福井の敦賀からとどいたソニーcdp-337esdの5号機をデータベース化しておく。ピックアップのkss-190aの音が別に良い訳でもないが、1μ以下のトレース幅を如何に安定的に動作させるかでは、トラッキングはリニアモータ式で剛性が高くスイングアーム式より理屈上は良い。cdサーボを深く学べば分かるが、エソテリックが都留の精密機械加工工場でcdメカをマシニングで削り出している意味もそこにある。振動対策が全てで、あんぷおやじ流儀の水晶粒防振対策も完璧ではないが現存する方式ではベストで、だから音色力学の恐るべしSound Lab electrostatic speaker A1となる訳で...残された時間はcdメカの防振対策に費やした方がよろしい。

水晶粒防振構造も”ただ水晶粒を使えば良い”などとゆう生やさしいものではなく、高効率発電機開発から学んだ地球の中心方向へ重力エネルギーを付加させて、防振効果の向上を計る。

5号機のカバーは錆が出ており清掃はされているがボロっぽい。おまけにトレイのベルトや機構のへたりで出し入れが時々動作しない。それらは出品者のコメントにもあり、我が方では全く問題ない。

大事な作業が各半固定ボリュームのマーキングで、ユーザでいじってないとすればメーカ調整の初期値だから記録に留める。
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cdrも素早く読めたとコメントがあった通り、アイパターンは5台中のベストに近く1.43vあり、オフセット0.3vで振幅は1.13vとなり元気です。カートリッジemtのtsd15の水晶粒による防振対策も効果はあったが、cdのピックアップは焦点とトラッキングで絶えず動いているから、音圧などは外乱となって高精度サーボ制御に悪影響を与え、防振効果は絶大なのだ。俺達はロボットエンジニアだと散々威張ってきたが、cdサーボの難しさから比べれば恥ずかしい。デノンでcdjの3700と3900の開発をやったが、デノンの担当者はソニーのcdサーボ出身者で、こっちはロボットサーボ出身者で、お互いに相手が凄いエンジニア?と尊重して開発したからプロジェクトは成功した。今になれば相方が凄いサーボエンジアだった、としか言いようがない。