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2017年5月26日 (金)

振動力学 ソニーCDP-337ESD最強化手法 番外

1画像はOpuntia azurea”アズレア”で、日本では初の開花?と思われる。この手のサボテンは戸外栽培が基本で天気がイチイチ気になる。長雨が大敵なのだが、雨が困るのではなく水遣りの人為的コントロールが出来ないのは困る。雨でありがたいのはjazzオーディオで、太陽電池発電やpwm系の稼働が少なく電源が良くなりcdの音が見違えるように良くなる。おまけに大雨ならば大音量を出しても近所のクレーマーに文句も言われないから、チャンス到来なのだ。金田式はその電源の汚染を昔から予言してバッテリー駆動としている。これも電源汚染対策では1つの手法と思う。晴天の日も雨天の日も音が変わらないようであれば、オーディオ装置が鈍いから大いに焦った方がよろしい。

2gabor szabo 「the sorcerer」のspaceをかけてソニーCDP-337ESD最強化をやったが、貴重な?cdをこうゆう開発に使うべきではない。分かっていながらつい定番になってしまった。インパルス盤をビクターが20bitk2で日本初cd化したもので、お代は2,000円と割安感がある。何よりもこの音がno1で、こうゆうマイナー盤は入手のタイミングが重要になる。 

3その大事な「the sorcererr」のspaceで、この精巧さは左甚五郎や!と威張って回転させ四方八方へ水晶粒を撒き散らしたものだから5曲目のまさしくspace 部分に傷が入り音と飛びが起きてしまった。どうも長年レコード感覚がすり込まれて、傷は致命傷と思ってしまう。

4浅底知識や知ったかぶりは悪い癖で今回cdを徹底的に勉強し直した。画像のように赤丸印がピットの刻まれたデータ面、手前の黄色丸印が保護面、これを張り合わせてあるからcd面の傷は浅ければ問題ない。これは水晶粒cdスタビラーザーを作るときにしくじったもので、剥がそうとしたら分離してしまった。

55曲目のspace の音飛び現場で電源を切り、ピクアップの位置から傷口を特定する。そこで登場が古典的コンパウンドで、傷口にすり込んで磨く、磨く、最後に柔らかい布で綺麗に仕上げる。理屈上はこれで大丈夫、音出しをすると見事に音飛びは無くなりcdの傷対処法が決まった。変な研磨剤で表面を曇りガラスにしてしまう場合もあるから、コンパウンドの選択は慎重に。これでcdの扱いはぞんざいになるが、まあいいか。

6ソニーCDP-337ESDが名機とは思わないが多く生産されたことと、時代背景からソニーが必死にモノづくりをしていた時代、それに完璧なるドキュメント、これらの環境からアンプラボではソニーCDP-337ESDを標準と決めた。パーカショニストのnakaさんからあんぷおやじが騒ぐとお代が上がるから、と進言もあったがこの手は呆れるほど多く作られたから心配ない。iv変換opamp周り、フィルター周り、出力コンデンサと高音質部品の投入箇所も多く、何れやらねばならない課題と思っている。

71音色特性と位相特性の両方をいっぺんにやろうとしても難しく、先ずは純銅など素材を吟味して音色特性を良くして、次に水晶粒防振構造化を進めて位相特性の改善をやる。スキャンスピークスピーカシステムは研究室の関係で左右が殆ど接近状態で、音色特性のチェックに重きを置いている。cdをチェンジしてgabor szabo 「spellbinder」のmy foolish heartで音色特性をチェックしていると、チコ・ハミルトンのハイハット打が黄色丸印の位置から聞こえて、これは一体?

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2017年5月24日 (水)

振動力学 ソニーCDP-337ESD最強化手法 了

000やはりcdに罪は無かった!
デジタルはアナログに落ち、cdはレコードより音が悪いは当て嵌まらない。1948年にampex200が開発され真空管アンプ録音が開始され、レコード製作の原盤カッティングはウエストレックスの真空管サーボアンプで切られた。これがレキシントン盤の音の分厚さの原点で、現代cdにこのシステムが持ち込めないからcdでは分厚い音が出せないだけなのだ。音の良し悪しからすれば、現代録音のcdの方が音が良いに決まっている。ただコルトレーンはampexのテープでしか音源が残っていないから、オリジナル盤で聴くしかない。これをステューダーのa810でリマスタすれば途端にcdの力がなくなってしまう。でありますから、cdをいくいらがんばってもシステム上見返りが少なく、もうこれ以上は探求するのは止める。それにしても凄いcdのサーボアンプで、daコンバータは16bitにし真空管で作ればいい線いくと思うよ。

1過日、昔の仲間の精密機械加工工場の工作機械を見てきたが、マシニング5軸や6軸でどんな形状や角度も難なく加工でき、日本の工作機械は世界一と思う。それに比べたらamp工房のボール盤加工は情けなくcdクランパーのofc純銅がフラフラ回り、サーボから外れたりする。そのフラフラを見ていたら突然電灯がつき、cdメカから磁石付きのcdクランパーを切断してもぎ取った。

