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2018年2月 8日 (木)

素材力学 音の抵抗勢力

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パブロ・ピカソが描いたゲルニカはスペイン、マドリッドのソフィア王妃美術館にある。縦横のサイズは3.49mx7.77mとデカイ。ピカソは青の時代の支持者でキュビスムは嫌いだった。希望者だけソフィア王妃美術館へ行くことになり、家族全員を引き連れ出かけた。この巨大なゲルニカの前に立つと我を忘れて涙が滲み、戦う芸術の必要性を痛感した。ゲルニカ(Guernica)は、スペイン内戦中にドイツ空軍の無差別爆撃に抵抗して描かれた。近頃の抵抗勢力は品質が落ちてしまい、どっちがどっちだか分からないくらいの体たらく。
01x出展:wikipedia
今回はその抵抗勢力のお話です。素材力学からすると銅が一番良いが抵抗値は低く抵抗体にはなり難い。多く生産され安価なカーボーン抵抗は論外で、金属皮膜抵抗はせいぜいニッケルとクロムの合金の蒸着でこれも脱落、とゆう訳でニッケルクロムの巻き線抵抗はディールにあり、評判が良いので長年使ってきた。しかしニッケルクロムで本当に良いのだろうか?
1_2Sound Lab electrostatic speaker A1の高音質化で、ディールのrs-5ニッケルクロム抵抗体の5wを自信を持って投入したら、音の腰が抜けてしまいやっきりしてディールの巻き線抵抗は使用禁止!とした。この時はA1オリジナルアッテネータのニッケルクロムの太い巻き線に戻して事なきを得た。ここで分かったコトは同じ素材でも細い線はダメ。
2Sound Lab electrostatic speaker A1の高音質化で残された7.5Ωパワー抵抗に手をつけた。セメント抵抗の中身はニッケルクロムの巻き線抵抗をセメントで固めてあるから、音的にはディールの巻き線抵抗より悪い。
3オヤイデの銅マンガニン線のΦ0.6mmを10m手配した。お代は2,000円で7.5Ω1本辺り1,000円となる。Φ75mmの紙管にグルグルとテキトーに巻き付け、端末処理してお終い。その時間僅か30分。セメント抵抗は音の抵抗勢力と感じてしまうほどで、銅マンガニン線抵抗に変えると音の透明度が増し、伸びやかでありがたい。今後の抵抗の取り扱いに一石を投じた。

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