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2017年10月18日 (水)

まやかし力学 dcサーボモータpwmアンプ逆回復電流

Rev1x早朝7時前、
入り口のドアをドンドンと叩く御仁が居る。慌ててドアを開けるとjazzプロデューサーのm氏が”お邪魔します!”と笑顔で立っていた。”お邪魔です!”と返して、美味いコーヒーを入れてさしあげる。今度の日曜日に纐纈雅代さんのjazzコンサートがありそれの確認にみえた。画像の上pwmの2度打ちはdcサーボモータpwmアンプ設計の問題で、あんぷおやじのせいではない。そのpwm2度打ちのせいでモータ電流は5aなのに、電源電流lemセンサー検出値がドンドンと2段に増えて最大電流値は35aもなり、原因が分からない。

Rev2この過電流に一難去ってまた一難でウンウンしていると、今度はミルトさんが”一関ベイシーへ行ってきたぜ!”とこれまた笑顔でみえた。ベイシーの音を的確に表現して大したものだが、奥の円テーブルに案内されスガワラさんと会話しながらのベイシー探訪に歓迎の様子が分かり、もっと大したものだ。lemの電流センサーがトロイと思いレクロイの27万円もする電流センサーに交換したが、電流値は40aでどこから流れているのか?益々謎めいて気持ちは益々滅入る。

Rxxpwm2度打ちは完全にまずく回路を調べて修正する手もあるが、また1ヶ月は納品がずれ込む可能性があり目をつむるコトにした。このまんまではトランジスタモジュールを保護出来ないため、レギュレーションを落とす方向で電源に2Ωの抵抗を付けた。オーディオアンプテスト用の抵抗で4Ωを2本連結してあり、8、4、2Ωになるチョー安いが優れもの。

Rev3そうか!
このdc電源に入れた抵抗の電圧を測れば電流の正体がバレる。dc280v回路の抵抗であるからyewの高精度高圧差動プローブを抵抗の両端に付けて観測すると、富士電機のデータ通りで逆回復電流時間600nsecがはっきり見えた。レクロイの27万円もする電流プローブap015は50mhzの帯域を誇るが、600nsecには着いていけずこの帯域では使い物にならない。レクロイは立上がりが遅れて立下りはなお遅れて尾を引き最悪で、あたかもモータ電流のような表現なのだ。

Rev4xx まやかし力学にやられた。
lemの電流センサーは2,000円程度だから性能は悪いと決めていたが、まさかレクロイが...50mhzでダメだとは?オシロスコープのサンプリングは1g(ギガ)だから、お代にまやかされた自分自身の問題だった。レクロイの30aが抵抗検出で66a、電流は増えたが600nsecは逆回復電流で何ら問題ない。電源が600nsec短絡されてdc270vの電圧が100vまで落ち込む。しかしレクロイの電流波形からはどうしても逆回復電流と読めなかった...これで大いに前進した。参考までに:このような古いデバイスでは逆回復時間(trr)が500nsec位と遅いが、最近のファーストリカバリでは50nsecと1/10位に早くなっている。

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