2芯が出ないのだから芯が出るようにすればいい。cd-rのcd盤がゴロゴロしているから、それを使ってcdスタビライザーを作る。cd-r盤は表面に塗装が塗ってあり接着の際に剥がれるので、丹念に塗装は落としておく。センターの穴はcdクランパーの外形寸法に合わせて正確に穴あけする。ここがずれてしまうと本末転倒になる。cdクランパーとcd盤を接着し水晶粒充填用の紙管を接着する。画像では紙管はΦ100mmで仮作りだが、後にはΦ120mmで正式にやる。

3それを改造なったソニーCDP-337ESDに載せて回転させる。これで変芯具合を見るが紙管の中央がずれてここも案外難しい。この状態では荷重は軽く、スピンドルサーボに負担を掛けないから難なく回る。変芯が取れるように何回か張り直し、芯が出たら正式に接着する。

4続いて水晶粒を充填する。スピンドルサーボの回転数制御はpllになっており、cdのピットデータから位相比較を行いcdが1種のロータリエンコーダとなっている。44.1khzの1/6倍が1フレームデータで周波数換算は7.35khzとなり、これが588個あるので4.3218mhzとなって1パルスの時間が出る。pllロックはこの4.3218mhzとなる。ですから基板上のpll調整はこの周波数にあわせる必要がある。これらはドキュメントに詳細に書かれて全く問題ない。水晶粒充填量はこのpllから外れない限界値を探る。
余分な話:最内周を500rpmとすると、1secあたりはは8.3回転、1回転あたりの時間は120msec、これをパルス換算すると、4321khzx0.12≒517000pulse、ロータリーエンコーダとしたら50万パルス/revとなり凄いパルス数、余分な話でした。

5水晶粒の充填は叩いて叩いて高密度にする。遠心力で水晶粒の移動がスタビライザー内部で起きるようであれば失格となる。この試作品は水晶粒完全充填で総重量190gと重いが、スピンドルサーボの余裕度から回ってしまって、たまげた。

0音出しをすると力強さにクリーミーさが加わり素晴らしい。しからばハイエンド機に勝ったか?そんなに甘くは無い。緻密クリーミーさは現代ハイエンド機には適わない。まあ力強さは良い線いっていると思う。これにofc純銅電解コンデンサを加えたら状況は更に一変するが、この期に及んでも多忙で思うように出来ない。アンプラボの研究員には”音はなんぼでもようなる!”と言ってあり、手法は定まっているから焦るコトもなく問題ない。cd機の最強化手法は、ジャンク品だけど15,000円もしたソニーCDP-337ESDから価値観を覆す凄い音が出る、そこに意義があったのかも知れない...了

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2017年5月22日 (月)

振動力学 ソニーCDP-337ESD最強化手法その2

0_2ハイエンド時代のcd機はスチューダーのd730で、プロ機ゆえに使い難く最後まで使いこなせなかった。これにcelloのR-dacをdaコンバータで加え、当時考えうる最強のcd再生装置と自負していた。ある日、知り合いのオーディオショップの店主がエンジニアを連れて最強のcd再生装置を聴きにみえた。音の噂を聞き付けて、なんてこたあない他流試合に来たのだ。

01x持ち込んだクオードの66cd 16bit改造機と金満cd機の対決は...内心青ざめたが”まっ、もう少しキメを細かくクリーミーにした方が良い!”と偉そうに金満返事をした。しかし内心は大いに焦り、なんだいR-dacのbb pcm63kの20bitより、フィリップスtda1541の16bitの方が魅力的な力強さは出るのか!この事件はその後のオーディオ人生に大きな転換をもたらすコトになった。66cdの改造機を作ったのは町の電子屋さんで、こっちはプロだから負ける訳が無いなどど高慢だったが、知恵に完敗した。振動力学上構成要素は少ない方が音の力強さが出て、jazzオーディオは16bitが似合う。

1リモコンヴォリューム、ヘッドフォン、出力セレクト、デジタル出力関連などごちゃごちゃした配線は全て撤去して必要最小限とする。ご覧のようにすっきりとして水晶粒防振構造化が楽になる。cdドライブ側と電源トランス部は仕切り板を付けて水晶粒充填可能にしておく。電源トランスは出来るだけ解体してコイルに水晶粒が接触するようにしておが、この部分は外部の純銅電解コンデンサ側に移植する。

2最大の難関がcdドライブユニットの水晶粒防振構造化にあり、細心の注意を払い改造に挑む。画像では見えないが底はリニアモータとピックアップ点検用で大きく窓が開いており、ここは水晶粒の進入を防ぐ為にmdfの薄板で蓋をする。

3スピンドルモータとピックアップ部は水晶粒の進入を避けるために薄板で土手を作る。この辺りはしくじった時、簡単に撤収出来るように木工用のボンドで貼り付けておく。cd上部の押さえ機構はofc純銅棒を加工して作ったが、ここから派生してとんでもない方向へと進化するが、これについては稿を改める。

