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2018年4月30日 (月)

素材力学 オイル含浸高耐圧紙コンデンサを作る13

00有東坂迷店街のサークルkの前から下った先に、謎めいたjazz喫茶amp工房がある。駐車場には一面にサボテンが置いてあり、閑静な住宅街にしてはチョットした異空間になっている。この時期サボテンの新芽の手入れに忙しく夢中で剪定作業をしていると、サークルk側から大きな声で酔っぱらいが3人歩いて来る。「おやじいるかな~」とか「音楽関係の...」などと聞こえてきて「この忙しい時に酔っぱらいに係わりたくないな...」と内心思っているうちに捉まってしまった。「sです、あんぷおやじー」「エッ!」何十年振りかの再会はh社時代の同僚であった。何が起きるか分からないjazzのような人生も捨てたもんじゃあなく、実に面白い。

0さてデンマークduelund社(デュエルンド)の銅箔オイル含浸紙コンデンサの音は抜群とamp工房では評価しているが、そうでないと話は先には進まない。このコンデンサの問題点は価格で、15uf / 100VDC,  VSF, Copper Foil は何と749ドルもしてしまい手が出ない。原資潤沢な方は迷わずduelund社(デュエルンド)の銅箔オイル含浸紙コンデンサを使うべきです。

1こっちは原資乏しき故苦労してオイル含浸高耐圧紙コンデンサを作っている。m+aさんに音質評価をしてもらう前に先ずはSound Lab electrostatic speaker A1のコッククロフト・ウルトン回路に組み込んでみよう。2000v以上にも耐えたのだから大丈夫!と自信を持って電源を投入するとジイジイ音がして放電してしまった。まずい耐電圧がもたない、これは一体...又しても失敗で耐電圧試験器の不備なのである。

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2018年4月27日 (金)

素材力学 オイル含浸高耐圧紙コンデンサを作る12

0画像:サボテン工房
名前が不思議で「古代ユリ」となっており、命名した人物もまた不思議人に思う。サボテンの本体はたいてい不細工で、1年間でたった1日の開花の為にせっせと水遣り、植え替え、追肥などの手入れをする。手抜きをすれば直ぐにバレれしまい、花がプアーになる。更にこの手の花サボテンは月下美人の如く夜中に開花するものが多く、Sound Lab electrostatic speaker A1を夜中に鳴らしながら開花を待つ。目で楽しむと言うが、音も目も一緒でディティールは記憶しても詳細は記憶し難い。だから見ても見えないし、聴いても聴こえない。

1 オイル含浸高耐圧紙コンデンサの容量を測定すると、初期52nf、画像のメータ時で63nf、最終で70nf位になった。362x3.14=1140mmでロス80mmを引くと有効長1060mm程度。これで静電容量の計算をする。120mmx1060mmの電極面積は127,200mm^2、距離は0.05mm、誘電率は2.8で計算すると0.063μfと出て、まあ計算値に近い。

2恐る々電圧を上昇させていく。1500vを越えた当たりからパチッとたまに音がする?たまのパチッが消えてまた電圧を上昇させていくとパチッが出て消える。これはオイルと紙による自己回復機能で、放電して焼き切れ絶縁層が生成されたと想定する。ただパチッの場所がコンデンサペーパーに穴を開けてしまいパッチを掛けた所だから、何となく納得できる。

3最終的にac電圧で780v、これの2√2倍になるから2200vまで印加したことになり、耐電圧はまず合格。

4dc電圧をオシロスコープで見ると524vでこれの4倍は2100vになり、まあac電圧から計算した値に近く、間違いなく2000v以上は印加している。これでオイル含浸高耐圧紙コンデンサは完成で、水晶粒を充填させ音質の評価に移る。

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2018年4月25日 (水)

古典力学 フランケンシュタイン実験室の電源スイッチ 了

0総合病院の待合室は我らのような団塊で溢れかえり、生涯競争の原理の中に置かれているような気がする。明治38年の夏目漱石最初の作品「我輩は猫である」の初版本、まさか!復刻本はレキシントン盤の復刻盤と似たようなもので、雰囲気だけは当時を伝えている。さて忠実に再現したものだから、何やらの規則に則りページが閉袋になっている。でありますから、この本を読むにはタイから買ってきた民芸品の水牛ペーパーナイフが活躍するのであります。シリシリ切りながら読んでいると、隣で読書していた女性が声を掛けてきた。
「何をなさっているのですか?」
「あ、これ漱石の初版本で閉袋を切らないと読めないのです」
「あら素敵!私も漱石は持っていますが初めて知りました」

