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2017年5月24日 (水)

振動力学 ソニーCDP-337ESD最強化手法 了

000やはりcdに罪は無かった!
デジタルはアナログに落ち、cdはレコードより音が悪いは当て嵌まらない。1948年にampex200が開発され真空管アンプ録音が開始され、レコード製作の原盤カッティングはウエストレックスの真空管サーボアンプで切られた。これがレキシントン盤の音の分厚さの原点で、現代cdにこのシステムが持ち込めないからcdでは分厚い音が出せないだけなのだ。音の良し悪しからすれば、現代録音のcdの方が音が良いに決まっている。ただコルトレーンはampexのテープでしか音源が残っていないから、オリジナル盤で聴くしかない。これをステューダーのa810でリマスタすれば途端にcdの力がなくなってしまう。でありますから、cdをいくいらがんばってもシステム上見返りが少なく、もうこれ以上は探求するのは止める。それにしても凄いcdのサーボアンプで、daコンバータは16bitにし真空管で作ればいい線いくと思うよ。

1過日、昔の仲間の精密機械加工工場の工作機械を見てきたが、マシニング5軸や6軸でどんな形状や角度も難なく加工でき、日本の工作機械は世界一と思う。それに比べたらamp工房のボール盤加工は情けなくcdクランパーのofc純銅がフラフラ回り、サーボから外れたりする。そのフラフラを見ていたら突然電灯がつき、cdメカから磁石付きのcdクランパーを切断してもぎ取った。

2芯が出ないのだから芯が出るようにすればいい。cd-rのcd盤がゴロゴロしているから、それを使ってcdスタビライザーを作る。cd-r盤は表面に塗装が塗ってあり接着の際に剥がれるので、丹念に塗装は落としておく。センターの穴はcdクランパーの外形寸法に合わせて正確に穴あけする。ここがずれてしまうと本末転倒になる。cdクランパーとcd盤を接着し水晶粒充填用の紙管を接着する。画像では紙管はΦ100mmで仮作りだが、後にはΦ120mmで正式にやる。

3それを改造なったソニーCDP-337ESDに載せて回転させる。これで変芯具合を見るが紙管の中央がずれてここも案外難しい。この状態では荷重は軽く、スピンドルサーボに負担を掛けないから難なく回る。変芯が取れるように何回か張り直し、芯が出たら正式に接着する。

4続いて水晶粒を充填する。スピンドルサーボの回転数制御はpllになっており、cdのピットデータから位相比較を行いcdが1種のロータリエンコーダとなっている。44.1khzの1/6倍が1フレームデータで周波数換算は7.35khzとなり、これが588個あるので4.3218mhzとなって1パルスの時間が出る。pllロックはこの4.3218mhzとなる。ですから基板上のpll調整はこの周波数にあわせる必要がある。これらはドキュメントに詳細に書かれて全く問題ない。水晶粒充填量はこのpllから外れない限界値を探る。
余分な話:最内周を500rpmとすると、1secあたりはは8.3回転、1回転あたりの時間は120msec、これをパルス換算すると、4321khzx0.12≒517000pulse、ロータリーエンコーダとしたら50万パルス/revとなり凄いパルス数、余分な話でした。

5水晶粒の充填は叩いて叩いて高密度にする。遠心力で水晶粒の移動がスタビライザー内部で起きるようであれば失格となる。この試作品は水晶粒完全充填で総重量190gと重いが、スピンドルサーボの余裕度から回ってしまって、たまげた。

0音出しをすると力強さにクリーミーさが加わり素晴らしい。しからばハイエンド機に勝ったか?そんなに甘くは無い。緻密クリーミーさは現代ハイエンド機には適わない。まあ力強さは良い線いっていると思う。これにofc純銅電解コンデンサを加えたら状況は更に一変するが、この期に及んでも多忙で思うように出来ない。アンプラボの研究員には”音はなんぼでもようなる!”と言ってあり、手法は定まっているから焦るコトもなく問題ない。cd機の最強化手法は、ジャンク品だけど15,000円もしたソニーCDP-337ESDから価値観を覆す凄い音が出る、そこに意義があったのかも知れない...了

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