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2017年4月20日 (木)

振動力学 フォノイコライザアンプ開発騒動記2

Stanfルート101でサンフランシスコを目指すと、進行方向左手がパロアルトでその奥隣がスタンフォード大学となる。画像は1991年にスタンフォード大学を訪問した時のもの。ノーベル物理学者ウイリアム・ショックレーはパロアルトに現在のコンピュータの原点たる半導体研究所を設立し、後にそのショックレー研究所員だったロバート・ノイスとゴードン・ムーアは、フェアチャイルドセミコンダクター社を創業する。でありますから、パロアルトは我らコンピュータソフト・ハード&回路技術者のメッカなのだ。

702xそのフェアチャイルドセミコンダクター社はopampの起源たるμa702を開発して、1963年に市販を開始した。当時のic技術ではnpnトランジスタしか生成できなかったのでオールnチャントランジスタ構成のopampとなっている。当時μa702の情報は無かったが(現在ほど便利に情報は集まらない時代)、後継品のμa709でopamp人生のスタートとなった。
Opamp_21970年代にopampを使い始め、当時は全て鉄キャンタイプでその残骸がゴロゴロあり捨てずに取っておいて良かった。金メッキのリード線で作りは丁寧で素晴らしい!今の樹脂パッケージ品とはエライ違いだし、更にパッケージは小型化して振動力学上音はどんどん悪くなる。
627bbバーブラウンはad,daコンバータでお世話になり、しかし今はtiになってしまった。一時daコンバータのiv変換に凝り、opa627のキャンタイプを改造して使っていた。今では1個7000円もするopa627を片端から切腹してワイヤボテンデポイントからリード線を出し、鉄金メッキリード線を使わないようにしていた。後で考えれば音は別にでここまでするコトは無かったが、馬鹿げたことで見える未来もある。
Lf357xフォノイコライザのopamp選びに入る。fet入力ならばlf356又はlf357hとゆう手もある。等価回路図を見れば金田式そのもので、ロボットベンチャー時代にハードウエアエンジニアとこの回路で随分議論したものだった。この2品種とも入手難のようだが...
747xしかしな~、
fetは線が細くなる最たるものでゴリゴリjazzには余り向かない。そこでバイポーラトランジスタで探すとnecのμpc251aが出てきた。これはlm747同等品のopamp2個入りだからフォノイコライザが1個のopampで出来てしまい、好都合。なんだいこんなopamp!と駄物扱いされてしまうが、我らには純銅電解コンデンサと水晶粒防振構造があるから、これで十分なのだ。
251この2個入りopampの段間にcrイコライザ素子を入れる。抵抗はディールの巻き線抵抗、コンデンサはjensen社の銅コンデンサを水晶粒防振構造化して使う。
105 opampフリークはもっと凄いopamp ina105もゴロゴロと持っている。これは25kΩ精密抵抗内蔵型の高精度計測用opampで、ロボットの各種センサーアンプで使用した残骸。これも外付け抵抗でゲインを持たせ使うことができる。
357opampは便利、便利は促成栽培で開発能力を落とす。トランジスタでちゃんと回路設計出来るようになってから使うべきで、現在のようにopampが最初にありき、では真実が見え難い。アンプラボではトランジスタ1個の簡単から丁寧に探求しており、そこが滅法面白い。

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