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2017年3月29日 (水)

レオナルド・ダ・ヴィンチ力学 純銅コンデンサの考察と製作

Vinci2万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチは己を無学の徒であると言い、しかし全ての有学の徒に勝利して偉大な歴史となった。とてもじゃあないが全てに精通するなど我ら凡人には出来ない話だが、少なくともjazzオーディオにおいてはレオナルド・ダ・ヴィンチ力学をすべきと思う。レオナルド・ダ・ヴィンチ力学とは科学と芸術の融合で、科学を昇華させると芸術になり、芸術を解析すると科学になる。でありますからjazzオーディオを標榜する方は、jazzの芸術性を如何にして科学で引き出すかにあります。

1その1つが純銅電解コンデンサでそこから多くの発見があり、未来へ進道しるべが出来た。安いjensen社の銅コンデンサを水晶粒防振構造化すると、高額なDuelund社銅コンデンサを超えてしまい朗報であります。jensen社の銅コンデンサはリード線に良かろうと銀単線を使用しているが、これは具合が悪い。

2 チャンデバとラインアンプとパワーアンプのカップリングコンデンサ全ては高額なDuelund社銅コンデンサから安いjensen社の銅コンデンサに変更だが、ご覧のような難作業が待ち構えている。銅箔と誘電体フィルムが密集して巻かれており、解剖時に外側に傷を付けるとショートしてしまい使い物にならなくなる。でありますからこの作業だけはアンプラボ研究員にやらせない。

3ニッパでジョキジョキ解剖して銅コンデンサエレメントを取り出し、オイルコンの油も捨てる。オイルコンだから音が良いと言われる御仁はここで科学して、なぜ音が良いか明快にしないと、ただ音が良いだけで終わってしまう。元来オイルコンは耐圧不足からオイル漬けにした歴史がある。交流コンデンサだがちゃんと極性(巻き始めと巻き終わり)の表示がありありがたい。

4最近パーカショニストのnakaさんが粘って交渉した結果、水晶粒の細目(3~5mm)を大量に入手可能にしてくれて大手柄でありました。1人100~200kgは直ぐに使うから纏めると1トンにもなり、小売業者からではとてもじゃあないが購入出来ない。その細目水晶粒をふんだんに使用してラインアンプ用の銅コンデンサを防振構造化する。

5ofc純銅筒も厚さが0.2mmとなり剛性が上がって安心感が増した。水晶粒細目を溢れるくらい純銅筒へ充填して蓋をする。0.1mmの時は充填で銅筒サイドを叩くと凹みが出たりして苦労したが、0.2mmではそれが無い。

6大は小を兼ねずで、300wのハンダゴテをどうしようか使いあぐねていた。第一重すぎて微細な作業は出来ずで、握り締めて使うが腕力が落ちてしんどい。フツーのコテで何箇所か点付けしておいて、この火力強烈なハンダゴテで滑らせると今までの苦労が嘘みたいに綺麗に速く付く。0.2mmofc純銅板の筒作りも漸くマスターした。

7nakaさんとa-ponさん仕様の古典管ラインアンプ1台分の抵抗、コンデンサ、真空管の勇姿が出来上がる。Duelund社銅コンデンサもjensen社の銅コンデンサも電極、言い換えれば端子を銅にしたに過ぎない。電流の流れ道が銅であってコンデンサそのものは銅ではない。迂闊だった!レオナルド・ダ・ヴィンチ力学で考えると、誘電体をフィルムから銅にしなくてはならない、しかしそれは無理な話で結局の所銅コンデンサと威張って見せても、フィルムに過ぎない。ここで次なるステップが思いつく。第一は電解コンデンサのプラス極アルミ箔を純銅でサンドイッチして仮の金属コンデンサの実験をする。第2は銅の酸化皮膜生成で銅金属コンデンサを作る。ここでヴァイオレンス住職の言葉を思い出す。”あんぷおやじー、まだやることがあるのですか?”全くレオナルド・ダ・ヴィンチ力学からすればほんの入り口でウロウロしているに過ぎず、やることはなんぼでもある。

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