4改造なったcdドライブを本体へ組み込んで具合を見る。板金作りの本体はあっちこっちに穴が開いており、ガムテープと油粘土を使い水晶粒のこぼれ防止や侵入防止を行う。通電テストをするが問題なく回転再生をし、ホッとする。

5毎度ながら水晶粒充填作業は土木作業でCDP-337ESD改造作業のハイライトだ。但しアンプやスピーカと違い豪快にドカドカと充填する訳にはいかず、繊細な充填作業が続く。電源トランス部は中目、cdドライブとdaコンバータ部は細目の水晶粒を充填する。cdドライブにはテープを貼っておき充填が完了するまでcdピックアップ心臓部を保護する。

6満遍なく水晶粒を充填して完了となるが、最後は左官屋さんみたいにコテを使い水晶表面を滑らかにする。ターンテーブルと同じ構造で、cdドライブユニットは水晶粒の中にズボッと埋めているだけ、でありますから水平方向は埋めながら微調整をする。画像はofc純銅のcdクランパーで変芯がありサーボ系に負担を掛けているが、標準のマグネットクランパーにするとサーボの立ち上がりから回転安定度が別物で、水晶粒防振効果はサーボ系の安定化にまで貢献しているから驚きだ。回転cd面下側と水晶粒表面のギャップは小さい方が振動対策には有利で、精密ギャップ調整を行う。この精巧さは左甚五郎や!と威張って回転させると、四方八方へ水晶粒を撒き散らし腰を抜かす。回転すると静電気が発生して水晶粒がcd面に貼り付き、それを遠心力で四方八方へ撒き散らしたのだ。

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2017年5月20日 (土)

振動力学 ソニーCDP-337ESD最強化手法その1

0品川のソニーへ初めて訪問し歴史館でテープレコーダの原型を見ても大して驚かなかったが、電気釜にはたまげた。何でもやっていた時代があったのだ。訪問したのは1980年代も後半の話で、当時のソニーは直交ロボットを作っており、4軸ロボットコントローラのoem供給の引き合いだった。ソニーのエンジニアと話をしている内につい興奮してしまい、”オーディオ黎明期にソニー製品で育った僕らオーディオマニアは、ソニーの大ファンです!”と言ってしまった。特にβは強力に支持し、何で大きく性能の悪いvhsになったんだい!と憤慨したりしていた。後にゲームなどに現を抜かすソニーは嫌いになっていくが。何社かのオーディオメーカの開発も手がけたが、ソニーCDP-337ESDのドキュメントを見てソニーの凄さが理解できた。これがモノ作り日本の底力で、世界に誇れる技術文化だと思う。rfアンプ系のcxa1081の内部回路(赤丸印)まで書いてあるからic内部が分かり、動作原理まで分かる。アンプラボお勧めのcd機はソニーCDP-337ESDで、1人2~3台持っていれば修理しながら永劫使える。

1daコンバータの16bit機は意外に機体が少なく、又ピックアップの名機kss-190aと合わせてソニーCDP-337ESDとなり、今更アキュフェーズの18bit機dp-11の復活などやっとれん!とお蔵入りにした。モンスター改造をすれば真に最強になるが、多忙ゆえ黄色丸印の改造に留めた。特に純銅電解コンデンサと±15vの安定化電源とあわせて作ればエライことになるが、とてもじゃあないが1日では出来ない。許されている日は1日だけ。

2先ずはcdメカを取り外す。トレイ出し入れモータからプーリーを介してワイヤードライブとなり、リニアガイドでトレイの出し入れをする。反対側はフリーなガイドで固定しないから片持ちのロボット構造で、小さいだけで立派な1軸ロボットになっている。ドキュメントを読み込むと、トレイ入り確認リミットスイッチとクランプ端確認リミットスイッチの2個でcd入り完了としており、コネクターをひっこ抜くだけでこの状態が確保できる、素晴らしい!

3トレイの出し入れ1軸ロボットは如何にも音が悪そうで、根こそぎ捨てる。cdドライブだけにすると機構が随分と単純化されて水晶粒防振構造が出来易くなる。この状態で電源を投入するとcdはプレイ位置にあると判断して、回転を始める。

5cd押さえをテフロンで仮に作ったが音が悪そうで、ofc純銅で作り直した。こっちの方が音は良いが重い分サーボパラメータをいじる必要と、ボロのボール盤で加工精度が悪く変芯があり回転が安定しない。ここはcd機の音を決める最大のポイントとなるため、昔のロボット仲間で精密加工専門の火の玉ボーイに相談しよう。いずれここの水晶粒防振化手法は明かす。

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2017年5月18日 (木)

