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2017年12月27日 (水)

Sound Lab electrostatic speaker A1 復活 1

0ソルトレイクシティをユタ大学後方にある丘陵から眺望する。遥か彼方には雪山もあり、信州に良く似た気候と思う。サウンドラボ社はソルトレイクシティから南下したガニソンにあり、一応問題点は伝えたが仕事優先で細かい交渉(自力で修理するから回路図等の提出要求)までは終ぞ出来ずに終わった。ハイエンドオーディオ機器はステレオサウンド社の分厚い隔月誌で華々しく伝えられ、本から音が聴こえてくる始末だから音を聴かずして購入することもしばしばで、その第1号がタンノイのウエストミンスターで、A1は第2号だった。一時期盛んにサウンドラボA1コンデンサスピーカの宣伝や記事が載ったが、潮が引くように消え去ってしまった。普遍でないものは消費者を惑わすから如何なものかとも思うが、最終的には買った本人の問題だから文句も言えまい。

0x_2殆ど聴かないうちにcelloのパフォーマンスでパワーを加えたらフィルムタッチが起きてしまい、嫌気がさして300万円もするスピーカを放置してしまった。もう20年も昔の話になる。人生落とし前を付ける時期が来たようで、サウンドラボA1コンデンサスピーカと決着をつけようと決めた。さいわい水晶粒防振構造と太陽電池関連で学んだ電源技術が大いに役立ち、技術環境が変わっているのも落とし前をつける要因になった。Charge-Pumped Reboost太陽電池テクノロジーでスイッチして高圧を作るより、ノンスイッチのコッククロフト・ウォルトン回路( Cockcroft-Walton)の方が音が良いので、早速高圧ダイオードと高圧セラミックコンデンサを手配した。
1サウンドラボA1コンデンサスピーカは問題だらけだが、いずれにしても日本の湿気の多さの環境にやられてしまう。ソルトレイクシティへ行けば分かるがパリパリに乾燥した高原で、自生するサボテンも高山性の乾燥に適応した品種が多い。直ぐにだめになってしまうコッククロフト・ウォルトン回路は、絶縁特性に優れたテフロン基板を使う。音は大したコトはないが、やっとテフロン基板の生きる時が来た。
2行動してから考える真骨頂で真夜中にサウンドラボA1コンデンサスピーカの移動を始め、研究室扉の段差に乗り上げ倒れる寸前に冷や汗は出るが、もう後の祭り。昨日パーカショニストのnakaさんにsosを出したばかりで後悔している。amp工房研究室にサウンドラボA1コンデンサスピーカを移動したのが2013年頃で、僅か4年ほど前だがその時より大幅に体力は落ちている。
3研究室奥に保管しているもう1台を引きずり出すのが最大の難関だが、何とかハイ状態は異様に力が出て強引に引きずり出した。遂に2台を喫茶室まで出すことに成功したが代償は腰に来て手に来て、年末まで尾を引きそう。20年間の保管状態は余り良くなく、ネットに相当ストレスを掛けたりしているし、1本はフィルムタッチも起きているから果たして...まあ1本でも蘇ってくれればmonoで使えるから、それでも良しと考えている。

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