21世紀元年、最終章はロボットを卒業してやり残したオーディオを本業にすべしと決めて、テクトロニクスの歪み率計AA501Aを2台も購入した。まあしかし、オーディオメーカはアンプの設計など意地でも外注しないから、プロの業務で使用したコトは無い。アマチアならば”オーディオは測定器の奴隷ではない!”と言い切れるが、プロでは通用しない話しでデータが無ければ箸にも棒にもかからない。

歪み率なんかどうでも良いがサイン波を目視して醜ければ、これはチト具合が悪く目分量のさじ加減でサイン波の調整をやる。またステレオの場合のバランス波形も見ておく必要がある。とゆう訳で測定器蒐集癖力学者はテクトロニクスのパワーバスtm504aに入っているオシレータsg505を、外へ出して使うことを考えた。

さて取り出してみたがなにやら昔風の基板のエッジが出てきて、なんだい100vを繋げば動くのじゃあないのか!そこで例の1日3回まではダウンロードできるサイトから、tm505とsg505の回路図をダウンロードした。

回路図を見てたまげた。なんとac24v電源バスで、パチンコのシステムと一緒じゃあないか。各sg505や歪み率計aa501aのユニットには、入力ac24で出力は各アナログ回路電圧の基板用の電源トランスが付いている。
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分かり易くシンプルなサイン波オシレータsg505は、回路図があるから未来永劫修理はできる。sync outの端子は使ったことはなかったが、フォトカプラでアイソレーションアンプして出力している。
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コンストラクションは芸術品で、こうゆう設計が出来ればな
あと憧れる。tm505のacバスから切り離してスタンドアロンにするには、入力ac100v出力ac24vの電源トランスを外付けすればよい。デジタルシグナルジェネレータが幅を利かせている時代だが、ここだけは車のキャブ車と同じで誰でも修理できるアナログ回路方式が良い。