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2017年3月23日 (木)

カウンターポイントsa3.1電源純銅電解コンデンサ1

0家人が花屋で買ってきたシクラメンが3年目を迎え、けなげに今年も開花した。年々貧相にはなるが今までのように夏場で枯れてしまうことも無く、花屋泣かせなのだ。本業にサボテン屋もあるが、お客様の所で枯れてしまわないことには商売にならない。しかしサボテンの中で滅法強いウチワサボテンに特化したものだから、売れ行きは悪い。オーディオも同じでハイエンドを買わせて月賦が終わった頃、その旧製品が枯れてしまうような新製品を投入して買ってもらわなければならない。アンプラボのように一生モンです、とオーディオを開発していると商売にはならない。

1純銅電解コンデンサは電源が主役を証明してくれた。そこで宿題であったカウンターポイントsa3.1モンスター電源に手をつけることにした。電源が主役と言いながら設置場所は裏方の見えない場所にある。
2なんせ鉄の重しが2個で20kg、トランス、電解コンデンサ、水晶粒充填で約40kg、合計で60kgもあり床の直置きでしか方法が無い。黄色丸印はカルダス水晶粒防振ケーブルで、この方式をとれば電源がプリアンプと離れていても問題ない。
3水晶粒充填は電源だから中目~粗目にしている。
4水晶粒を抜くと電源の電解コンデンサが姿を現し、プリウス補機モータ10kwを回した12000μf450vが2本、合計24000μfとなる。この時期、電源はチカラなり思想で、電源トランス2kvaと大きい。この24000μf対純銅電解コンデンサ20μfでは、ハムを当然覚悟しなければならないが...
5純銅電解コンデンサの外形はΦ465mmで高さが150mmと巨大になる。仮置きしてみるが問題ない。
6純銅電解コンデンサは容量アップで、今までΦ300mmだった紙管をΦ400mmとサイズアップした。ofc純銅マイナス極は厚み1mmから0.5mmと薄くして、作業性の向上を計っている。ofc純銅が紙管に対して不足しているが、ofcの切断屋さんの最長が1200mmでこうなる。

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2017年3月21日 (火)

gabor szabo ガボール・ザボ オレンジ化計画 了

Gabor0オリオン座となりのjazz喫茶”5spot”のマスターから”ガボール・ザボを聴け!”と言われて25年が過ぎたある接待の夜、カラオケパブ・エターニから江尻踏み切りの真ん前に移転していたショットバー5spotへ入ると、久しぶりに会うマスターはちゃんと覚えていた。マスター、ガボール・ザボのレコードは27枚集まりました!”君はガボール・ザボの世界一のコレクターだ”と言ってくれた。テキサステナー専門のマスターがなぜ?ガボール・ザボを聴けと言ったかは未だに謎。あれから更に25年が過ぎて、ガボール・ザボインパルス盤のオレンジ化(オリジナル盤化)が完了した。実に半世紀50年も掛かってしまい、我ながら随分と気の長い話でありました。

Gabor01サンフランシスコでイエロー・ブックを片手に片っ端からレコード屋に電話を入れると、オークランドの中古レコード屋にあり買いに出掛けた。スペルバインダーが27ドルはアメリカにしてはボッタクリだが、プアーな英語ではどうしようもないし、第一見つかった安堵が先で気前良く50ドル札を出して買った。そして最後に残っていたjazz・ragaは赤黒レーベルのセカンドで、これはこれで凄い音はするが遂にオリジナル盤を手配した。日曜日はアンプラボでセカンドのjazz・ragaを研究員達に聴いてもらった。次回はオリジナル盤になっているから、オリジナル盤の威力がどれだけ凄いか誰にでも分かる。
Gabor1パーカショニストのnakaさんがパワーアンプの調子悪いと持ち込む。修理していると宅配がjazz・ragaのオリジナル盤を届けてくれる。50ドルは流石に日本価格だが、オリジナル盤の価値と一生モンを考えたら安いものだ。先ずは赤黒セカンドで何時ものようにb面3曲目キャラヴァンと4曲目サマータイムをかける。続いてオレンジオリジナル盤で同じ曲をかける。なんと形容したら伝わるだろうか?全く別モンでインパルス盤のセカンドとオリジナルの比較では最大級の差で、こうゆうコトもあるのだ。音の透明度が全く違い各帯域の音がしっかりと固まり、jazzが爆発する。
Gabor41966年、イングルウッド・クリフスのルディ・ヴァンゲルダースタジオの録音で、この時代ガボール・ザボはグレッチのアコースティックギターにマグネチックピックアップを付けたものと、ギブソンj160eの両方を使っていた。gfジャケットの見開きには、明らかにグレッチのアコギにマグネチックピックアップを付けたギターと写っている。
Gabor3 ところがgfジャケットの裏表紙にはご覧のように”gabor szabo uses a gibson guitar and a toby amplifier”ギブソンj160eとなっている。この辺がプロデューサー、ボブ・シールの大らかさ、悪く言えばいい加減さが出てしまいリスナーは混乱する。聴き込めばjazz・ragaはグレッチギターとなり、これもオリジナル盤にして明快に分かることなのだ。グレッチは高音が華やかで音離れが良く、ギブソンj160eは甘く粘りのある音で、自分が持っているせいでギブソンの肩を持つ。
Gabor7更にクレジットを見るとガボール・ザボがギターとシタールとなっている。1人で2つの楽器は演奏できないからオーバー・ダビングをしている。ヴァン・ゲルダーはampexを回しながらモニター若しくはヘッドフォンでガボール・ザボに聴かせ、シタールを被せたもの。シタールは圧倒的鮮やかさだが、他の演奏は薄い本当に薄いベールを被せた感じでテープの通過させた回数までがオリジナル盤から読み取れる。
Gabor6クレジットを見ていたnakaさんが突然”あ、一番好きなドラマーだ!”と興奮して声を上げた。このドラマーを師と仰いでドラムの勉強をしたようで、なんとゆう偶然なのだろうか。ガボール・ザボはビートルズの影響を受けておりポップスjazzの傾向が強く、サイドメンにはバリバリjazzでないミュージシャンも多い。
Gabor5nakaさん曰く、バーナード・”プリティ”・パーディ(Bernard Purdie、Bernard”Pretty” Purdie)はビートルズのゴーストドラマーだった説を支持する。フェンダー・ギターのbob bushnell にしたって1967年のソウルドラム:Bernard Purdie にベースで参加しているから仲間うちなんだろう。jazz喫茶のくせしてjazzのコトを知らないなど悪態つかれたりしたが、多くを知らなくて大いに結構、ガボール・ザボのjazz・ragaのオリジナル盤たった1枚からこれだけ凄いjazzが聴けて、これだけ多くの関係性が分かれば滅法面白く、これで十分。人生にたんとはいらね~!

