものが出来上がる。

8ここからが事件で、画像は最初に測定しておいた日本ケミコン電解コンデンサcegw350v470μfの実測値で445μf、これが50μfしかない。コンデンサを作りそのまま通電する訳にはいかないので、スライダックで直流電圧を徐々に上げる。保護用の抵抗1kΩを直列接続してあるから、電極タッチによるショートにも対応できる。しかし一向に充電電圧直流波形にならず、どうやらジャバジャバと電気が洩れているようで、完全に失敗!

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