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2017年4月 4日 (火)

古典力学 古典回帰編

0_2ダリに傾倒した最大の理由に超絶技巧の描写力、同じく超絶技巧のアイディアでとても適わないと思った。しかし現在ならば超絶技巧の描写力は千葉の写実絵画専門のホキ美術館へ行けば、もっと凄い描写力に会える。超絶技巧のアイディアではポルト・リガトの聖母など多くの原点がイタリアルネッサンスにあることに気付き、ダリの呪縛(Spellbinder)から解放された。実に40年も呪縛されており、宗旨変えはもう一大事件でありました。画集から入るしか方法が無い40年前、情報不備は勝手に良いほうの解釈で妄想は膨らみ深みに嵌り、ここはjazzオーディオも良く似ている点でもある。

3_2 とゆう訳で古典イタリアルネッサンスに回帰してダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、カラバッジオ、おまけでラファエロと相成りました。ついでにjazzオーディオもアメリカへ行く度にjazz三昧をしたが、コルトレーンもエヴァンスもガボール・ザボも既に居なく、レコードオリジナル盤に回帰した。その過程で古典管と古典acモータターンテーブルでなければ、コルトレーンもエヴァンスもガボール・ザボも表現出来ないことに気付いた。かなり強引な我田引水的屁理屈で他人様に勧める気は毛頭無く、sicでもmosfetでも最新のデヴァイスをやられればいいが、当方にはもう半金属を扱っている時間的余裕が無い。

1これら古典管はスピーカの駆動力はまるきり無いがaltecやjblの古典スピーカでは問題なく動き、何よりも音色力学が圧倒的で、電源の密結合に半金属のmj15024を使っても音色力学は衰えることを知らない。ここが随分苦労した所で、電源に半金属を使うことは素材力学上純銅から外れるが、銅のチョークコイルなど(インダクにより電源粗結合)と遜色なく定電圧電源が可能な分メリットがある。

3x古典管に限らず真空管アンプの音が滲んだり尾を引く問題は動作点の不安定化によるもので、ここをmj15024で定電圧電源化すれば解消する。画像は名工ミルトさんが製作中のrca2a3+古典管シングルパワーアンプのモノラル仕様で、電源の安定化にこれだけトランジスタを使い、電源の製作が終わればパワーアンプは完成したようなもの。トランジスタ取り付けネジに注目!ミルトさんがofc純銅棒からm4をダイスで切り出した見事な拘り。

01こちらがkuraiman社長氏の古典管チャンデバ定電圧電源放熱器で、モロにsae2600のバックパネルとヒートシンクが何ともいい。カニンガムcx301を4本使い、フィラメント電源とb電源とc電源、全ての電源の安定化を図る。このsae2600放熱器は3分割して、チャンデバ用と古典管cx350シングルパワーアンプ用2台に有効活用する。

Panフィゲレスのダリ美術館ヘバルセロナから大型バス1台をチャーターし、ガイドさんと運転手のお手当てまで払って家族全員で出掛けた目的は、本物を体験することと、このパン籠を観るためでありました。本物のメッセージは強烈で、だがしかし筆の跡が見えて人間業であると理解できたコトは大きく、以降の作画においてやれば出来るコトを後押ししてくれた。コルトレーンもエヴァンスもガボール・ザボもレコードオリジナル盤で表現したいサマがこのパン籠にありで、古典管力学で暗い背景にくっきりはっきりとコルトレーンとエヴァンスとガボール・ザボが浮き上がる。

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