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2018年3月15日 (木)

素材力学 Sound Lab electrostatic speaker A1幻の音1

0x周期表を眺めながら素材力学について考えていると、素材の特性からどうしても銅に落ち着いてしまう。従って他の素材から銅に変換したときの音の変化が一番大きい。銅から純銅に変えた時にも差はあるが、こちらは小さい。よってjazzオーディオで音を良くしたかったら、アルミを銅に、真鍮を銅に、鉄を銅に、と次々と変えていけばよい。またjazzオーディオ3種の神器の内の1つ電源密結合から、アルミ電解コンデンサをあんぷおやじ流儀純銅電解コンデンサに交換した時の音の変化は最大級となる。

1_2上記セオリーでSound Lab electrostatic speaker A1のコッククロフト・ウオルトン回路を眺めた時、即座にアルミ蒸着ポリプロピレンコンデンサを銅コンデンサに交換すべき!となる。しかし1000v耐圧の銅コンデンサなどそう易々とある訳がない。結局ジャンセンに絞られてしまい、銅コンデンサだけどアルミ臭い音がして改造になるが16個は半端な数ではない。

2ジャンンセンの銅コンデンサのアルミ臭い要因はオイルでコンデンサが宙吊りになっていることで、オイルに罪は無く構造そのものに問題がある。1000v耐圧のコンデンサのオイルを抜いてしまうのは、若干耐圧の点で心配はある。0.022μfは外形が小さく、逆に解体作業に細心の注意が要る。

316個もあるから全数しくじらず解体するのは至難の業で、まあなんとかできた。ルガーp08の9mmパラベラム弾みたいで思わずふき出してしまう。立てて置いてオイルを落下させ丁寧に抜く。黒ラインのマイナスは良いが、黒ずんだマーカーもありどうやら2ロットから来たようだ。

4オイルが完全に抜けたところで熱収縮チューブと水晶粒で防振構造にする。オイルが抜けた分水晶粒で絶縁するが、本来持っている銅箔とフィルムの厚みから来る絶縁度は落ちているに違いない。リード線はモガミのofc線を使う。ここは通常vsfなどの銅線だから、音は僅か良くなる程度。ここで大問題発生、あまりにもコンデンサエレメントが小さく、リード線のハンダ付けで加熱してしまうと絶縁度が落ちた。青ざめていたが、熱が降下したら絶縁度も徐々に回復してきた。ここのハンダ付けは鬼門です。9mmパラベラム弾がナマコ状になり不細工だが、duelund社銅コンデンサと同等以上だから良しとする。16個作り終えたときは疲労困憊となってしまった。

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