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2017年5月20日 (土)

振動力学 ソニーCDP-337ESD最強化手法その1

0品川のソニーへ初めて訪問し歴史館でテープレコーダの原型を見ても大して驚かなかったが、電気釜にはたまげた。何でもやっていた時代があったのだ。訪問したのは1980年代も後半の話で、当時のソニーは直交ロボットを作っており、4軸ロボットコントローラのoem供給の引き合いだった。ソニーのエンジニアと話をしている内につい興奮してしまい、”オーディオ黎明期にソニー製品で育った僕らオーディオマニアは、ソニーの大ファンです!”と言ってしまった。特にβは強力に支持し、何で大きく性能の悪いvhsになったんだい!と憤慨したりしていた。後にゲームなどに現を抜かすソニーは嫌いになっていくが。何社かのオーディオメーカの開発も手がけたが、ソニーCDP-337ESDのドキュメントを見てソニーの凄さが理解できた。これがモノ作り日本の底力で、世界に誇れる技術文化だと思う。rfアンプ系のcxa1081の内部回路(赤丸印)まで書いてあるからic内部が分かり、動作原理まで分かる。アンプラボお勧めのcd機はソニーCDP-337ESDで、1人2~3台持っていれば修理しながら永劫使える。

1daコンバータの16bit機は意外に機体が少なく、又ピックアップの名機kss-190aと合わせてソニーCDP-337ESDとなり、今更アキュフェーズの18bit機dp-11の復活などやっとれん!とお蔵入りにした。モンスター改造をすれば真に最強になるが、多忙ゆえ黄色丸印の改造に留めた。特に純銅電解コンデンサと±15vの安定化電源とあわせて作ればエライことになるが、とてもじゃあないが1日では出来ない。許されている日は1日だけ。

2先ずはcdメカを取り外す。トレイ出し入れモータからプーリーを介してワイヤードライブとなり、リニアガイドでトレイの出し入れをする。反対側はフリーなガイドで固定しないから片持ちのロボット構造で、小さいだけで立派な1軸ロボットになっている。ドキュメントを読み込むと、トレイ入り確認リミットスイッチとクランプ端確認リミットスイッチの2個でcd入り完了としており、コネクターをひっこ抜くだけでこの状態が確保できる、素晴らしい!

3トレイの出し入れ1軸ロボットは如何にも音が悪そうで、根こそぎ捨てる。cdドライブだけにすると機構が随分と単純化されて水晶粒防振構造が出来易くなる。この状態で電源を投入するとcdはプレイ位置にあると判断して、回転を始める。

5cd押さえをテフロンで仮に作ったが音が悪そうで、ofc純銅で作り直した。こっちの方が音は良いが重い分サーボパラメータをいじる必要と、ボロのボール盤で加工精度が悪く変芯があり回転が安定しない。ここはcd機の音を決める最大のポイントとなるため、昔のロボット仲間で精密加工専門の火の玉ボーイに相談しよう。いずれここの水晶粒防振化手法は明かす。

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