2名工ミルトさんがピカピカに磨いたフランケンシュタイン実験室の電源スイッチを届けがてら、コーヒーを飲みにみえた。昭和42年、半年の現場実習を終えて職場に配属された。執務職(設計)だが先ずは現場のベテランのお供をして、各種電気機器のメンテナンスに飛び回る。当時の大型モータは巻き線型誘導電動機で2次側回路をスリップリングで引き出し、抵抗の切り替えで電流を調整しながら起動していた。その電気室は電気屋しか入れないから、この剥き出しのフランケンシュタイン実験室の電源スイッチが沢山使われていた。
1_2この古臭い電源スイッチの方が音が良いのだから参ってしまう。ミルトさんがナイフと受け刃の勘合具合に「実に滑らかで素晴らしい」と讃え、試すとポルシェタイプのミッションのようにグニャと入り、なんとも言えない品がある。銅の切削加工品に真鍮の部材をロウ付けして、ボルト部の強度を増してある。このたかが電源スイッチに開発者の英知が結集しており、時代は進化と言う名の下に如何に合理化するかで良い音を見失ってきた。現在リレーで電源を開閉しているメインスイッチを、ofc純銅板を貼り付けたフランケンシュタイン実験室の電源スイッチに交換して、水晶粒で埋めてしまおう。

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2018年4月23日 (月)

オリジナル盤力学 音の良いcdを作る!

1ここに3人のクリフォード・ブラウンが居る、果たして本物は誰でしょう?意地が悪いものだから、これがフラット盤の完全オリジナル盤です、どうでしょうか?これがビーズエッジの準オリジナル盤です、どうでしょうか?と全く逆を掛けると”フラット盤はさすがだね!”の回答を聞いて思わずニンマリする。実は我が耳ではフラットもビーズも似たように聴こえてしまい、大したこたあない。いずれにしても右2枚がレキシントン盤の本物、左がステューダーa810でオリジナルテープを回した45回転盤の復刻盤で、音は比べる方が気の毒になる。45回転盤だって1万円くらいもする高音質盤なのだが。ampex300とウエストレイクの真空管カッティングマシンが無ければオリジナル盤に近い音は出せないから、未来永劫オリジナル盤に匹敵する音は出来ない。レコードでさえこのありさまだから、cdは言わずもがな。

Lex0x_2我らjazzオーディオ5、60年代分厚い派と、現代録音の良い音派を分けて考えなくてはいけない。良い音派ならば現代録音のハイレゾの方が良いに決まっているから、こちらの方はもう解決済み。諦めきれないjazzオーディオ5、60年代分厚い派が問題なのである。なんとかレコードの再発盤やcdで代用が出来ないかと右往左往する。挙句道草食って大散財してオリジナル盤力学の軍門に下る。

0諦めきれない派の最後の手段がある。ampex300とウエストレイクの真空管カッティングマシンを用意して、オリジナルテープからレコードを作る...版権管理者からテープの保証を求められて、これは無理。それじゃあ仕方がない、これでどうだ!オリジナル盤のスクラッチの少ない上物盤、最高のカートリッジ、アーム、ターンテーブル、フォノイコアンプ、ad変換器でcdを作る。清水南高ラグビー部のobが常連さんで、レコードをcd化して聴きに持ち込んでいる。Sound Lab electrostatic speaker A1のcdシステムから分厚い音のcd音が聴こえてきて、ギョッとする。世界のjazzオーディオ5、60年代分厚い派へ”音の良いcdを作る!”プロジェクトに賛同を求めて立ち上げれば素晴らしいが、著作権の問題が...

