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2018年2月24日 (土)

振動力学 アキュフェーズcd機dp-11復活劇 了

0_2画像出展:wikipedia
サン・ルイジ・デイ・フランチェージ聖堂(San Luigi dei Francesi)のコンタレッリ礼拝堂にあるカラヴァッジオの3部作、「聖マタイの召命」、「聖マタイと天使」、「聖マタイの殉教」の中で一番のお気に入りは「聖マタイと天使」で、構図の凄さとリアリティと力強さにたまげる。これぞ目指したあんぷおやじ流儀のjazzオーディオで、アキュフェーズcd機dp-11復活劇でまた少しカラヴァッジオに近づいた。現代アートのスーパーリアリズムもオーディオのハイレゾも似たようなモノで、高分解能を誇るがトルク感に乏しい。このトルク感は現代のように恵まれた環境では発生し辛く、時代の成せる技かも知れない。

1アキュフェーズcd機dp-11もデータベース化をしておく。アイパターンは前エントリー通りで、各ゲインのボリューム位置をマーキングする。アキュフェーズの使用している半固定ボリュームはれっきとしたシロモノで、この程度は信頼性の上から使用してもらいたい。

2円筒デザインでΦ400mmは平たい顔族になったので、Φ300mmと思い切って小さくした。Φ300mmであればエンチョーにも在庫が有るから具合が良い。ただ基板が長すぎで入らないため斜めに基板を入れる。トランス2個は各基板に合わせてデジタルとアナログ配置する。

3acインレットとrcaジャックは純銅品を取り付ける。正面には起動エキサイタースイッチを今回から新設する。電源トランスの接続には若干疑問点もあったので予備実験で電圧を確認する。我らのロボットもcdも同じ構成だから大抵は想像が付く。全体の配線と組み立てを仮に行い、cdメカも繋いで動作するかテストしておく。見事にcdが回り峠を越した。

4ここまでくればシメタもので、たたみかけて水晶粒の充填作業になる。細目の水晶粒が一体何kg入るのだろうか?放電管と操作スイッチのパネルの扱いに難儀したので、エイ面倒だ!水晶粒へズブッと差し込んでしまえ。ここの音への影響は小さいからこれで良い。

5ここからが慎重な作業でcdメカの改造になる。今回は間に合わないがcdメカの底に重り用の鉄板若しくは銅板の10mm位をネジ止めして、重力方向へ荷重を掛ける。これは水晶粒防振構造の基本となる。内側の赤い長方形の堤防が重要で、高くしたいがスピンドルとピックアップの位置で不可能。このダイキャスト面にどれだけ水晶粒が充填できるか、ここがポイントとなる。

6改造なったcdメカのスピンドルとピックアップの開口部に剥がれ易いテープを貼り、最後の水晶粒充填時の保護を行う。cdメカの水平を出しながら仕上げ水晶粒充填作業を行う。扱い難い操作パネルは放電管画面とリモコン受信部が水晶粒に埋もれないように調整して、水晶粒充填作業はお終い。

73日3晩不眠不休で取り組んだら、あっと言うまに完成してしまった。20年前に思い描いた円筒デザインのcd機の完成で、我ながら素晴らしいデザインと自負する。明け方に音出ししてたまげる。何とも恐ろしい音なのだ。Sound Lab electrostatic speaker A1からこんな音を出して良いのだろうか?

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