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2017年9月 7日 (木)

遮断力学 継承されないターンテーブル用モータ

Maxon画像出展:maxson
n大のt橋研究室へ通っていた頃良く使っていたmaxsonのブラシ付きdcモータとブラシレスdcモータで、小型で品種が豊富で研究室なんかで好んで使われている。tg(タコジェネレータ付き)やpg(パルスジェネレータ付き)もあるから、教材用ロボットや位置決めシステムのサーボモータには打ってつけ。確かに回転速度は変わり、tgがあれば速度制御も出来る。

Dr2サーボアンプはpwmが50khz以上で確かに可聴帯域は外れている。但し回転精度は記載されていないから常識的に1%とするとddターンテーブルには使えない。これをベルト駆動にして、仮に20:1とすれば1%/20=0.05%でベルト駆動ターンテーブルには使える。現実にこのモータとサーボアンプを使った著名なターンテーブルがあり、オーディオ用にpwmスイッチングや磁石付きのモータシステムを、問題視していないところが問題!

Lp1 次は250rpm Synchronous Motorでモータを設計しているから良く分かるが、モータの直径がΦ50mm程度で24極が出来る訳が無い。シンクロナスモータの24極の回転数はn=(2x50hz/24)x60sec=250rpmとなり、画像のモータがそれ。

Cpmxxxこのマブチモータみたいなブリキ細工で著名なベルト駆動ターンテーブルを作っているから驚きで、フィリップス製の同じモータをイギリスrsで£42.29で売られていたから、現レート142円を掛けると6,000円と決して安くは無い。

Pm2このモータの原文「Particular attention has been given to the magnetisation of the 24 pole rotor to optimise smooth running. This, together with the high accuracy ofstator pole placement minimises torque ripple and provides low audible noise.」から察するに、磁石付きとなれば板金細工のクローポール同期モータで、何とかソンの掃除機や柱時計ならまだしも、とてもじゃあないがオーディオ用には使えない。

Sp10日本の磁石付きddターンテーブルは音が悪いと烙印されてしまったようだが、少なくともモータは随分と立派なddモータを各社開発していた。この時にモータの振動や磁石付きモータの問題点をターンテーブル開発者は学んだはず?にも係わらずベルト駆動だからと平気で磁石付きモータやpwmアンプを使っている現実は、遮断力学で継承されないターンテーブル用モータとなる。

Rtm画像はamp工房開発のベルト駆動ターンテーブル用のリラクタンストルクacモータで、予算が無いとゆうことで金型はそのまま使い、巻き線をac24vに設計変更、精密サイン波25hz駆動している。このモータの開発は世界の現状を知れば感謝されてしかるべきだが、遮断力学で現代エンジニアには理解が及ばないのか、さして感謝されなかった。これに懲りて2度とオーディオメーカのターンテーブルの開発はやらないと決めた。

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