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2018年4月20日 (金)

素材力学 オイル含浸高耐圧紙コンデンサを作る11

0近頃はプチレコードブームのようです。要するに物事は揺れ戻しが起きるのが常でその現象と捉えているが、”レコード=音が良い”はどうも決め付けたがる人間の特性で、物事はそんなに単純ではない。もっと言えば、良く作られたcdの方が音が良いに決まっている。長年商品のレコードプレーヤの開発に携わってきたが、あの回転ムラはどうしようもない。出来ない訳は勿論無いが、如何せんコストが掛かり過ぎる。サーボ制御をやれば直ぐに分かるが33rpmの安定制御は結構難しく、cdになれば最低でも250rpm位で随分と楽になる。”レコード=音が良い”のは真空管式録音機、カッティングマシンで作られたオリジナルの時代に存在し、その音の分厚さはcdでは到底及ばない。現代録音ならばcdに決まっている。

1ドクターストップは掛かったが団塊最後のやせ我慢で、オイル含浸高耐圧紙コンデンサを作るを再開した。紙管はΦ350mmを用意した。手作りトースカン様なケガキ治具にサインペンをつけて、紙管を1周回しカットラインをケガく。大きな紙管の正確な切断は難しい。

2高さ方向は150mmとした。無造作にノコで切るとケガキ線を外れてしまうから、先ずはケガキ線に沿って浅くノコ歯を入れて、ガイド溝が出来たら一気に切断する。

3ofc純銅板は0.2mm厚とした。作業性を考えて薄くしたが音の良さなら気持ちは厚くしたい。但し上手く出来たあかつきにはコストの問題も出てくる。ofc純銅板を使用すれば、ジャンセンのオイル含浸ペーパー銅箔 pure copper コンデンサと素材では同等になる。

4ofc純銅板0.2mmを紙管に密着させて巻きつける。何時も思うが高級なスシ桶に見えて仕方がない。ここまでは作業も楽に進みマイナス極の出来上がり。

5ここからが難儀でオイル含浸作業となる。全部作ってからオイルへ漬ければいいじゃあないか!となるでしょうが、その程度ではオイル含浸しない。素人細工で絶縁油をハケで塗りながらコンデンサペーパーを巻いていくが、これがズレズレでそれを平行にしようとすると気泡と皺が入り、手は油だらけでもうイケません。設計時に描いていたイメージとはかけ離れるが、最後は力技で強引に仕上げていく。

6 ひと回りコンデンサペーパーを巻いたら2回り目のコンデンサペーパーを同様にハケで油を塗りながら巻く。プラス極のofc純銅板を油を塗りながら巻くが、簡単にコンデンサペーパーに穴が開いてしまい、ここは作業方法の改善を考える。穴の開いてしまった部分にはコンデンサペーパーを切って、パッチを当てる。

7苦心惨憺、世界初の一重オイル含浸高耐圧紙pure copperコンデンサの出来上がりである。純銅電解コンデンサと同様に表面はテーピングを施し油の蒸発防止と絶縁を兼ねる。この程度の密閉では油は蒸発してしまうが、湿式だから一定期間が過ぎたらメンテナンスで解体してリフレッシュすれば良い。

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2018年4月18日 (水)

修理力学 ジャンセンオイル含浸ペーパー銅箔コンデンサを修理する了

0豊かになると無我夢中の純粋な時代を忘れて大勘違いを起こし、やがて弾ける。最近の高学歴は特によろしくないようで、勉強のやり過ぎは何か大切なものを学んでこないような気してならず、よって高学歴でない方は自信を持った方がよろしい。かくして絵ばっかり描いていた我が身を自己弁護するのであります。「愚行の輪」シリーズがライフワークで、その中の「再生のアイロニー」が画像の絵になる。稚拙な絵だがこの時代はモチーフに事欠いた。ピラミッドの写真から細密に写せばいいのだが、著作権が絡み想像でテキトーに描いた。現代はそこは便利でネット上で写真を販売している。それを購入すればたいていのモノは迫真に表現できる。ただ緻密繊細細密に描いても50年近く前に描いたこの絵のイメージを超えられるかは分からない。この表現がjazzオーディオの根底にあるから、paで音の悪いjazzライブは必要としていない。Sound Lab electrostatic speaker A1からカラバッジオの血のしたたるような色が出せればそれが究極で、コンデンサ作りに老体ムチ打っている。

1ひねもす耐電圧試験機をのたりのたりと作っている。ちょっと前なら徹夜でも何でもして直ぐに完成させるが、今は気を長く持つフリをして我慢している。それでも耐電圧試験機が完成して、3,000vのメタライズコンデンサを被試験コンデンサに接続して動作テストする。テスターは1,200vレンジに接続してac2次側のrms電圧を読む。被試験コンデンサの電圧は高抵抗で1/4の分圧回路を作り、オシロスコープで読み取る。動作テストは無事終了でいよいよofc純銅オイル含浸ペーパー銅箔コンデンサの製作に入る。