修理力学 アキュフェーズcd機dp-11復活 了

0ゴルフの腕前はkuraiman社長氏といいたいで120の大台、となると倍叩きの倍歩きで10km近く歩くことになり運動量としたら誠に結構だが、jazz喫茶のマスターになってからは接待も無いし、元々嫌いだから直ぐに止めた。しかし運動は必要とゆうコトで御殿場のアウトレットへ行きグルグル見て回るが、ファッションはブルックスブラザースとラルフローレンしか着ないから、たいして歩かない。ウークディのアウトレットは閑散として客は中国人ばかり。ポロを買いレジに向かうとどうも日本語がおかしく、レジまで中国人でたまげた。最近は海外出張も少なく、しかし思わぬ所で異国情緒を味わえた。

1kss-190aのピックアップだけの交換はcdメカの分解があり面倒くさい。そこでドライブユニットだけ外すことにした。ドライブユニットを取り外すと4箇所がスプリングとウレタンゴムの防振構造で、これは具合が悪いと全部撤去する。

2cdドライブユニットを外した状態。ソニーのcd機CDP-337ESDのポンコツcdメカをdp-11へ移植する訳にはいかないがピックアップの出力は十分だから、ドライブユニットだけの移植と決めた。スピンドルモータは対向型のdcブラシレスで、テクニクスの最新プレーヤで採用したと威張って見せたが、昔からコギングレスの手法で当たり前。トラッキングがリニアモータでこのドライブ只者じゃあない。

3そこで思い出すのがフィリップスのcdpro、ハイエンド機に使われ有名なドライブユニットで単体で2万円くらい、しかし販売数が1ダースで仲間と共同購入した。

4 やはり仲間で電源基板、cpu基板まで興して動くようにしたが、音は別にで夢破れた。まあこの程度のバラックでは水晶粒防振構造にしても音は出ないとなる。最もレキシントン盤の分厚い音の聴き過ぎで、cdに求めるものが大きいのかも知れない。

6_2横道に逸れる。
cdサーボの専門家で元ソニーのt氏が”cdサーボは難しさの究極だぜ!”と言われて、こっちもロボットのサーボ屋だから負ける訳にはいかないと内心思っていたが、1.6μをトレースするcdはやはり究極で、参りました!

7アイディアは俗に妄想とも言うが泉の如く湧き出し、1人で勝手に時代を変えてやるなどと妄想し、アキュフェーズcd機dp-11の復活などやっとれん!と相成りました。次回からこのcdドライブを素材に水晶粒防振構造の極致に挑もう。

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2017年5月16日 (火)

不動力学 振れてはならない力学

0相変わらずオーディオ関連のお客様が多い。巷ではオーディオブームが来た!だの去った!だのと騒々しいが、全くいらん世話で我らは不動で振れる事無く1967年からず~っとブームなのだ。振れてはならない力学は江戸の鎖国制度で、耳も目も塞いでじっと考え続けると、鎖国の内部から沸騰醸造して歌麿が生まれる。これをフランスから見れば自分達に無い素晴らしい文化と感ずることになる。情報過多の交流過多ではaさんもbさんもみんな同じ音になってしまい、結果オーディオはつまらなくなった。さて画像のセラミックパッケージはbbの12bitdaコンバータ(印刷から1983年製)で、昔はこれでロボットを動かしていた。これをカスコード接続して16bitdaコンバータにすれば凄い音が出るが、cdに重きを置かないからやらない。

1ソニーのcd機CDP-337ESDのdaコンバータチップの上にはセラミックの防振材(黄色丸印)が貼り付けてあり、電解コンデンサのトップには怪しげな防振板が貼り付けてあり、これらはcd機において防振が極めて重要であるコトを1987年頃から認識していた証拠なのだ。にも係わらず不動力学は進化をしていない。

2高級cd機では銅板をdaコンバータチップの上に貼り付けるは当たり前で、しかしこんなものは気休めでしかない。この情報をキャッチしてから、データ処理チップもフィルターチップもdaコンバータチップのpcm63kもiv変換opampも全部銅の中へ埋め込んでしまえ!の防振構造と電磁シールド構造の2重構造をやった。金型彫り屋さんで上型下型のセット彫りで2セット注文したら、高級cd機1台が買えるお代を取られた。

3それで肝心の音は、別にで...この手法は音質向上に殆ど効果が無いと決めた。こうゆうバカげたコトをするのが鎖国流儀で、徹してやんないと人間決心がつかないから、グルグル、グルグル同じような所を回り進化は無い。

4そこで編み出したのが水晶粒による防振構造で、不動力学はある程度実現できた。アキュフェーズcd機dp-11のサーボ系とdaコンバータ系に水晶を充填した状態で、音質は途端に別物になる。水晶粒による防振構造で、不動力学はある程度実現できたとしたのは、cdメカ部に水晶粒防振構造化に至っていないからで、ここに手をつければ完成だが、cdメカを水晶粒で埋めてしまえば動かなくなり、ターンテーブルと同じジレンマが待ち構えている。ソニーのcd機CDP-337ESDは取り扱い説明書から調整マニュアルから回路図まで全て入手でき、これは完全に改造できる素材として認定できよう。