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2017年3月19日 (日)

音色力学 ガボール・ザボ the sorcerer 魔術師

Szaboxガボール・ザボはハンガリー動乱でアメリカへ亡命し、jazz界で活躍してやがて1981年に祖国ハンガリーへ戻るが、1982年の2月26日に亡くなる。ガボール・ザボのレコードはインパルスレーベルとスカイレーベルに止めを刺し、音の良いレコードは録音年代からスカイレーベルまでとなる。1980年代も終わり頃、LAの中古レコード屋さんにインパルスのオリジナル盤(オレンジ黒レーベル)は未だ残っており数ドル~20ドル程度で購入できた。ブルーノートのオリジナル盤などはよっぽどの専門店へ行かないと見られないが、そうゆうお店に辿り着くのが至難でありました。タイトルのthe sorcererは魔術師となるり、その原点はインド音楽でありシタールへと繋がり、同様に影響を受けたのがコルトレーンとなって共通点がある。

J160exxこのザ・ソーサラー魔術師をcelloのパフォーマンスで鳴らそうとしたが鳴らず悔しい思いをした時期もあり、特別な思い入れがある。更にこの録音がされたボストンまで飛んだが痕跡は無かった。演奏しているギターはgretsch(グレッチ)で電気ピックアップを付けて、あの独特のハウリング奏法を織り交ぜている。他の多くはギブソンのj160eで演奏録音しているため、ジョンレノンが使い価値の上がった1964年製を手に入れ音色の研究をした。前置きが長すぎた、要するに原音を知らずしてjazzオーディオは進化のしようがない、が基本的スタンスなのだ。スタインウイのフルコンサートd274は近所のk賀先生の所で弾けば原音は確認できる。幸jazz喫茶をやっている関係上、日本の有名なjazzミュージシャンと親しくなり、楽器の銘柄について質問しといて演奏中に音色を記憶する。これで漸く音色力学の判断材料が揃うことになる。

Emこの音色について実にもっともらしく論評する御仁を見かけるが、ビリー・ホリディなんかとうに生を聴けないのだからこうあるべきなど無いはずで、どんな表現になっても仕方がない。ところが楽器の場合は、セルマー・マークⅥで、5スター・ミディアム・メタルのオットー・リンク・マウスピースと#4リコ・リードが取りつけられてたコルトレーンのテナーは、似たようなセルマーで音色は確認できる。さて振動力学から派生したScan-Speak 15W/8530K00システムの音色は抜群で、自信を持っていた。

Sorcerer常連さんがレコードを聴かせてよ!と言うものだから久しぶりにメインのアルテックシステムに電源を入れ、ガボール・ザボ the sorcerer 魔術師インパルスオリジナル盤をかける。ここのところ音色々と追求して、いささか音力を忘れてしまって、アルテックから飛び出すオリジナル盤の音力に全てが吹き飛んだような気がした。音色力学に音力学を加算しなければならないがレコードオリジナル盤の必要性があり、やはりレコードには適わないか。

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2017年3月17日 (金)

