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2017年11月29日 (水)

妄想力学 純銅3極直熱真空管を作る編 了

Defoインターネットの威力で情報は氾濫しているが、毎度ながら肝心な情報は中々出てこない。真空管の真空度はどのくらい必要か?この程度の情報ですら出てこないが、まあ今時は真空管なんか作る訳がないから仕方がない。真空管は高真空度の領域を必要としており、10-6剰pa(パスカル、昔はtorrトールだったがやたらと単位は変わる)程度になる。このような高真空度にするには高価な真空ポンプが必要で、大雑把な投資の根拠に真空度のレベルがある。

Fhxさて真空技術は30年前の真空プラントに携わっていた時代に遡り、門前の真空小僧になっていた。その後宇宙産業が発達して真空関連技術は飛躍的に向上しているから、それを利用しない手はない。画像は真空用のハーメチックシール端子で、プレート、グリッド、フィラメントと4本のofc純銅端子を作る。ここでは真空シールの方法を研究すれば良い。

Vcmxx 続いてが真空パッキンで、なんと1.3x10-10剰paと超高真空に耐えられる。

Flgx_2次が真空フランジで、この溝に真空パッキンを入れて真空度を確保し、更に信越化学の超高真空用シリコンを使い真空度の確保を万全にする。勿論こうゆうステンレス部品を使う訳ではなく、真空技術を使う。要するに真空管が機構部品で全部出来てしまい、真空管の概念が大幅に変わりロボットみたいになってしまう。そうなりゃあ、あんぷおやじ流儀の独壇場で任せて!となる。

Vtxxxそこで内部構造を描いてみた。純銅3極直熱真空管の構成は中央太陽のフィラメントから、銅を多く含んだ抵抗線を使い2a3シングルプレートのように何本も張るが線径は0.3mmくらいとして、2a3シングルプレートのような断線事故は皆無とする。さらに平行張りで特性を揃える。中央の水星グリッドは円形にグルグル巻きで、ofc純銅線の0.5mm程度を使う。外周の地球プレートはofc純銅無垢素材からマシニング加工して、ハーメチックシール端子用真空フランジ面や真空ポンプ排気穴を作る。厚さは10mm程度を考えて、プレートは大気中に出して?フィラメントとグリッドとプレートの内側だけを真空にする。またその内部は水晶粒の球体微細目を充填させ、振動に耐えられるようにする。プレートの外側が大気中で成り立つか?水晶球に含む気体の含有量は?電子の移動に水晶球はどう作用するか?しかしかなり妖しく怪しげで、やってみなければ分からないコトだらけ。

Ofc仮に出来たとすれば画像のようなofc純銅円筒になり、外側がプレートだからプレート端子はハーメチックシールの必要が無く、この外周に水晶粒で防振構造と絶縁構造を実現する。出来なきゃあ全部をofc純銅の真空筒に入れて、プレート端子もハーメチックシールにするだけのコト。せっかくの宇宙産業の発達で、従来の古典管テクノロジーで真空管を作る必要はない。真空度のメンテナンスは真空ポンプで再排気するば良いし、大電流を流して破壊したら、真空フランジを外して中身の修理をすれば良い。純銅3極直熱真空管の妄想は妄想を呼んで尽きないが、これにて了とします。

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