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2017年5月14日 (日)

修理力学 アキュフェーズcd機dp-11復活3

Micx画像出展:wikipedia
フィレンツェのウフィツィ美術館で一番たまげたのがミケランジェロの「聖家族」で、1507年に油彩とテンペラで描かれたとある。ミケランジェロの筋肉フェチは若干あるものの透明度は抜群でキメ細かくクリーミーで、上手さに舌を巻いた。彫刻家としてのミケランジェロだが、天才とはかくもあるものなのか。バチカンのシスティーナ礼拝堂の天井画は漆喰へダイレクトに描くフレスコ画(水彩)で、20mの上空だからキメ細かく見えるが実際には映画の看板みたいにダイナミックで粗いが、しかし力強さは凄い!

1入手したソニーのcd機CDP-337ESDは筐体の角がひしゃげて、手荒く扱ったフシがある。そのせいかトレイのリニアガイドに歪が生じて出し入れは出来ない。先ずは機構の修理から入り、メカの芯出しをしオイルを給油して、何とかトレイの出し入れ動作が出来るようになった。そこでcdを投入する。ここからが地獄でいくらサーボパラメータを調整してもまともに動かない。丸2日も費やしてしまった。原因は画像の運搬時固定ストッパーが破損して引っ掛かり、シークの原点出しが出来ないからヘッダーを読めない。ドライブを解体しないとストッパーは外せず、そこで強引にストッパーを曲げてもぎ取った。daコンバータと記したのは防振で貼り付けてあったセラミック?板。

2RF(Radio Frequency)信号のアイパターン波形を見るが美しくない。フォーカスサーボをいくら調整しても波形は揃わず、Z軸方向の変芯が大きいようだ。機構のガタか手荒く扱って水平方向に歪が生じたかは定かでない。ピックアップkss-190aのレーザーダイオードの出力調整をすると1.5vppと十分な出力で、1.4vpp位に押さえた。とゆうコトはピックアップは寿命が未だ十分にある。

3アキュフェーズのcd機dp-11のピックアップのRF信号はいくら増強しても500mvppと小さく、明らかに寿命が来ていたのだ。

CdschRF信号が十分大きいことに気を良くして厳密な調整に移る。調整マニュルなどないから回路図とrfアンプとサーボのチップセットを調べる。チップセットはソニーのcxa1081とcxa1182で、これは内部のブロック図が入手できるから概ね推定できる。

5RF信号を見ながら各サーボのパラメータ調整を行う。この調整位置は記録に留めておく必要があり、拡大撮影しておいた。cdメカは4軸仕様の直行ロボットで、トレイの出し入れがy軸、フォーカスサーボがz軸、トラッキングサーボがx軸、回転スピンドルサーボがθ軸で、なんだか職業病みたいになってきた。

4ジャンク品の15000円を呪ったが、RF信号のアイパターン波形は汚いもののサーボ系に若干の余裕度もあり、まあ良しとしよう。しまった!ソニーのcd機CDP-337ESDの修理に夢中になってしまい、アキュフェーズcd機dp-11復活どころではなくなっていた。こんなポンコツcdメカをdp-11へ移植する訳にはいかない。しかしCDP-337ESDの音はザラメだね、音が良いと評判だが。

Sistinax画像撮影:あんぷおやじ
ここで巻頭に戻り、ミケランジェロの聖家族とシスティーナ礼拝堂の天井画となる訳。安物のcdでも十分や!と言われる御仁も300万円位のハイエンドcdの良く調整された音を聴くべし、まさにミケランジェロの聖家族風で近くで観ても遠くで観ても良い音に聴こえる。一方でCDP-337ESDの音はザラメだがチューニング次第でキメ細かさも増し、しかし粗いは力強さに通じシスティーナ礼拝堂の天井画になり近くで観れば粗いが遠くで観れば良い音で、jazzオーディオにはこのローレゾの16bitが良い。

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2017年5月12日 (金)

修理力学 アキュフェーズcd機dp-11復活2

Sabo2当たらないのが天気予報で、サボテン工房は日々の天気によって業務の組み立てが変わるため結構気になる。気象衛星で雲の動きを見ても当たらないのだから、見れば何とかなる!にはならない。現代社会はデータ重視で感覚器官の入る余地も無いようだが、昔ながらの雲の動きや風の向き、温度や湿度の変化に神経痛の人は気圧の変化まで読み取り、肌で感じた方が間違いないようだ。画像のウチワサボテンは大型宝剣(清水の竜華寺と同じ品種)といい、駄モノゆえ身分の低い扱いで道路端に植えておいたらやっきりしてヒネテしまったが、amp工房の看板スピーカaltecのヴォイス・オブ・シアターのシンボル風になって丁度よろしい。

