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2017年12月11日 (月)

位相力学 スピーカの位置合わせ

000風景画は殆ど描かない。自然は良いと山や森や小川を描いたりするが、自然には適いっこないから適いっこある人間及び人間の創造物を主体に描いている。さて絵画となればダ ・ヴィンチとミケランジェロとなり、科学と芸術の融合をルネッサンス期に成し遂げた偉大な芸術家にして偉大な科学者だった。jazzオーディオも科学と芸術の融合が必須で、先ずは原理原則基本には忠実で、そこから芸術へ昇華させるのが筋道と思う。今回は原理原則基本に忠実な、スピーカの振動板位置合わせです。

2金田先生のオーディオdcアンプシステムの下巻に、スピーカの位置合わせ原理原則基本の手法が記述されているから、これを参考にしよう。発音する振動板の位置を合わせるのが基本になるが、これが案外難しく迷ったりもする。最後の1mmの位置調整は”耳で聴いて合わせる!”と良く聞くが、それほどの耳でもないので先ずは物理的位置に拘る。

1xウーファの振動板中心は簡単に分かり、テーパーコーンの中心位置を出してウーファ箱の上部へケガキ線を入れる。

01問題はドライバで、外側からでは振動板の位置が分からないので解体しダイアフラムの中心を測定し、ドライバのフレームにケガキ線を入れる。

3ここまで準備できたら位置合わせになるが、フツーにやればドライバのホーン部分が前にせり出しアンバランスなデザインになってしまい、不安感が漂う。そこでλ=c/hlの計算式から1波長分後に下げる方式にした。ところがホーンを立てていたことも禍して、音の拡散にウーファ箱天板が干渉してしまい断念した。ならばアンバランスなホーンを前に出す方式に挑戦し、同時のホーンを本来の横置きにした。見た目はアンバランスだが一番確実な方式で安心感がある。画像はスピーカ位置調整中のオーナーkuraiman社長氏で、コンコン叩きながらの微調整はさすが橋梁建築の専門家です。

4アンバランス=不細工対策で名工ミルトさんが乗り出す。その場で即興設計(jazz)してしまうのがミルトさんの実力で、ホーンを支える架台をあっと言う間に作ってしまった。続いてミルトさんの新兵器レーザ水準器で、これこそ1mm単位で芯出しが出来た。前後関係は1mm単位の自信はないが、まあ何とか調整出来た。架台の塗装はあんぷおやじの担当で次回塗るが、赤が良いと過激な発言が多い。パーカショニストのnakaさんが調整担当で、蜂蜜スプーンの優しい調整、音の激変に嬉々としていたのが一番音の分かる小学生弟子t-mon君とボランティア参加の住職。たかがスピーカの設置と思われがちだが、ガボール・ザボのギターが左隅へ移動しキャンバス全体に音が飛び始め、スピーカ位置合わせの重要性を再認識した。

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