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2017年4月 8日 (土)

電源力学 第2世代純銅電解コンデンサ開発騒動記

1一関ベイシーの音は凄い!
と大半の御仁は感心するが
中には、なんだいこの音は!
と2度と来ない輩も結構居る。
音にケチを付けるのもお好きにどうぞだが、何十年と1杯数百円のコーヒーでjazz喫茶を続けるコトが如何に大変か、またjazzオーディオに半世紀も人生を賭けた情熱にこそ頭が下がる。真のjazzオーディオマニアは音から、店の佇まいからそれを読み取れる。あんぷおやじにとっては感謝しても感謝しきれないjazzオーディオの大先輩で、コルトレーンをかける度にスガワラさんのコトを思い出す。ファーストステージが終わるとスガワラさんに促されて、エルヴィン・ジョーンズさんのドラムセットの前に陣取る。ズルズルと滑り出すバスドラ、思わず右足を目一杯伸ばしてバスドラの滑り出しを止め、複雑なバスドラのキックタイミングを足で読みとり、目と手はニコンのfmのストロボ無しでバシャ、バシャとシャッターを切り、耳は1音も逃すまいと記憶に留め、いやーこんなに凄くて忙しいjazzコンサートは後にも先にもこれっきり。

0クルセママのb面トップはヴィジル(用心深さ)でエルヴィンさんを聴く絶好の曲、コルトレーンとエルヴィンの掛け合いで、ベース撮りのへたっくそなヴァン・ゲルダー録音もジミー・ギャリソンは入っていないからamp工房のホーンシステムで実に上手く再現できる。コルトレーンのセルマーはホーンの至近距離にマイクがあり、逃さず記録に留め、エルヴィンのドラムセットには通常2本のマイクをセットしているから、バスタムには距離がある。純銅電解コンデンサはヴァン・ゲルダー録音のマイクの距離感まではっきりと再現する。

2あんぷおやじー居る?
名工ミルトさんが昼下がりのご来店。なんと第2世代純銅電解コンデンサを完成させて持ち込んだ。ミルトさん発明の出さない特許構造で、内側からΦ400mm紙管、0.2mmofc純銅板、電解紙、プラス極アルミ箔、電解紙、0.2mm純銅板の4層構造で、静電容量は驚異の350μfを叩き出した。ここまで大容量が出来るとあんまり好きではない半金属トランジスタアンプにも適応可能で、エライことだ。

3あれ、この突起はなに?
鋭い、テスト開始時にパチンと大きな音がして短絡波形になりました!これが電解コンデンサの自己回復機能の拡大版で、要するに短絡して焼き切れて酸化物で再び絶縁構造になった。音はどうですか?どんどん静かになり楽器が浮かび上がって素晴らしい!静電容量が増えてofc純銅の使用量が増えて、支配が純銅に移ってきた証拠なのだ。

4ofc純銅電解コンデンサと水晶粒防振構造はjazzオーディオに新たな扉を開き、こんなに凄い話は長いjazzオーディオ人生で奇跡としか言いようがない。そしてjazzオーディオを制するモノは財力でも地位でも名誉でもなく、愚直なまでのひたむきさとたゆまぬ情熱で、カメの如し鈍重でも結構、やがて10万マイルの大海をも渡りきり目的地へ辿り着く。名工ミルトさんに喝采!

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