3371さてアキュフェーズのcd機dp-11を何とか復活させるべく修理に奔走している。ソニーのピックアップkss-190aを搭載したcd機CDP-337ESDを、オークションで見つけて落札した。ジャンク品が15000円もしてたまげるが、まあ動けばいいや!と鼻息が荒い。便利なもので落札後3日目には荷物が到着、早速テストに入るが臭い、コイルの焦げた臭いで電源トランスかモータか?本当のジャンク品で意気消沈してしまった。まあ、ジャンクを承知だからこっちの責任で文句は言えない。

Dax人生何事も勉強と面倒を背負い込んだが、前向きに内部の観察を行う。±5v電源ok、±10v電源ok、±15v電源ok、電源はどうやら良さそうだ。daコンバータには何やら茶色い押さえ板があり振動防止を1980年代からやっていた。気持ちは分かるがこの手法では振動は取れない。これをひっぺがすと、何とフィリップスtda1541がダブルではありませんか!これは面白くなってきた。分解能は16bitだがこれが良い、daコンバータのボードとしても十分に価値がある、が回路が動いてからの話で...

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2017年5月10日 (水)

修理力学 アキュフェーズcd機dp-11復活1

Hatoba久しぶりにランチはドリプラの「はとばキッチン」のバイキングとした。家庭料理の延長線上で格別美味い訳でもないが、ウータフロントレストランと捉えヨットハーバーを眺めての食事は洒落たもの。モナコにまさるは昔の豊年製油、東和燃料、日本軽金属、etc無骨な工場がむき出でゴロゴロあり、その調和していない所が気に入っている。漱石のこころから「香をかぎ得るのは、香を焚き出した瞬間に限るごとく...」いっとう好きな文章で全てここに尽きてしまい、昔の食事に比べれば「はとばキッチン」のランチは豪華絢爛なのだが、人間贅沢に慣れると香をかぎ得る能力も失う。常に慣れない環境に身を置かないとjazzオーディオも行き詰る。

Pd11アキュフェーズのdp-11がcdを読まなくなってしまったが多忙で、t氏の指導を仰いでる時間も学習している時間も無いので、一気に調査調整をやってみた。レーザダイオードに寿命があり劣化してrf信号がまるでダメで、ここの出力を上げるように半固定ボリュームを僅かに回す。俗に言うアイパターンが最悪で、しかしピックアップの半固定ボリュームを回しすぎると焼き切れると脅し文句が踊る。焼き切れないように回路で何とかしろよ!と思うが。要するにrf信号は最大振幅が取れてデジタル化した時安定するようにサーボパラメータを調整する。レーザー出力を少し増しサーボパラメータを調整したら、応急処置でまあまあ読めるようになったがピックアップは交換するしかない。ピックアップはソニーのkss-190aだが市販には無く、搭載機を探すとソニーのCDP-337ESDと分かりハードオフへ調達に出向いた。昔ならジャンクで1000円2000円で買えたcd機がまるで置いてない。現代機の音が悪いものだから昔のcd機に人気があるのだろうか?

Emt927音楽を拾い出すのに3種のサーボシステムを駆使して全くご苦労なコトで、半導体メモリーにして時間軸で読み出す方式が可動部も無く良いに決まっている。cd機もターンテーブルと同じ骨董品の世界へ突入したようだ。骨董dp-11が読めないことに端を発してピックアップ周りをいじったが、レコードのカートリッジのように簡単に交換できないピックアップはやはり不利としか言いようがない。emt927は歴史に残ってもcd機で歴史に残りそうなモノは無いか...

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2017年5月 8日 (月)

寿命力学 単純性の勝利

3900ソニーでcdのピックアップサーボ系開発を専門にやっていた経歴のエンジニアt氏と、denonでdjcdの3700と3900の2機種を開発した。t氏は尊敬すべき優秀なエンジニアでソフトウエア開発は一流、マネージメントも一流、随分と勉強になった。こっちがプラッターのサーボ制御をやりその速度情報を送ると、t氏がdspを駆使してcdのデータの遅延や加速を行う。しかしこの部門は売却の憂目に会い解散しまった。この製品は現代テクノロジーの典型なシステム構成で複雑怪奇化して、全体を通して分かる人など居ない。勿論修理など出来ないから基盤を交換するしかない。

Dp11_2さてamp工房のリファレンスcd機、アキュフェーズのdp-11が遂に読まなくなってしまいオフラインにした。アキュフェーズによるとこの年代の製品の修理費はmax値で7万円にもなり、自力で修理を目論んだ。またアンプラボの社長氏のマランツもミルト氏のdenonもcd機はみんなダメになり、時代の象徴のような製品に見える。修理調整をするならばt氏の指導を仰がなければならないが、先ずは学習しよう。cd機がこうも次々と寿命がきてしまうならばamp工房できちんと修理できるようにしなければならず、重い腰を上げよう。

