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2017年3月 7日 (火)

振動力学 Scan-Speak 15W/8530K00 システム再構築1

1サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを渡った先に、Muir Woods National Monument (ミューア・ウッズ国定公園)があり、樹齢1000年クラスのRed Woodの巨木が林立している。中央の木鳥の置物はそこの土産物売り場で購入したもので、当時はいっとう苦しい時期で、その苦しさを忘れない為に常に身近に置いてある。アンプラボの研究員達が安曇野の水のダンボール箱で作られたスキャンスピーク・スピーカシステムを見て、”作り直した方が良いんじゃあない?”と忠告をくれる。深夜妙なる音色を聴いていると、時折パラリと水晶粒の落下する音が聴こえる。

Waxcoilxx”いや、まだアイディアが足りないから待つ!”待っていると、やがて突然閃き行動開始です。音色力学が進化してマルチアンプシステムもやっと出来るようになったが、この小型スピーカシステムではネットワークを使う。m+aさんが”Jantzen-Wax-Coilが凄いね!”と言っていたので分析すると、純度99.99%で4nの銅箔を硬質度の紙で挟み、パラフィンワックスを含浸させた防振構造となっており、音が良いとの推論がついた。しかしながら、コイルを巻いているのだから内部と外側では振動吸収の挙動が違い、更にワックスの持つ共振周波数の問題もあり、パーフェクトとは言い難い。

2_2だいたいが何で銘柄によって音の良し悪しが出るのか皆さんにも考えて頂きたい。思うに銅素材は概ねofc純銅化されているから50歩100歩で、5nと6nの差なんか我らの駄耳では分かりっこないので気にしない。タフピッチ銅からofc純銅の差なら誰でも分かる。すると残された大きなファクターは振動対策がどうされているかにかかっている。でありますからコイルを樹脂で固めるなどもっての外なのだ。

3常用のmundorf(ムンドルフ)コイルは使わず、今では普及品になってしまい、音も別にのカナダソレンのコイルをあえて使う。先ずはlcrメータでソレンの値を測定する。0.33mhの公称値に対して0.39mhと出たが、lcrメータも高齢で余り値に神経質にならない。

4ここで登場が純銅電解コンデンサを作り上げたテクノロジーで、振動力学上の平たい顔族にするしかない。Scan-Speak 15W/8530K00はミッドレンジだがフルレンジ風にして使い、味付けにセアスのツイータを使う。6dbの計算をすると0.1mhと出て、今の巻き径からΦ55mmの紙管にして1重巻きにすると、1/3程度と概略計算が出来る。

5巻く、とにかく力を入れてひたすら巻く、だから言っているでしょ!jazzオーディオは腕力だって。ソレンを解いて巻くから線の癖があり美しくは巻けないが、まあいいか。値は0.12mhで見事に概略計算と一致し、巻き長さは105mmとなる。値は小さくなり図体は巨大化してあんぷおやじ流儀の真骨頂です。外側に10mm程度のセロテープを2箇所張り、コイルが動かないようにしておいて紙管を抜き取る。これをofc純銅のパイプへ入れて水晶粒を充填すれば、コイルの両面に直接水晶粒が接触して防振効果が最大となり、最強のネットワークコイルが出来る...続く。

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