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2017年8月16日 (水)

振動力学 ソニーCDP-337ESD2台目の改造

0_2早速Hewlett Packard社54540Cの4CHデジタルオシロスコープを使って、ソニーCDP-337ESDのrf信号アイパターンを見てみる。ピーク最大電圧で1.36v、ベース電圧で0.54v、中古の古いソニーCDP-337ESDだが、ピックアップはまだまだ元気で十分に使える。54540Cの測定モードは機能豊富で何でも測定できてしまい、素晴らしい!

01続いてcdメカを取り出す。あれ、スピンドルモータのva(原価低減)が進み何だか安っぽいモータになった。モータの構造は対向型磁気回路のブラシレスdcサーボモータで、コギングは小さい。最近のテクニクスのターンテーブルはこの方式のモータで、最新技術のように表現されていたが、sp10を作ったエンジニアも既に居なくなり、現代の技術者には新しい技術と写ったに違いない。コンシューマでは盛んに使われた方式だが産業用では皆無に近く...世界は広くフィンランドのコネ社はこの構造で10kwや20kwの大出力モータを作っており、ufoみたいな個性的モータはその後どうなっているだろうか?

Dp30001 ミルトさんが”このスピンドルモータも何とかなりませんかね?”と盛んに気にしていたので何れやったろ!だがターンテーブルほど意気込みが無いので、エディカレントモータをデジタルサーボしよう。余談だが、先日3.5インチfddのメディアを求めてハードオフへ行ったら、エディカレントモータの取り外し品が1,000円で売っていた、買っておこう。

Dlsmcdサーボの凄いのはrf信号から速度信号を抽出してサーボを掛けるから、言ってみりゃあ高分解能エンコーダがcd盤になっている。pllロックが掛かりspd(速度)信号がアナログで送られ東芝のta7256pでampされる。電気角制御はホール素子ダイレクトでコイル数から2ポールとなる。要はspd信号をもらい電気角と一致させてモータを駆動すれば良いが、大きなモータに変更した場合慣性も大きくなり、立ち上がりを良くしておかないと時間管理に捕まり脱調エラーになり易い。勿論電気角検出用のエンコーダを付けて、サイン波駆動する。

1例の如くソニーCDP-337ESDをバラバラに解体する。

2バラバラにした所でcdを回転させてみる。回らない?そこでトレイのメカニズムを接続してみると回転する。1台目の時はトレイのメカニズムを外しても動作したが、ヴァージョンが違うのでしょうがない。

3ローディング完了のマイクロsw相当の信号をon状態にすれが良いので、cdメカとメインボードを繋ぐサブボードで短絡した。

4サブボードの短絡箇所のプリント基板図。

5こちらが中身だけでcdを回してrf信号のアイパターンをチェックしているさま。

6メインボードの表面にのたっくっている配線関係は、ボードの裏側で太いofcに張替える。opampや高音質部品の交換はやらない。やった所で僅かな音質向上では面倒なり。電源トランスや電解コンデンサは何れ作るから軽度な改造に止める。紙フェノール片面基盤はコンシューマで良く使われる手で、とにかく安い。ガラエポで6層だ8層だなんて威張っても、基板から部品も取り出せないんじゃあしょうがない。視力も落ちてこの程度の簡単な基板は実にありがたい。

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