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2017年10月24日 (火)

前衛力学 纐纈雅代さんjazzライブ

Masa91 ニューヨーク、スイート・ベイジル(現在は閉店)の支配人は日本人と見るや否や、一番奥のステージ前の席へ案内してくれた。音を聴くにはこのポジションが最高で、アルトのエイブラハム・バートンのツバキこそ飛んでこなかったがpa無しの生音を浴びた。纐纈雅代さんのjazzライブは風雲急を告げる台風の最中になってしまった。そんな訳でだいぶ早めにラビアへ到着すると、jazzプロデューサーのm氏がニコニコしながら握手を求めてきて、纐纈雅代さんを紹介してくれる。席はスイート・ベイジルとほぼ同じの至近距離で、雅代さんに”ツバキを浴びて聴きます!”と冗談したが、それくらいの位置。間もなくkuraiman社長氏、ミルト氏も見えてオーディオ談義しながら開演を待つ。

Jiroベースはご存知静岡のレイ・ブラウン本山二郎さん、ドラムは後輩の横山和明君、アルトは纐纈雅代さん、他に多数の地元jazzミュージシャン。二郎さんの愛用ベースにはレイ・ブラウンのサインが光る。それとベース用のアンプも見えない。

Masa 雅代さんのアルトはコルトレーンの3音同時奏法マルチフォニクスを見事に聴かせてくれて思わず”アルトのコルトレーンだ!”と叫んでしまった。二郎さんのベースはピックアップ無しの生音、正確無比なドラムの和明君もアルトの纐纈雅代さんも生音、この筋肉質の音はアメリカのpa無しの小さなjazzクラブで散々聴いた音で、自分の目指している音の目標を改めて確認した。それにしても、か弱そうに見える雅代さんからは想像もつかない過激な演奏で、アルトはギュルギュルと唸り、バッ、バッ、とテナーくらいのズ太い低音で吼え、とんでもないこの落差がjazzそのものなのだ。

Masa3タイムマシンで遡ると2015年の12月6日のダイロー君のライブにゲスト参加されていた。この時の初めて纐纈雅代さんのアルトを聴き、エリック・ドルフィやコルトレーンの臭いを嗅ぎ大変な衝撃だった。それにしても2ステージ目の冒頭、マルチフォニクス駆使した雅代さんの吼えまくりのアルト、ベースをかきむしる二郎さん、几帳面なドラムの和明君もジルジャン連打の大爆発で、貴重な前衛力学を体感した。

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