Emt1信頼性工学で世界的なドクター級が額に汗して信頼性理論を確率しても、現代テクノロジーは寿命に勝てない。トヨタのランドクルーザーだったかアフリカに送り込むにはキャブ仕様?と時代の逆行みたいな滑稽な話もあり、こうなりゃあターンテーブルでレコードに限る。モータは3相の同期モータにして電気はただつなぐだけ。何も無いから壊れようも無く寿命も心配ない。見ても分からんソフトウエアより見て分かる機械品が単純で、信頼性も寿命も勝利する。だからアンプラボのjazzオーディオはローテクの戦前の技術で、切った張ったの削り叩くの体力勝負が、コルトレーンjazzの計り知れないエネルギーを呼び覚ます。

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2017年5月 6日 (土)

素材力学 acインレットの怪

Atenaix画像撮影:あんぷおやじ
ヴァチカン美術館
署名の間にある”アテナイの学童”の登場人物は哲学者ソクラテス、プラトン、アリストテレス、ヘラクレイトス、数学者ユークリット、ピタゴラス、他にもまだ多く居る。ソクラテスとプラトンを代表とすれば紀元前4世紀にギリシャで活躍した偉人達を、16世紀にヴァチカンでラファエロが描いて、21世紀に我々が観る。人類は紀元前からこの期に及ぶまで何度も々失敗を繰り返して反省し哲学を作り、その習性は太古の昔から変わらない。しかし成果主義を標榜する現代社会は、3回も失敗すれば哲学を論ずる以前に配置転換か肩叩きに遭う。成果主義なんぞクソクラエ!のあんぷおやじ流儀は何度も失敗を繰り返すが、しかし1人プロジェクトxだから配置転換もできないし肩叩きもなく、まあ反省はしないがたまには落ち込む。

1altecメインシステムのcdプレーヤアキュフェーズのdp-11が遂にご臨終で、全く読まなくなってしまった。アンプラボの研究員には強がりで”altecメインシステムはレコード専用にしてcdは聴かない!”と、のたもう。しかし密かにdp-11を外して、サーボの専門家は修理に挑み、なんてこたあない、スピンドルモータの引っ掛かりで不調になっていた。しかしヘッドの劣化は治しようが無く、読み取りエラーは諦める。かくして古典管テストサブシステムへdp-11を組み込む。黄色丸印クレルのプリアンプは水晶粒充填の重量物で、dp-11の重しの役目で置いた。

2音出しするとたまげるほど元気な音で怪しい。画像のようにデータ処理部もdaコンバータ部も水晶粒充填で元気な音になる訳が無い。こりゃあ電源に決まっているとな。元々は太い電源ケーブルが直出しで、仕方がないのでフルテックのacインレットを付けてあった。

3このフルテックが純銅ではなくリン青銅に金メッキ品で、削ると金色に光り真鍮みたいに見える。altecメインシステム時代もcdはおまけのグリコだから音色力学もテキトーで真面目に追求していなかった。それが音色特性抜群の古典管テストサブシステムへ組み込んだから直ぐにばれる。

4そこでacインレット箱を探すと純銅製品がころがっているじゃあありませんか。嬉々としてフルテックを純銅インレットに交換して音出しをするともっと元気になってしまった。又しても失敗で、手の込んだニセモノは真鍮の上に銅メッキを施し、その上に金メッキを施したモノで捨てるのを忘れていた。

5もうイカン!手作りofc純銅acインレットに交換する。画像は名工ミルトさん作、あんぷおやじ作はみっともないので見せない。おーっ!やっと戻った。タスカムの安物のcdとは比較にならない程jazzるが、最初はタスカムに純銅を付けた音色特性より劣っていた。

61989年製のcdプレーヤ、アキュフェーズのdp-11は音の骨格が実にしっかりして、ハイエンド時代に使っていた300万円のcdシステムは一体?
ソクラテスの名言:優秀さは訓練と習慣の賜物である。私たちは美徳と優秀さを持っているから正しく行動するのではない。むしろ正しく行動するから美徳と優秀さを持つ事ができるのである...

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2017年5月 4日 (木)

素材力学 ポテンショメータ

0塗装ロボットの初期はアナログサーボシステムで、関節に備わった1回転若しくは10回転ポテンショメータから位置情報をad変換してメモリに取り込み、出力時はdaコンバータで目標アナログ値を出力しポテンショメータのアナログ位置情報と比較演算して軌跡の再生を行う。プログラムは塗装工がガンを持ちロボットがフリーバランスした状態で自在に動かし、教え込むから職人技が記憶される、とまあ極めて理屈は良いのだが大リーグ養成ギブスみたいに塗装ロボットは重く、且つサーボアンプが理想どおりいかないからこれが結構難しい。ですから何台か作って懲りて止めた。ポテンショメータとの付き合いだけは随分と長い。

1素材力学上カーボン抵抗や金属皮膜抵抗の使用は禁止されているから、巻き線抵抗を使うしかない。ラインアンプ用のヴォリュームはこの巻き線抵抗タイプの10kΩ~25kΩを使うが、アメリカ製の粗悪品で直ぐに断線する。もっともヴォリュームでの使い方をメーカは想定していのでこっちが悪い。抵抗値が大きくなれば当然ニッケルクロム抵抗線は細くなりその分音は悪くなる。