生地から手作りの小さなベーカリー 「よね-パン」

Yone0
その小さなお店から、
つむぎ出されるパンは、
オーナーの人柄のように、
優しく真面目で、
潤いに溢れ、
久しぶりに、
美味いパンに出会えた!
Yone1ロボットベンチャー黎明期に苦楽を共にした仕事仲間が会社を辞して、富士市で生地から手作りの小さなベーカリーよね-パン を始めた。今でこそ立派なビルが立ち就職希望者は引手数多でしょうが当時のスレート屋根に入社して、厳しさに耐えた「よね-パン」さんは本物。
Yone2過日m+aさんと連れ立って突然訪問すると”あんぷおやじさん...ですか?”20年振りの再会の驚きと、お互い過酷な時を過ごした割には顔つきも穏やかで安堵した。積もる話もあるがなんせ開店中のことで、それはおいおいとゆうコトで早々にお暇した。昨日までロボットを売っていた人間がパン屋で大丈夫か?と心配になっていたが実に美味いパンで、よっぽどの覚悟と努力があったのでしょう。最近はチェーン店などの力任せのパンを食べていたから、やはり大切は”小さな魅力ある塊”を再確認した。国道1号線富士バイパスを通過される皆さんは、早川の交差点を富士山側に曲がり、新幹線のガードを越えて信号2つ目を左に曲がれば直ぐです。是非美味しい手作りパンをお求め下さい。
Miles当時「よね-パン」さんの友人はニューヨーク在住のファッションデザイナーで、あの見事に決まったマイルス・デイヴィスの衣装を担当していた。とゆう訳でマイルス・デイヴィスの未公開プライベート録音のテープを当時頂き大事に保管してあり、amp工房最大のお宝です。
その小さな魅力ある塊(よね-パン)はやがて大きな波動を起こす!

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2017年3月15日 (水)

振動力学と電源力学の融合アンプ構造体設計1

Pietaミケランジェロ若干24歳の時の作品ピエタ像が、サンピエトロ大聖堂に収められている。これを見た彫刻家の安田侃(かん)さんは、成すべきことが無い!と現代彫刻へ向かわれた。技術を誇るならばバロックのベルニーニになるのでしょうが、ミケランジェロのピエタ像はブルーノートレキシントン盤のように指先にまでトルク感が漂い、分厚い。ベルニーニの彫刻は現代録音のように情報は有り余るが、指先のトルク感が薄い。思うに人間の才能はどこかで爆発して頂点を極め、ミケランジェロは24歳にして頂点に立ったのではなかろうか?未だ頂点に立てないあんぷおやじ流儀のjazzオーディオも、この先頂点が訪れる可能性を許されている訳だから、案外生きる意味を持たされて良いのかも知れない。

Amp3振動力学と電源力学の融合により全く新しいオーディオアンプが構想され、暫くは設計検討に没頭する。電源が主役でアンプ部が脇役であるコトは随分前から承知していたが、よもや電解コンデンサが主役になるとは思わなかった。むしろ電源においては身分卑しきものの扱いだった。フィルムコンを使うべきとの考え方もあり研究したが、純水的とか蒸留水的になり危険で怪しいjazzの雰囲気は出ない。純銅電解コンデンサの容量は表面積の増幅をやらない為、どうしても外形は大きくなる。今回はΦ400mmの紙管で考えて、外周は1300mmとなり、ofc純銅板長さが1200mmで確実に20μfは確保できる。水晶粒使用量の節約で純銅電解コンデンサの内外部層水晶粒防振層は18mm程度とする。これにより中央空間の径はΦ350mmとなりここに電源トランスや安定化トランジスタを配置でき、上部のアンプ部の高さは100mmと薄型になり、古典管や銅コンデンサなどをofc銅管に入れて下半分は水晶粒に埋まる。電源部もアンプ部も蓋は必要とせず、上アンプ部は下電源部の水晶粒防振機構に圧力を加える重しの役目も兼ねる。

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2017年3月13日 (月)

振動力学 Scan-Speak 15W/8530K00 システム再構築了

Billx画像出展:wikipedia
ロボット納入先のフレモントからサンノゼへ戻り、パロアルト側から101でサンフランシスコへ向かう。サンフランシスコジャイアンツ球場の近くのホテルでjazzクラブ「キーストンコーナー」について聞くが結局分からなくて(1983年に閉鎖)、仕方なしに流行っているjazzクラブを聞くと”デイヴィス・ホールの近くのキム・ボール”と教えてくれた。1989年のコトでありました。1980年9月にビル・エヴァンスはこのキーストンコーナーで最後の演奏をやり、1週間後に亡くなった。この時の演奏が「bill evans trio the last waltz」でビクターから20bitk2で2000年に16,000円で発売されて、直ぐに買った。買ったけど時代は新しく録音は生々し過ぎてチト痩せ気味、演奏は鬼気迫り、殆ど聴いていなかった。ところが今回の振動力学Scan-Speak 15W/8530K00システム再構築で、初めて聴けるようになった。聴くがやはり鬼気迫り直視できない気分で、それでも引き込まれる。

1 小型スピーカユニットを沢山買い込んで試験した結果、スキャンスピークとseasのツイータが残った。流行のプラスチックや金属コーンもテストしたが馴染めず紙コーンであるべきと決め、大きくはアルミヴォイスコイルの音色の違いに気が付き、音色力学の発端となり、アルミヴォイスコイルの使用は禁止した。

2 ウーファの磁石はヴォイスコイルのリニアモーション(超小型直動ユニットでスピーカとはロボットである)により、作用反作用でトルクをモロに受け振動している。そこで磁石部分を紙管で覆い水晶粒を充填して振動を吸収する。かっては重力方向へ振動を逃がす必要と理解していたが、水晶粒による振動自己消費機能で、重力方向へ逃がさなくても良いとなり画像のような構造になった。

3水晶粒で防振構造なった15W/8530K00をフロントフランジ面へ水晶粒防振リングを挟み込んで、モクねじで締め込む。このモクねじ方式はイマイチ解決の方法ではないが当面は仕方ない。段々スピーカの実態が姿を現し、面白くなってきた。

