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2017年3月 3日 (金)

電源力学 電源の力に導かれて

Dcdcxxx出展:FEEC Future Energy Electronics Center
電源力学から電源が音を出していることは分かって、電源をなんとかしてやろう作戦に出るが、解決の糸口が見えない。我らが商売上の太陽電池関連のテクノロジーを持ち込めば、明るい未来が見えそうだが、そうはいかない。画像の回路で1はフルブリッジ回路で今ならば流行のsicを使うが、半金属で音色が悪い。2の高周波トランスは良くなる可能性は大いにある。3のダイオードはファーストリカバリで半金属だが電源蜜結合上やむを得ず、ここに整流管を持ってくると粗結合になって、電源力学が崩れる。4の高周波チョークコイルはカイゼンの余地が大いにあり。今回は5の電解コンデンサを半解決(全解決ではない)した。それで、たいてい考えるのが1のフルブリッジ回路を真空管にすれば良いやんけ、となるが真空管はsicやmosfetより音色は良いが、素材がニッケルとタングステンで純銅より音色は落ちる。かくして従来どおり2,3,5の電源トランス、整流器、コンデンサの電源3種の神器から抜け出せず、何にもしない方が良いとなってしまう。コトを起こす場合、音色の良くなる方向か?悪くなる方向か?見定めることができれば無駄な投資(時間とお金)をしなくて済む。

00銅のダイオードができるかどうかは分からないが、とりあえず電源トランスと電解コンデンサの研究はこの先も続く。かって製作したカウンターポイントsa3.1用のモンスター電源は、電源トランスにノイズレストランスmen-10-2010の200v/100v,2kvaを解体して使い、電解コンデンサはプリウスモータを回した12,000μf 450vを2本使い24,000μf としていた。思想は力ずくで音を出してやろうで、参考まで部品代だけでも20万円もする、お代がモンスターの電源でありました。凄い音は出たが、結局は水晶粒防振効果によるもので、高額で強大な部品によるものではなかった。

1こうゆうアホ的な限界実験をやっておくと答えの収束が案外早くて、決してムダではない。電解コンデンサは容量の大きさよりもマイナス極の銅化とコンデンサ全体を水晶粒で防振して音が良くなり、大容量の必要がなくなった。今回は電源トランスで大小容量の問題に切り込んでみる。赤丸印は今回開発の純銅電解コンデンサ、ma15対戦車地雷型箱を正方形として中央の水晶未充填地区に黄色丸印の電源トランスを配置した。特許構造?純銅電解コンデンサも特許は出していないのだから一応著作物としておこう。

2パワーアンプは古典管カニンガムcx345で、トランスの交流巻き線で200vもあれば良い。最初に1kvaのトランスで実験を行う。公正を期するためトランスは徹底解体を行いコイルをむき出しにする。1kvaのトランスともなると巻き線が太く、カッターナイフの刃が少々入ってもウレタン線が切れないから作業は楽だ。

4x 中央の水晶未充填地区へ解体した1kvaのトランスを置く。2次側ac200v5aのタップにダイオードの31df6をブリッジし、その出力と純銅電解コンデンサの±を配線し、cx345パワーアンプメインdc電源へ接続する。中央へ電源トランスなど置く予定がなかったから水晶粒防振効果が若干弱めになる。

5本プロジェクトのハイライトは水晶粒充填作業で、エレクトロニクスエンジニアから土木作業員へ変身する。正方形にした理由があり、円筒では見た目は面白いが扱い難い面がある。ラインアンプやパワーアンプ全ての電解コンデンサを純銅化防振構造化するため、本システムのようにいっとう重要なアンプ用メイン電源は純銅電解コンデンサと一体化して、別置きdc電源ユニットとして纏め上げる。併せてこの箱には蓋を付けず、上に載ったアンプの防振ベースにもなり、アンプの荷重は水晶粒防振効果を高める為の圧力にもなる。ここが実に巧妙な仕掛けなのだが、分かりますかね?

8音出しは、半分事件です!ラインアンプの電解コンデンサを純銅電解コンデンサに交換した時の、あの衝撃が無い。これは1kvaのトランスの音色や防振効果不足ではなくて、カニンガムcx345パワーアンプに、音楽力が増した時耐えられない部分があるのだ。直ぐに気が付き、出力トランスoptの鉄缶を本格的防振構造化する。

6mdfで即席出力トランス箱を作る。配線も仮配線でいい加減だったので、箱の内部で接続し丸ごと防振構造化する。アンプから出ている出力トランスの配線2本を纏めて水晶粒で防振ケーブル化する。最近はあんぷおやじ流儀を真似して水晶粒防振ケーブルを作る御仁も見かけるが、圧力を加える概念が不足しているように思える。

7xxこれが完成した出力トランス水晶粒防振構造で、上部の重りは発電機用でゴロゴロしているから借用した。この鉄の円柱で7kgある。この荷重で水晶粒に圧力を加え防振効果を高める。音出しは、もう事件です!見事にしわ寄せがとれて純銅電解コンデンサの効果が出た。余りに凄いものだから小型トランスの変更は後回しにする。

92 電源の力に導かれて今回ほど自由に動き回るプロジェクトもない、古典管カニンガムcx345パワーアンプの電解コンデンサを純銅化しようとしたが、材料が無い。買っているほど時間の余裕が無いので、あり合せのmdfで作るならば正方形になり、トランスを入れて電源になり、アンプの防振ベースになり、今後のアンプラボにおける全てのアンプの標準形になってしまった。

0jazzオーディオは部品の1個を見ても小宇宙で、それらが重なり合い複合技術の雄大なシステムとなり、1人プロジェクトxからすればnasaを1人でやっているようなものだ。1人プロジェクトxの先駆者ミケランジェロは、システィーナ礼拝堂の天井画を1508年から1512年にかけて1人で描いた。4年の歳月をかけて描き始めと描き終りに調和が取れていることは、不動の思想と信念を持っているからで、大いに参考になる。jazzオーディオにも不動の思想と信念が必要で、さもないとシステム構成がコロコロ変わる。
jazzオーディオ3種の神器は次の通り。
1 水晶粒防振構造
2 電源蜜結合
3 純銅素材
これをゆるぎない思想と信念としている。

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