2一番上画像のポテンショメータは本体で15000円+ダイアル5000円で20000円、ステレオ分で4万円もする。誰かのアンプに付けて納品したが、誰かの記憶が無い。4万円だから格別良い音がする訳でもないが、w数の大きい分優位には違いない。その1/10のお代のvishayをもっぱら使っているが、まあ現実的にはこれでよろしい。パーカショニストのnakaさんがステレオ分で5000円もして高い!とこぼしていたが、200万円プリアンプのチリチリヴォリュームよりは良いと思うよ。

3古典管ラインアンプの巻き線ボリュームが断線してしまい、10回転型ポテンショメータではグルグル回しで面倒だが思い切って交換した。巻き線が2重構造でΦ17mmが10回で総延長500mmの直線ヴォリュームと考えるから、1回転型に比べて巻き線が太くでき音は良い。

4昔音の良い抵抗を作ろうと、この巻き線を解いて再巻き線したが、ディールの抵抗と大差ないので止めた。今になればニッケルクロム線でディールと同じが分かり、現在のように銅マンガニン線に変えればエラク音は良くなる。

5vishayの10回転型ポテンショメータを古典管ラインアンプに組み込んだ状態。ニッケルクロム線だが太くなった分低音が豊かになり、ヒリツキ感が減って素材力学を痛感する。パーカショニストのnakaさんがヴォリューム如きで音が変わるのですか?と言っていたが、これが激変するのね。カーボン皮膜やコンダクティブプラスティックのヴォリュームの音で良しとしているのは、アンプ自体の音色感度が鈍く判断がつかない。これを自分の耳が悪いと落ち込む御仁も居るが、素材力学で音色感度が上がれば誰にでも分かる。10回転のグルグル回しが面倒な方は1回転型もあるからそれを使えばよろしいが、総延長が短い分細いニッケルクロム線になり音は不利。

Coltrane0ポテンショメータに交換して音色感度の上がった古典管ラインアンプで、コルトレーン&ジョニー・ハートマンを聴く。名プロデューサーのボブ・シールは益々過激になっていくコルトレーンに売れるものを作ろう!と企画したレコードで、流石のボブ・シールも21世になってもバラッドを含めこれらが未だにベストセラーになっている事実に、草葉の陰でニヤっとしているに違いない。音色だけはメインのaltecより良くて呆れるが、3万円のどうでも良いcdからこれだけの音が出ている事実は素材力学が如何に重要かを示している。

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2017年5月 2日 (火)

素材力学 純銅素材の底力

Henri画像撮影:あんぷおやじ
ニューヨーク近代美術館
アンリ・ルソーの絵はへたっくそと相手にされなかったが、ゴッホやゴーギャンには評価された。デッサンはおかしいし、複雑な面の表現はできないし、彩色はコンピュータグラフィックが幼稚な世代の表現のように単純化されているし。勿論美術学校も出ていないから素人細工みたいなものだ。しかし下手でも何でも唯一無二は歴史に残る。実に示唆的で、世の中は力の弱い者(フツーの頭脳で資力も無い)でも成功するチャンスはいくらでもあり、希望は常に持とう。

1jazzオーディオにおける唯一無二は、純銅素材、水晶防振、電源密結合の三位一体で、これによりレキシントン盤のエネルギーが増すとなると、どうやら人生観までに影響を与えるようだ。こっちはヒントだけだが、純銅素材でプラグやインレットやコンセントの開発は各自で進み、遂に名工ミルトさんは完成の領域へ踏み込んだ。安物のインレットプラグを入手しofc純銅で受け歯を作って組み込んだ。

2こっちはiceインレットでやはり安物(100円程度)を近所の電気パーツ店で手に入れ、プラグ歯を抜き取りofc純銅に交換した。勿論販売はせず自分用だから歯も分厚くし、音の改善意欲は止まる所を知らない。

3更に配線接続部はネジ端子構造で、接続用圧着端子もofc純銅で作りハンダは使わない。再三言うが、配線素材は挙句8n(純度99.999999%)に拘る御仁がなんでプラグは銅純度70%の真鍮で良いのだろうか?ミルトさんはコツコツ純銅化を進め、身を持って音のカイゼンが前進あるのみを実感し、もう迷わない。

5純銅素材の底力はブルーノートオリジナル盤に新たなエネルギーを生じさせ、高額な故に僅かな枚数しか持っていないが、彼らが(オリジナル盤)新しい演奏に変わる度に感動し、人生にはたんとはいらね~を実感する。画像はBLP 1581 Sonny Rollins - A Night At The Village Vanguardのオリジナル盤で、この時代は既に47west63rdに移っている。ソニーロリンズとエルヴィンの掛け合いの間を縫うように巧みにベースをつぐむウイルバー・ウエア、そのベースがしっかりと固まり始めた純銅の底地に乾杯!

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