4グラスウールは必需品だが、昔アンプの能力が上がればスピーカ箱の定在波まで取る、とか部屋の定在波まで取る、とか言われてjbl4550bkのグラスウールを撤去して酷い目に合った。jazzオーディオは魔法じゃあないから基本に忠実にやるしかない。15W/8530K00は10リッターくらいの密閉箱になりグラスウールをギュウギュウ詰めにする。ギュウギュウにしても300hz以下の周波数では吸音効果は薄れる。

5水晶粒防振ケーブルを配線してグラスウールを充填した15W/8530K00内部チャンバーに蓋をする。ここはガッチリねじ止めして空気の漏れを遮断する。フリーゲート艦の対潜水艦爆雷みたいな格好に思わず、吹きだす。厚さが5mmのペラペラ紙スピーカエンクロージャの完成です。

6毎度ながら土木作業員になる水晶粒充填作業がハイライトで、理屈抜きのさじ加減が実に楽しい。こんなんで音が良くなるのだから痛快以外のなにものでもない。音圧エネルギーは強大で様々な周波数帯の混合だから水晶粒も中~小更に微細と取り混ぜた水晶粒が良い。早い話がクズ的水晶粒でよろしい。

7これに裏蓋をねじ止めすればウーファの完成となる。この防振筒の容積が23リッターで15W/8530K00内部チャンバーの外容積が13リッター、差し引くと10リッターで水晶粒1リッターあたりの荷重1.68kgを掛けると17kgとなりその他の重量を加算して約23kg、う~ん、何とか持てる。

8続いてseasのツイータ防振構造化作業に入る。紙管はΦ150mmを使い気持ちは少々小さめだが、紙管がΦ150mmの上がΦ200mmとなり巨大化しすぎるが、防振上はΦ200mmにすべきだった。ウーファと同様に水晶粒防振リングとケーブルを用意する。

9こっちの作業はモノも小さいし軽いから直ぐに終わる。SEAS EXCEL T25CF001のドームツイータの金属フランジは、メイプルウッドの削り出しフランジに変えてある。ここを様々な形状やショートホーンも作ったが、楕円の非対称フランジが一番良かったのでそのまま使っている。この時代はまだ分からなかったが、色々やって防振効果を探っていたのだ。

0x音出しをした後の調整に手間どった。altecのユニットを使うときは比較的楽にネットワーク調整はできるが、現代スピーカはそうはいかず難しい。6dbの遮断ではまるでダメで最低でも12dbの必要がある。これは世界中のこの手のスピーカマニアが研究済みの内容で今更、amp工房ではこれっきりにしてaltecかjblの古典スピーカだけにする。昨日はアンプラボ開校日、一番乗りはkuraiman社長氏で形状にたまげて、この難工事の健闘を称えてくれた。続いて名工ミルトさん、音が宙に浮いている!と面白い表現を使う。これは音響回折が減少してスピーカの存在を消し去った結果なのだ。最後に弟子のt-mon君が凄い凄いの連発で、重心は下がり空間が広がったと小学生とは思えない評価に脱帽。作者の評価としたら音色と解像度の凄さは特筆ものだが、位相特性はまだまだ、繊細極まりないビル・エヴァンスの再生に最も適している。アンプラボ開始開口一番”もう2度とやらね~!”高価なお代でユニット合計20万円、これならばaltec a7のユニットセットが手に入り...

Billxxx1980年9月のキーストンコーナーでの演奏を最後に録音は途絶えてしまった。クスリもやらずに後10年長生きしてくれたなら、ニューヨークかサンフランシスコで会えたはずだが、この鬼気迫る演奏が出来たかどうかは余人に代え難しで、立ち入る隙は無い。ロボットベンチャーの成功する時期が遅きに失した感はあるが、これも運命だから仕方がない。本Scan-Speak 15W/8530K00スピーカシステムは、ビル・エヴァンスに捧げて”ビル・エヴァンスモデル”と命名しよう...了

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2017年3月11日 (土)

振動力学 Scan-Speak 15W/8530K00 システム再構築3

3113.11レクイエムです。
台北に居ました。
3月の台北は寒く、
ブラウン管式のテレビにしがみついて、1夜明かしました。
漢字だけの表現は、
恐ろしい文字の羅列でした。

0xパーカショニストのnakaさんのaltec model15改造時に、アッテネータ4個がガリでusa製の巻き線型に交換した。altec製だから貴重品で、いずれ改造して使おうと、とっておいて今回の登場となった。nakaさんがみえたので自慢げに”ワイパーの銅から直接ofc配線を出して、最強のアッテネータになったぞ!”と言うと、nakaさんは”ハ~”とつれない返事。グルグル巻いてある巻き線抵抗がニッケルクロムでハンダも付かない。銅ワイパーをスライドさせるから耐磨耗性でニッケルクロム線になり、製品上やむ得ない。m+aさんが”あ~それ、ヴォリュームで値を合わせて固定抵抗に替えてます!”とあっさりした返事。この事故で音はつまらなくなり対策に2昼夜費やし、ブログのアップもままならず全くご苦労な話で、アッテネータとヴォリュームは鬼門です。しかもaltec製じゃあなくて国産品だったとゆう落ちまで付いて...

