« 無理難題力学 マルチアンプシステム | トップページ | 歪み力学 サイン波オシレータ »

2017年8月28日 (月)

蒐集癖力学 測定器編2

0xどうやらcdの方がレコードより音が良い...結論になりそうである。cd信奉者は”今頃なんだい!”と言うであろうし、レコード信奉者は”裏切り者め!”と言うに違いない。好き嫌いではなく、科学的に研究を進めるとどうしてもそうなる。まあ、それは後ほどにして蒐集癖力学者はやたらとオシロスコープを集めている。そこで気が付くのがアナログオシロスコープの波形で、画像は当時としたら高性能の100mhzもあるのだが、滲んで古さを感じてしまい今更使うにはチト抵抗がある。波形はやはりデジタルオシロスコープで余す所無く鮮明に見たい。たとえadコンバータの性能が悪くても一度デジタルを使うとアナログには戻れない。tvのハイビジョンも同じで、プラド美術館のベラスケスのラス・メニーナスは現地まで出かけて見たより鮮明で、デジタルハイビジョンに限る。とゆう訳でデジタルのcdの方が音が良いはず...に繋がる。

12000年に50万円前後で入手したテクトロニクスのオシロスコープがtds3012で、それまでのアナログオシロスコープから何ら違和感無しに使っていた。17年間無メンテナンスで使い続けて、いよいよダウンしかかった為に急遽オシロスコープを買い集めて、色んな問題が出て時代の進化とはなんだろうか?を思い知らされた。

2ソニーCDP-337ESDのrf波形を観測していてそれが起きた。先ずはTektronix TDS524A,500MHz 500MS/sで帯域はtds3012より遥かに広く、サンプリングは半分以下、これでrf信号を見るとアイパターンが出ない。更にオーディオ信号を見るとやけに遅い。

3そこでtds3012とLeCroyのオシロスコープに同じrf波形を突っ込んで観察してみる。上のtds3012にはアイパターンが現れ、高性能なLeCroyにはアイパターンが現れない。これは一体?テクトロニクスのオシロスコープtds3012の正式名称が「Tektronix TDS 3012 DIGITAL PHOSPHOR OSCILLOSCOPE」となり、このPHOSPHOR(フォスファ)がアナログライクのテクノロジーで、アナログオシロスコープと何ら違和感無しに使えた所以なのだ。17年経って気付くとは、我ながら笑ってしまう。

4結局の所アナログがマスターであり、デジタルを如何にアナログに近づけるかがデジタル化技術の重要課題だった。そうした努力の積み重ねでデジタル技術の進化は孤高の発達を遂げ、デジタルフォスファにしてもハイビジョンtvにしてもアナログ時代を遥かに凌駕している。Tektronix TDS524Aなどデジタルへ切り替わった当初のオシロスコープは、デジタル臭さをの弊害を持った進化の過程の産物だった。

Ampex351では最初に戻りcdの方が音が良い論理だが、どうしても超えられない一線がある。それが音の分厚さで、ampex200、300真空管式テープレコーダだから表現できた音の分厚さなのだ。それじゃあ、この骨董品をレストアして録音すれば分厚い音は撮れる...となるでしょうが、今度はコルトレーンがもう居ない。

|

« 無理難題力学 マルチアンプシステム | トップページ | 歪み力学 サイン波オシレータ »