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2017年9月13日 (水)

千手千眼力学 デジタルオシロスコープ

Senjyu0画像は曹洞宗大覺寺全珠院殿からお借りしました。
檀家でもないし宗教も違うが、ご住職には大変良くして頂いて感謝でありました。1998年のことになるが、全珠院のご本尊の千手観音の造仏に関係する栄誉を賜った。お陰で鎌倉の仏師渡邊勢山先生の工房へ訪れることもでき、写経も観音さま体内に収めることも出来た。担当は開眼式(1998年6月22日)において、一連の流れと和太鼓の林英哲さんの演奏をデジタル録音してcd製作をすることだった。天を突く大太鼓からpa室まではだいぶ距離があり、自前のマイクのセッティングは諦め、paエンジニアのセットしたラインから録ることになった。

Eitetuxxしかしこれが大失敗で、最悪の音質がヘッドフォンモニターで分からなかったのは未熟で、cd製作は水泡に帰した。静岡のa不動産f社長の期待に答えられず生涯に悔いを残し、こと音に関しては無責任な人の意見など聞いてはならず、最後まで自分の手でやらなくてはならないと肝に銘じた。鎌倉時代の仏師・湛慶作の三十三間堂の千手観音坐像よりも大きく、優に千年に耐える千手観音と不思議なご縁ができた。
余談になるが、datと10インチアナログテープの2台をpa控え室に持ち込み、緊張して録音していると背後に並々ならぬ殺気にも似た気配を感じ、それが出演を控えた英哲さんで、緊張なのか?鼓舞なのか?プロフェッショナルだからこその凄さを目撃した。

Oscxxx_2ブラシレスdcモータのサーボアンプは3相インバータとなり、u,v,w各相のゲートドライブはアッパーアームとロアアームで電源が異なり、合計4個のアイソレーション電源を必要としている。このアイソレーション電源をスイッチングで作り、電源の設計能力がインバータ設計能力と表現できるほど重要なウエイトを占める。設計に難しさは付きまとうが観測する方もエラク難儀する。アイソレーション電源だからオシロスコープのgnd共通では短絡を起こし、事故になる。したがって高圧差動プローブを用意しなくてはならないが、Tektronix 高電圧差動プローブなんか軽く10万円を超えて中古のオシロより高い。仕方がないので高電圧差動プローブは1個だけ使い、全珠院のご本尊の千手観音の千手よりは少ないがご覧のようにオシロスコープを3台稼働させ、最大で10箇所を同時観測出来るようにした。

Stamp工房デジタルオシロスコープ群は2現象オシロスコープが2台、4現象オシロスコープが4台、合計6台は20箇所を同時に計測でき、千手千眼デジタルオシロスコープとなった。そして2現象では見えない所は想定しながら作業を進めていたものが全て見えてしまい、遂に短絡現象を捉えた。トランジスタモジュールのアッパーアームとロアアームがショートするのだからたまったもんじゃあなくて、トランジスタモジュールは破壊する。これが現代であればインテリジェントモジュールとなり、エミッタ抵抗で電流を検出してベース遮断するから滅多なことでは破壊しない。

Lc2xx千手千眼デジタルオシロスコープのお陰で手は千本生えたが?眼の千個はこれが中々難しく、眼力は脳と繋がり頭脳明晰というか、悪知恵というか、真理は見ても見抜けない。まあ、焦ることもないが千眼を持ってして世の中とことん見てやろうと思っている。

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