5x本来の目的はスピーカボックスに超高級な木材を使わないで、紙だって良い音を出せる証明だった。スピーカの胴体は紙管で紙、これの蓋はmdfで紙みたいなもので、従って紙細工スピーカ箱となる。ん?どこかで見たような気がしない訳でもないが、まあいいか。構造は外側がΦ300mm、 15W/8530K00用の内部紙管がΦ250mmで内容積は12リッター、水晶粒防振層は前後が30mm、直径方向が20mmで水晶粒使用量を最低限とした。
1_3紙管はウーファ外筒300mm、ウーファ中筒250mm、ウーファ水晶仕切り200mm、ツイータ外筒150mm、ウーファマグネット筒125mmの5種類となる。これを真直ぐ切断するのにコツがあり、円周方向へケガキ線を入れ、そのケガキ線の上にノコ歯を入れていっぺんに切らない。こうするとノコ歯がガイドになってケガキ線通りに切れる。それを強引に切ると曲がり始めてボツになってしまう。
2面倒がmdfの丸板カットで糸ノコ作業になる。今回は大小合わせて16枚も切らなくてはならず、くじけそうになる。額に汗し夢中になって切っていると、ユウパックのお姉さんが何時の間にか後ろに立っており”上手く丸に切れますね~”と褒められたものだから、つい”高速でコーナーを抜ける時、いっぺんで切り込むと滑り出し、縫うように左右に小刻みにハンドル操作しながら滑り出す直前でコーナーを抜ける、これをソーイングと言い...このに糸ノコもソーイングで振りながら滑らないように切ります。”
3何よりありがたいのが日光で、それにこの季節は風が若干強くなり接着剤の乾燥に日干しする。下校途中の小学生達が”おじさん何屋さん、何を作っているの?”と聞くものだから、つい”jazz喫茶で研究所でサボテン屋で、スピーカの箱を作っているんだ、良い音がするんだぜ、面白いだろう!”
4塗装はamp工房の真骨頂で黒のつや消しを2~3度塗りする。黒い丸い筒は何とも迫力があり、凄い音を期待してしまう。
01x久しぶりにスピーカを解体してユニットを取り出す。ウーファはスキャンスピークのミッドウーファScan-Speak Revelator 15W/8530K00になり、仕様はインピーダンスが8Ωで出力音圧レベルが85.5dbとなる。コーン紙を重くして径は小さいが低音を良く出るように作られた現代スピーカで、問題は低能率の85.5db、altecの100dbのスピーカに比べて28倍の電力が必要で、カニンガムcx345アンプでは苦しい所以です。
02xツイータはSEAS EXCEL T25CF001のドームツイータで、仕様はインピーダンスが6Ωで出力音圧レベルが91dbとなる。ウーファとの能率差は5.5dbありこれをネットワークコイルからタップを出して減衰させる。計算上は1/3.5で良いのだが、実際にはもっと減衰させないと煩い。なおクロスオーバー周波数は5khzとしている。

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2017年3月10日 (金)

振動力学 Scan-Speak 15W/8530K00 システム再構築2

000テストで音出しをすると音がつまらない。青ざめてあれやこれやと悪戦苦闘する。国産の巻き線式アッテネータにしたのがしくじりで、この巻き線抵抗がニッケルクロム線だからアウトになる。ヴォリューム1個で音が破壊するのだから恐ろしい。成功すれば意気揚々だが失敗すれば意気消沈、人間なんて現金なものだ。しかし失敗の場合は分析を十分にやっておかないと同じ間違いを又やってしまう。スピーカのように電力を扱う所のニッケルクロム線は厳禁ということ。

0画像のスキャンスピーク・スピーカシステムは15年ほど前に小型スピーカの研究をやっているときに作ったもので12dbのネットワークを内臓している。ツイータのレベル調整はフィルターコイルにタップを出し接続している。でありますからレベル調整はデジタルになってしまい、つい便利さから国産のスピーカ用定インピーダンス型アッテネータを使って音楽を破壊した、肝に銘じよう。

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2017年3月 7日 (火)

振動力学 Scan-Speak 15W/8530K00 システム再構築1

1サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを渡った先に、Muir Woods National Monument (ミューア・ウッズ国定公園)があり、樹齢1000年クラスのRed Woodの巨木が林立している。中央の木鳥の置物はそこの土産物売り場で購入したもので、当時はいっとう苦しい時期で、その苦しさを忘れない為に常に身近に置いてある。アンプラボの研究員達が安曇野の水のダンボール箱で作られたスキャンスピーク・スピーカシステムを見て、”作り直した方が良いんじゃあない?”と忠告をくれる。深夜妙なる音色を聴いていると、時折パラリと水晶粒の落下する音が聴こえる。

Waxcoilxx”いや、まだアイディアが足りないから待つ!”待っていると、やがて突然閃き行動開始です。音色力学が進化してマルチアンプシステムもやっと出来るようになったが、この小型スピーカシステムではネットワークを使う。m+aさんが”Jantzen-Wax-Coilが凄いね!”と言っていたので分析すると、純度99.99%で4nの銅箔を硬質度の紙で挟み、パラフィンワックスを含浸させた防振構造となっており、音が良いとの推論がついた。しかしながら、コイルを巻いているのだから内部と外側では振動吸収の挙動が違い、更にワックスの持つ共振周波数の問題もあり、パーフェクトとは言い難い。

