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2018年1月 5日 (金)

Sound Lab electrostatic speaker A1 復活 9

1黒いIV線のようなモノが電極で表と裏に張ってある。これが20数年前に初めて見たサウンドラボA1コンデンサスピーカの構造で、当時と現在では我が評価はまるで違う。当時はコンデンサスピーカに宇宙を見ていたから、IV線のようなモノが電極では何事ぞ!と大いに落胆した。その後他社のコンデンサスピーカ(staxやクードetc)が修理で持ち込まれ勉強を重ねた結果、現在A1は凄いぜ!となった。

2サランネットは新品の時は乳白色で綺麗だったが今は薄黒くなっている。そのサランネットを外さないと完全解体にならないコトが判明した。その証拠が赤丸印の修理したホッチキス跡で、この部分を剥がして修理し再びホッチキスを打った。

3 左チャネルの左上部がビビリ電極と振動板フィルムの間に消しゴム(黄色丸印)を挟んだ。「パネルフレーム上に永久的に固定され、その結果フィルム張力は無期限に保持される。」の文章と、構造上の観察により”ビビリ”は別な要因で出ると想定して前に進む。

4_2 このサランネットを外した状態は20数年前に修理した時と同じになる。


5サランネットを元に戻して、コンデンサエレメント単体での静電容量を測定する。この荒っぽい作業で静電容量にダメージがありや無しや?


6測定値は概ね400pfで大きな変動は無く安定している。何日か繰り返し測定しているが、静電容量値の変動は温度によるものの方が大きい。


7本格的のサランネットを外しに掛かる。最初はホッチキスを丁寧に抜いたりしていたが、、構造材に傷を付けることと時間が掛かるので切り取りにした。実はこのサランネットを再利用しようと洗濯したが、薄黒い20数年の汚れは落ちず、更に微塵のゴミがワンさと出てきてコンデンサエレメントに悪影響を与えそうで、捨てることにした。

8サランネットを外したサウンドラボA1コンデンサスピーカはどこかで見たような?昔、ハイエンドオーディオで似たようなコンデンサスピーカが賑わしていた時代があった。直ぐに壊れた?ものだから散々Sound Labに悪態をついてきたが、乾燥したソルトレイクでは日本のこの環境が分からなかったのだろう。カレージだから仕方がないが、h社であれば環境試験は基本中の基本で、それに合格したものだけが製品となる。完全解体して分かったことは、凄い!コンデンサスピーカで構造に目を見張るものがあり、仮に2本とも満足な音が出なくても、ここまでやれば十分に落とし前は付けたと思う。

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