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2017年4月30日 (日)

振動力学 古典管ラインアンプ防振構造失敗の巻き 了

Photo伊賀焼きは伊賀藩を潰してしまうほどのお代が掛かり幻となった、と若旦那から聞いた。確かに我ら素人集団伊賀焼き班は1回のお代に参ってしまい、2度とやろうとは思わない。1週間徹夜で穴釜に黒松をいけいけドンドンで放り込み、煙突から勢い良く火柱が上がり、オーッ!と歓声を上げる。途端に師匠にドヤされ、どうも酸素の量が多すぎたようだ。しかしこの暴走火柱を眺めていると、jazzオーディオには問答無用の暴走エネルギーが必要と連想する。でありますからamp工房のブルーノートレキシントン盤は暴走火柱のようにうるさい。このうるさいは道半ばでありまして、やがて頭を突き抜けるエネルギーに変わる...はず。そしてそのうるさいをjazzエネルギーに効率良く変換するのが、水晶粒による防振構造なのだ。

5トラブルや失敗は謎解きの大いなる原動力で、しくじった時はチャンスと思った方がいい。タスカムの安物cd機はブリキ細工のベコベコシャーシーで、画像のように筐体の上はラスク板、下を水晶ザブトンで抑える必要があった。内部は水晶粒が充填してあるにも係わらずで、この謎がnakaさんのペラペラ箱から起きた振動伝播の問題に同じと気付いた。特に振動に弱いcd機は内部の水晶粒充填に加え外箱をmdfで作り水晶粒を充填すべき。

3さて昨日m+aさんが竹の子持参で陣中見舞いに駆けつけてくれた。自慢げに”こうゆう低音の出方が中々理解されない、ドカドカするような低音を低音とするのは変だ!”とm+aさんに力説する。エヴァンスのcdからフラメンコギターのcdに変えるとm+aさんが”電源を入れて時間がたって良くなってきた...”と言われた。たしかに電源は入れて直ぐだったが、純銅電解コンデンサは電源投入時から良い音がするのだが。古典管ラインアンプの水晶の上に置いてある赤い物体は、7kgの鉄の重りで水晶粒を加圧している。

4m+aさんが帰られてからもしや?と防振構造なった古典管ラインアンプの2次側電解コンデンサの接続を見ると、ハム取りで繋げたままになっていた。しまった又しても失敗で、純銅電解コンデンサの音エネルギーを2次側のフツーの電解コンデンサで破壊していた。筐体はmdf、電源回路は純銅電解コンデンサだけ、今回の失敗を肝に命じよう。

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