2_2だいたいが何で銘柄によって音の良し悪しが出るのか皆さんにも考えて頂きたい。思うに銅素材は概ねofc純銅化されているから50歩100歩で、5nと6nの差なんか我らの駄耳では分かりっこないので気にしない。タフピッチ銅からofc純銅の差なら誰でも分かる。すると残された大きなファクターは振動対策がどうされているかにかかっている。でありますからコイルを樹脂で固めるなどもっての外なのだ。

3常用のmundorf(ムンドルフ)コイルは使わず、今では普及品になってしまい、音も別にのカナダソレンのコイルをあえて使う。先ずはlcrメータでソレンの値を測定する。0.33mhの公称値に対して0.39mhと出たが、lcrメータも高齢で余り値に神経質にならない。

4ここで登場が純銅電解コンデンサを作り上げたテクノロジーで、振動力学上の平たい顔族にするしかない。Scan-Speak 15W/8530K00はミッドレンジだがフルレンジ風にして使い、味付けにセアスのツイータを使う。6dbの計算をすると0.1mhと出て、今の巻き径からΦ55mmの紙管にして1重巻きにすると、1/3程度と概略計算が出来る。

5巻く、とにかく力を入れてひたすら巻く、だから言っているでしょ!jazzオーディオは腕力だって。ソレンを解いて巻くから線の癖があり美しくは巻けないが、まあいいか。値は0.12mhで見事に概略計算と一致し、巻き長さは105mmとなる。値は小さくなり図体は巨大化してあんぷおやじ流儀の真骨頂です。外側に10mm程度のセロテープを2箇所張り、コイルが動かないようにしておいて紙管を抜き取る。これをofc純銅のパイプへ入れて水晶粒を充填すれば、コイルの両面に直接水晶粒が接触して防振効果が最大となり、最強のネットワークコイルが出来る...続く。

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2017年3月 5日 (日)

jazzオーディオ抽象化論

Gra密命を帯びての会社訪問であったが、パトリオットのジャイロも担当した気さくな開発部長は惜しげもなく新たな思想とヒントを与えてくれた。それがロボットにおける物体抽象化論の足がかりとなり、勿論成功して世界に冠たるロボット会社へと発展するのでありました。ここで重要は人間ゲインのアンプであり、ヒントは1個かもしれないがそれを人間ゲインでアンプして無限に増幅し、これで物体抽象化は加速される。もう25年も前のことで、その事実は歴史に埋もれてしまい、真実は知らなくても適当に歴史は作られてしまうから用心しよう。成功は人間に信念を与え、jazzオーディオにおいても物体の抽象化論を持ち出し適応を考え続けていた。何種類かの物体抽象化を行ったが、凄い!はその形態だけで、音は別にで、いささか自信を無くしていた。

Ab2それが遂にやってのけたのである。この画像を見て欲しい、ラインアンプとパワーアンプそれにスピーカだが、スピーカを除いては得体は知れない。スピーカもこれから得体の知れないとんでもないモノになる。これこそが物体抽象化論で、競争相手は居ないから戦わずして勝てるし、ベンチャー企業における切り札的手法なのだ。最近の政治家は殆ど怪しく雄弁なだけで信用は出来ない、我らがjazzオーディオは決して雄弁ではなく朴訥としているが信用でき、抵抗や古典管や純銅電解コンデンサが配線とゆうネットワークで繋がり、真実のコルトレーンを語ってくれる。

Cucその決定的物体抽象化が純銅電解コンデンサで、コンデンサの銅の筒の中に電源トランスと整流器を入れて、純銅電解コンデンサトランスとなり、何と呼んだら良いのだろうか?得体は知れなくなる。美術手帳にシビレ理論を先行させ描くことをしない頭でっかちの抽象派論客にさんざんやられたが、基礎基本が大事でひたすらコツコツ努力をして描いていると、頭でっかちを超えて絵が、音が、雄弁に語り始めそれらが論客となる。この物体抽象化論は滅法音が良いのだ。

1前エントリーで純銅電解コンデンサ箱を正方形にしようと分別臭いことを言ったが、人間分別臭くなったらお終いで分別を捨てよう。これが最終形の純銅電解コンデンサ電源で、当初の予定通り対戦車地雷型にしたma16、赤の信管に相当する部分は鉄の重り7kgを積載して、水晶粒に圧力を掛け防振効果を高める。

4 物体抽象化はアンプの体を破壊し、ついでに常識も破壊し、その原点はいっとう簡単な無帰還回路になり部品点数は必要最小限にし、個別部品の純銅化により巨大化し、この時点で部品の存在ではなくなり、cpuこそ搭載していないがインテリジェント化されて意志を持つ。

3その決め手が水晶粒防振構造化ケーブルなのだ。数年前になるが、最初のケーブルが画像のもので、カルダスゴールデンリファレンスのスピーカケーブルに、水晶粒をガムテープに貼り付け、それを何重にもグルグル巻きにして与圧を掛けながら防振構造化したもので、現在の原型になる。ケーブルドライブでバッファアンプが必要とか言うが、防振構造化したらその必然性も薄れ、アンプ部品の離合集散は自由自在となる。この水晶粒防振ケーブルが縦横に走り、強大化した部品の話し合い機構となる。

