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2018年3月 4日 (日)

音色力学 Sound Lab electrostatic speaker A1真空管アンプ駆動の可能性2

Gennedoもそうだが役人に発明は中々理解は出来ない。学術的権威とか学会の論文とか、それらが優先するからベンチャー的発明家は表舞台に登場することは少ない。とにかく知名度を上げて資金調達をして...が先に走る。結果が悲惨でも案外通ってしまう世の中も摩訶不思議に思う。ペラペラロボットの開発も結構だが、真にロボット革命を起こすならば鉄腕アトムの駆動機構を作らねばならない。いくらモータでがんばってもたかが知れているから、アプリロボとなり真の重要性に気がつかない。単位容積当たりのエネルギー発生量が、現在の10倍いや100倍になれば真のロボットは出来るのだが...
いでよ真の発明者!

1こっちはロボット卒業だから気楽に開発状況を眺めているが、金のある所には知恵は無いし、金の無い所には知恵はあるし、世の中思うようにはいかないね。amp工房は金は無いが知恵だけは次々と湧き出て、妄想族の様相を呈している。A1真空管アンプ駆動の可能性について考え出したら、もうレイセオンの6082wbの1967年物が6本も手元にある。1967年製が良いねえ~、h社へ入社した年なのだ。お金がないからこのネコマタギ球の6082wbで考えるしかない。
6080t3出展:MJ誌1991年9月号、マコフスキー回路による6082x8otlパワーアンプ、著者加銅鉄平氏
回路はこれを参考にすれば十分過ぎて深く考えない。深く考えるのは画像の文章で、こうゆうトラブル情報が実にありがたい。MJ誌はさまざまなオーディオ実験誌で、困った時は常に登場する。6082球はカソードが溶断して球がパーになり、その原因がG-K間が何らかのショート状態で大電流が流れるのか?と疑問している。
2そこで解体力学の何でも見てやろう主義で、6082wbの解体を始める。gtプラグを外すとステムからの足が露出する。その1本を切り取り材質を調べると鉄に何らかのメッキをしてあり、この段階で音が悪い時代に入っていることが分かる。マルワッシャがネオジの磁石。
3次が解体、いや破壊力学でガラスを割る。加銅鉄平氏の言われているカソードリード(赤丸印)が細くて溶断する、のカソード引き出し線は0.1tの0.5wでΦ0.2mmとすればawgの31番相当で0.7aに耐えるから、正に短絡電流が流れた状態と言える。
4双3極管なので双子を分割する。真ん中の銅の棒に巻かれた細線がグリッドで黒はプレート、グリッドの中にある白っぽい物体がカソードとヒータになる。上部の90度円弧物体もグリッドになり、真空管の構造には詳しくないから分からない。
5グリッドからヒータカソードを引きずり出して各部のギャップの概略を測定する。ヒータカソードの厚みが1.1tでグリッドの厚みが1.3tとなり、ここのギャップは0.1tとなる。プレートのギャップは2.7tでグリッドプレートのギャップは0.7と広い。ギャップ上G-Kが狭くここが短絡していると考えるべきで、あ!カソードの表面の絶縁酸化被膜が両サイド(青丸印)やっていない。ここだ!ここが構造上の欠陥でグリッド線が熱膨張して弛み、電流振動や外乱振動でカソードに接触すると想定する。
6082そうすればバイアスが0vになり熱暴走する。プレート電圧を低めにすれば安全はその通りで、高いほど熱正帰還が掛かり破壊に及ぶ。銘柄で溶断するものしないものと加銅鉄平氏は言われているから、カソードの酸化皮膜が全面にあるものは殆ど溶断しないのだろう。特性表でプレート電圧150v、グリッドバイアスー60vで75ma、この状態でグリッドバイアスが0vになれば短絡状態になり、カソードリードは溶断する。プレート側リード線はΦ0.8mmもあるからこっちは生き残る。
6こちらがヒータカソードのヒータを抜き出した状態。狭い中に酸化皮膜のヒータ線が押し込まれているから、熱破壊でヒータカソードのタッチもあるとゆう訳だ。
Sh7144そこで登場が我らがsh2マイクロコンピュータとなる。日立=ルネサスも訳が分からなくなり、まあsh2は健在だから良いか。基板を起こすとなると何十万円か掛かるので今回から秋月のsh7144f標準品を使おう。ボードとしたら最安値で5,600円也。ad変換ポートはpf0~pf7で8ch持っているから8本分の電流検出が出来る。同様にdaコンバータ相当のpwmポートも8本あるからグリッドバイアス自動調整出力に使える。音楽の無いときにバイアスを変えてプレート電流を揃えるか?又は手動ボタンを付けるか?6082wbの8本使いは16箇所になるからsh7144fボードは2枚使う。処理速度はソフトが単純だから8本分の8タスクを100khz(10μsec)で回せて80μsec、これで遮断すれば球の保護は出来ると思う。

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