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2018年1月12日 (金)

Sound Lab electrostatic speaker A1 復活 15

0xxquad esl-63コンデンサスピーカを喫茶室へ出したものだから、研究室に広いスペースが出来た。そこでScan-Speak 15W/8530K00+セアスツイータのサブシステムを、その空間へ広げた。その昔、神楽坂のイデオさんへ行った時ダイアモンドツイータの繊細極まりない音を聴かされ”altecなんか粗い音で古臭い”と言われ、そうかなと思ったがaltecシステムを水晶粒防振構造にしたら厚く(分厚くはない)繊細極まりない音が出てリベンジした。Scan-Speak 15W/8530K00+セアスツイータのサブシステムを水晶粒防振構造にしたら更に繊細極まりない音が出てaltecシステムを超えた。コンデンサスピーカには繊細極まりない音で勝てないと思っていたが、Scan-Speak 15W/8530K00+セアスツイータのサブシステムを水晶粒防振構造の勝ち。しかしコンデンサスピーカのハッとする美しさ妖しさは余人を持って代え難しで、Sound Lab electrostatic speaker A1が水晶粒防振構造に出来たなら、A1の勝ち。とゆう訳で水晶粒防振構造にすれば勝てるが、素材の持つ能力の方がもっと重要ということになる。

1やっと得意な電気系に戻れた。サウンドラボA1コンデンサスピーカの高電圧コッククロフト・ウォルトン回路( Cockcroft-Walton)の基板を作る。現状が100mm角の小さな基板に1万vを押し込んでいるから、基板サイズは235mmx120mmと十分に沿面距離をとり高耐圧とする。セラミックコンデンサは3kvを入手したが、元々の方が音が良さそうで基板から外して整備した。高抵抗はカーボンの100MΩが3本付いていたので300MΩ1本にした。ダイオードは3kvに全数交換する。

2もう一度LTspiceでコッククロフト・ウォルトン回路を正式なパラメータにしてシュミレーションしてみる。パラメータの主な変更箇所は60hzにして電圧は√2倍してピーク値の2060vにした。出力の高電圧は16,500vになった。トランジェントの時間は60hzに合わせて5sec程度に大きくしないと過度のリップルだらけになってしまう。

3LTspiceを起動したので高域のトランスについてもシュミレーションしておく。



4_2上画像の赤丸印回路を切り出す。トランスモデルは正確に出来ないため1次側をコイルだけにして、インダクタンスは想定で決めた。



5シュミレーション結果はご覧の通りで、-3dbで3khzとなってクロス周波数は2khz程度になる。quad esl-63コンデンサスピーカの場合は分割されたコンデンサエレメントを購入して交換すれば生き返るが(技術的には熟練を要す)、サウンドラボA1コンデンサスピーカの場合は分割されているが、交換の方法は無いから振動板をだめにしたら終わりになる。しかし能書きの「パネルフレーム上に永久的に固定され、その結果フィルム張力は無期限に保持される。」の文章から、振動板は壊れないと信用しよう。

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