2アンプ筐体のカタチは各部品の形状が丸くなるので、丸型にした方が理に適っている。ma20(20インチ)純銅電解コンデンサの外径はΦ515mmで、これに載るアンプの外径はΦ460mmが丁度良く、2段構成となる。丸型筐体の底には水晶粒が敷き詰められ、各部品の水晶粒防振ケーブルがその中に埋まる。表面には丸型のofc純銅管が林立し、古典管やコンデンサやチョークコイルや抵抗がそれに収められ水晶粒地面に下部を埋め込む。まるで都市計画で、ビルは立ち並び地下には電力や通信のケ-ブルが張り巡らされる。そして限りなく物体の抽象化は進みアンプは彫刻芸術を思わせ、これで漸く我が偉大なるメンター彫刻家ミケランジェロと対峙できる。

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2017年3月 3日 (金)

電源力学 電源の力に導かれて

Dcdcxxx出展:FEEC Future Energy Electronics Center
電源力学から電源が音を出していることは分かって、電源をなんとかしてやろう作戦に出るが、解決の糸口が見えない。我らが商売上の太陽電池関連のテクノロジーを持ち込めば、明るい未来が見えそうだが、そうはいかない。画像の回路で1はフルブリッジ回路で今ならば流行のsicを使うが、半金属で音色が悪い。2の高周波トランスは良くなる可能性は大いにある。3のダイオードはファーストリカバリで半金属だが電源蜜結合上やむを得ず、ここに整流管を持ってくると粗結合になって、電源力学が崩れる。4の高周波チョークコイルはカイゼンの余地が大いにあり。今回は5の電解コンデンサを半解決(全解決ではない)した。それで、たいてい考えるのが1のフルブリッジ回路を真空管にすれば良いやんけ、となるが真空管はsicやmosfetより音色は良いが、素材がニッケルとタングステンで純銅より音色は落ちる。かくして従来どおり2,3,5の電源トランス、整流器、コンデンサの電源3種の神器から抜け出せず、何にもしない方が良いとなってしまう。コトを起こす場合、音色の良くなる方向か?悪くなる方向か?見定めることができれば無駄な投資(時間とお金)をしなくて済む。

00銅のダイオードができるかどうかは分からないが、とりあえず電源トランスと電解コンデンサの研究はこの先も続く。かって製作したカウンターポイントsa3.1用のモンスター電源は、電源トランスにノイズレストランスmen-10-2010の200v/100v,2kvaを解体して使い、電解コンデンサはプリウスモータを回した12,000μf 450vを2本使い24,000μf としていた。思想は力ずくで音を出してやろうで、参考まで部品代だけでも20万円もする、お代がモンスターの電源でありました。凄い音は出たが、結局は水晶粒防振効果によるもので、高額で強大な部品によるものではなかった。

1こうゆうアホ的な限界実験をやっておくと答えの収束が案外早くて、決してムダではない。電解コンデンサは容量の大きさよりもマイナス極の銅化とコンデンサ全体を水晶粒で防振して音が良くなり、大容量の必要がなくなった。今回は電源トランスで大小容量の問題に切り込んでみる。赤丸印は今回開発の純銅電解コンデンサ、ma15対戦車地雷型箱を正方形として中央の水晶未充填地区に黄色丸印の電源トランスを配置した。特許構造?純銅電解コンデンサも特許は出していないのだから一応著作物としておこう。

2パワーアンプは古典管カニンガムcx345で、トランスの交流巻き線で200vもあれば良い。最初に1kvaのトランスで実験を行う。公正を期するためトランスは徹底解体を行いコイルをむき出しにする。1kvaのトランスともなると巻き線が太く、カッターナイフの刃が少々入ってもウレタン線が切れないから作業は楽だ。

4x 中央の水晶未充填地区へ解体した1kvaのトランスを置く。2次側ac200v5aのタップにダイオードの31df6をブリッジし、その出力と純銅電解コンデンサの±を配線し、cx345パワーアンプメインdc電源へ接続する。中央へ電源トランスなど置く予定がなかったから水晶粒防振効果が若干弱めになる。

5本プロジェクトのハイライトは水晶粒充填作業で、エレクトロニクスエンジニアから土木作業員へ変身する。正方形にした理由があり、円筒では見た目は面白いが扱い難い面がある。ラインアンプやパワーアンプ全ての電解コンデンサを純銅化防振構造化するため、本システムのようにいっとう重要なアンプ用メイン電源は純銅電解コンデンサと一体化して、別置きdc電源ユニットとして纏め上げる。併せてこの箱には蓋を付けず、上に載ったアンプの防振ベースにもなり、アンプの荷重は水晶粒防振効果を高める為の圧力にもなる。ここが実に巧妙な仕掛けなのだが、分かりますかね?

