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2017年3月 1日 (水)

素材力学 純銅フィルムコンデンサ開発中断

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今回は相手が悪かった!
電解コンデンサの純銅化は競争相手が居ないから戦わずして勝てたが、Duelund社の銅コンデンサは相当にゲージュツ的センスの開発者が作ったと思われるコンデンサで、音色抜群でjazzの表現力は圧倒的、これを超えるのは至難と思われる。Duelund社の銅コンデンサは高価(5万、10万円はザラ)でモノによっては時価となっており恐るべし銅コンデンサと形容したが、お代も恐るべしなのだ。

1内部構造は積層だが丸ではなく平たくグルグル巻いており、銅箔や銀箔に絶縁体の紙にオイルを含浸している。積層だがjensen社の銅コンデンサと同じように両端に±の箔をはみ出させまとめてリード線をハンダ付けしている。

2電極のofc純銅板は1mmの扱い辛さに閉口して、今回はカップリングコンデンサで信号経路もあって0.2mmとした。誘電体のテフロンフィルムは商品名ニトフロンno.900ulで、4ふっ化エチレン樹脂(ptfe)のフィルムで、誘電率と誘電正接ともに最小、高絶縁抵抗、高破壊電圧などすぐれた電気特性をもっており最適と採用した。

3_2純銅電解コンデンサと違い乾式だから実に簡単にフィルムコンデンサが出来る。注意すべき点はただの1点のみ、テフロンフィルムの厚みが0.05mmでゴミなどで穴が簡単に開きショートし易いので、クリーンルームなどで作業を行うイメージを持とう。Φ300mm紙管、ofc純銅0.2mm、テフロンフィルム0.05mm、ofc純銅0.2mm、最外周はアスクルの保護用のテープをグルグル巻きとする。これで出来上がり、静電容量を測定すると0.022μf で、この問題が最後まで尾を引く。

4_2早速カニンガムcx350ラインアンプのDuelund社の銅コンデンサからアンプラボ純銅フィルムコンデンサに切り替え、音出しをする。残念ながら事件にはならなかった。まあ強敵Duelund社の銅コンデンサが相手だから善戦したと言うべきなんだろう。問題の第一にこの容量で材料費が数千円も掛かりjensen社の銅コンデンサなら買えるお代、次が大きさでΦ300mmで高さ200mmが0.022μfだから0.2μfにするには10倍で高さが2mになってしまい、エントリーで予言したようにヴァチカン広場の柱になってしまう。仮に高さが2mになっても事件になるくらいの凄い音ならやるが、事件にならずで次なるアイディアが出るまで中断としよう。

8画像のようにjensen社の銅コンデンサ油入りを解体して、水晶粒防振構造化した銅コンデンサが、アンプラボの標準と決まる。Duelund社の銅コンデンサの外装に使用している硬質紙管は振動対策に有利だが、流石にamp工房水晶粒防振構造には適いっこない。

51歯医者に通っており朝一番で出掛けると、駐車場にテスタロッサが止まっていたので背後に駐車した。イタリアかぶれは勿論一番乗りたい車で、ミラノ本店まで行ったくらい。丁度帰りが同じ時間で、我が軽4花屋の車に向かってエンジンを掛ける。5リッターでv12のエンジンは起動時の摩擦が大きく掛かるではなくて、バ~ンと完全に爆発した音に度肝を抜かれる。(エンブレムの512は5000ccで12気筒の意)年齢を重ねると多少利口になるようで「何かを失い何かを得る」自然の法則から、このテスタロッサを得たいとは思わない。

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