8音出しは、半分事件です!ラインアンプの電解コンデンサを純銅電解コンデンサに交換した時の、あの衝撃が無い。これは1kvaのトランスの音色や防振効果不足ではなくて、カニンガムcx345パワーアンプに、音楽力が増した時耐えられない部分があるのだ。直ぐに気が付き、出力トランスoptの鉄缶を本格的防振構造化する。

6mdfで即席出力トランス箱を作る。配線も仮配線でいい加減だったので、箱の内部で接続し丸ごと防振構造化する。アンプから出ている出力トランスの配線2本を纏めて水晶粒で防振ケーブル化する。最近はあんぷおやじ流儀を真似して水晶粒防振ケーブルを作る御仁も見かけるが、圧力を加える概念が不足しているように思える。

7xxこれが完成した出力トランス水晶粒防振構造で、上部の重りは発電機用でゴロゴロしているから借用した。この鉄の円柱で7kgある。この荷重で水晶粒に圧力を加え防振効果を高める。音出しは、もう事件です!見事にしわ寄せがとれて純銅電解コンデンサの効果が出た。余りに凄いものだから小型トランスの変更は後回しにする。

92 電源の力に導かれて今回ほど自由に動き回るプロジェクトもない、古典管カニンガムcx345パワーアンプの電解コンデンサを純銅化しようとしたが、材料が無い。買っているほど時間の余裕が無いので、あり合せのmdfで作るならば正方形になり、トランスを入れて電源になり、アンプの防振ベースになり、今後のアンプラボにおける全てのアンプの標準形になってしまった。

0jazzオーディオは部品の1個を見ても小宇宙で、それらが重なり合い複合技術の雄大なシステムとなり、1人プロジェクトxからすればnasaを1人でやっているようなものだ。1人プロジェクトxの先駆者ミケランジェロは、システィーナ礼拝堂の天井画を1508年から1512年にかけて1人で描いた。4年の歳月をかけて描き始めと描き終りに調和が取れていることは、不動の思想と信念を持っているからで、大いに参考になる。jazzオーディオにも不動の思想と信念が必要で、さもないとシステム構成がコロコロ変わる。
jazzオーディオ3種の神器は次の通り。
1 水晶粒防振構造
2 電源蜜結合
3 純銅素材
これをゆるぎない思想と信念としている。

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2017年3月 1日 (水)

素材力学 純銅フィルムコンデンサ開発中断

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今回は相手が悪かった!
電解コンデンサの純銅化は競争相手が居ないから戦わずして勝てたが、Duelund社の銅コンデンサは相当にゲージュツ的センスの開発者が作ったと思われるコンデンサで、音色抜群でjazzの表現力は圧倒的、これを超えるのは至難と思われる。Duelund社の銅コンデンサは高価(5万、10万円はザラ)でモノによっては時価となっており恐るべし銅コンデンサと形容したが、お代も恐るべしなのだ。

1内部構造は積層だが丸ではなく平たくグルグル巻いており、銅箔や銀箔に絶縁体の紙にオイルを含浸している。積層だがjensen社の銅コンデンサと同じように両端に±の箔をはみ出させまとめてリード線をハンダ付けしている。

2電極のofc純銅板は1mmの扱い辛さに閉口して、今回はカップリングコンデンサで信号経路もあって0.2mmとした。誘電体のテフロンフィルムは商品名ニトフロンno.900ulで、4ふっ化エチレン樹脂(ptfe)のフィルムで、誘電率と誘電正接ともに最小、高絶縁抵抗、高破壊電圧などすぐれた電気特性をもっており最適と採用した。

3_2純銅電解コンデンサと違い乾式だから実に簡単にフィルムコンデンサが出来る。注意すべき点はただの1点のみ、テフロンフィルムの厚みが0.05mmでゴミなどで穴が簡単に開きショートし易いので、クリーンルームなどで作業を行うイメージを持とう。Φ300mm紙管、ofc純銅0.2mm、テフロンフィルム0.05mm、ofc純銅0.2mm、最外周はアスクルの保護用のテープをグルグル巻きとする。これで出来上がり、静電容量を測定すると0.022μf で、この問題が最後まで尾を引く。

4_2早速カニンガムcx350ラインアンプのDuelund社の銅コンデンサからアンプラボ純銅フィルムコンデンサに切り替え、音出しをする。残念ながら事件にはならなかった。まあ強敵Duelund社の銅コンデンサが相手だから善戦したと言うべきなんだろう。問題の第一にこの容量で材料費が数千円も掛かりjensen社の銅コンデンサなら買えるお代、次が大きさでΦ300mmで高さ200mmが0.022μfだから0.2μfにするには10倍で高さが2mになってしまい、エントリーで予言したようにヴァチカン広場の柱になってしまう。仮に高さが2mになっても事件になるくらいの凄い音ならやるが、事件にならずで次なるアイディアが出るまで中断としよう。

8画像のようにjensen社の銅コンデンサ油入りを解体して、水晶粒防振構造化した銅コンデンサが、アンプラボの標準と決まる。Duelund社の銅コンデンサの外装に使用している硬質紙管は振動対策に有利だが、流石にamp工房水晶粒防振構造には適いっこない。

51歯医者に通っており朝一番で出掛けると、駐車場にテスタロッサが止まっていたので背後に駐車した。イタリアかぶれは勿論一番乗りたい車で、ミラノ本店まで行ったくらい。丁度帰りが同じ時間で、我が軽4花屋の車に向かってエンジンを掛ける。5リッターでv12のエンジンは起動時の摩擦が大きく掛かるではなくて、バ~ンと完全に爆発した音に度肝を抜かれる。(エンブレムの512は5000ccで12気筒の意)年齢を重ねると多少利口になるようで「何かを失い何かを得る」自然の法則から、このテスタロッサを得たいとは思わない。

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