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2018年4月16日 (月)

古典力学 フランケンシュタイン実験室の電源スイッチ

5名工ミルトさんは時々とんでもないものを見つけてくる。”ナイフスイッチをオークションで落札したがどうでしょうか?”と質問してきた。”あ!それは良いですよ、長年h社の電源スイッチで使っていたがすっかり忘れていた、ナイフと受刃をofc純銅にすれば理想の電源スイッチができる”と説明した。昨日そのナイフスイッチを携えてコーヒーを飲みにみえた。そのナイフスイッチは戦前か戦後間もない頃のスイッチで、あのフランケンシュタイン実験室に出てくる電源スイッチみたいで、たまげた。ナイフスイッチはナイフと受刃の接触不良で加熱し、焼き鈍し現象でなまくら刀になってしまい嫌われ、ブレーカにその座を奪われた。

3電源のブレーカーで音の良いもの悪いものがあると騒ぎ、オーディオ用と称して高額なものが売られている。随分昔だが、こっちはブレーカも専門だから早速バラして音の良いブレーカを作ったろ!と息巻いていたが、画像の如く複雑怪奇で改造には向かない。問題の接点は黄色丸印の位置にあり銀合金になり、ここを純銅に張り替えれば良い。ただし両切りで2箇所接点もあるし、他にも改造箇所が多く面倒だ。

2_2電源密結合力学でマイ電柱の施設が注目されているが、原資乏しき方は現状の電源系統でベストを尽くせばかなりいい線いくと思うよ。マイ電柱施設の場合のポイントは、高圧開閉器、高圧ヒューズ、6kv/200v電源トランス、2次側ヒューズ、dv線など高音質のものにすれば効果は絶大になる。ミルトさんから”フランケンシュタインナイフスイッチが沢山あるからあげましょうか?”と言われ”1刃だけ下さい”とお願いした。この1刃を完全ofc純銅に改造する...ン?それなら最初からofc純銅ナイフスイッチを作れば良いじゃあないか!我が頭も柔軟性に欠けてきて、過去の遺物で音の良いものは多く存在していることを忘れている。

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2018年4月15日 (日)

修理力学 ジャンセンオイル含浸ペーパー銅箔コンデンサを修理する3

0待ち時間の活用方法で難しい本を読むことにした。吾輩は猫であるは難しい本でもなんでもないが、漱石の初版本は古語体で書かれており、漢字の20%位が読めない。読めないから何度も読み返して文脈から読み方を想像する。それを繰り返していると、終いに眠くなりウトウトして時間は消費される。明治38年の発刊だから112年前の天才漱石の始めての小説は面白く、芯のある雑穀米を噛んでいる味わいがある。音にもこの芯が大事なのだが、これは真空管式の録音機の時代の成せる技?

1x耐電圧試験機で2,000vを印加して耐えたジャンセンオイル含浸ペーパー銅箔コンデンサ修理品が4個も壊れてしまい、耐電圧試験機の電圧に問題があると想定して作り直すことにた。先ずは回路を描いてLTspiceでシュミレーションして動作を確認する。赤丸印が被試験コンデンサ、青丸印がオシロスコープのプローブで10MΩ、これでプローブに加わる電圧が1/4になるから2,000v印加で500vの値で測定できる。
2電源トランス(黄色丸印)は東栄変成器(株)の1次100v2次240vの5vaを4個とした。2次側を4個直列に接続すると960vになり、これの√2倍は1,357vとなり、2倍圧整流回路を通せば2,715vになる。スライダックで130vまで上昇させると、都合3,500vにもなり2,000v級コンデンサの耐電圧試験には問題ない。コッククロフト・ウルトン回路は段数による電圧降下で怪しくなったが、これならば間違いない。東栄変成器(株)へ夕方4時頃トランスを手配したら、間もなく発送しましたのメールが入り、このスピード感にはおおいにたまげた。

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2018年4月13日 (金)

素材力学 オイル含浸ペーパー銅箔 pure copper コンデンサ考

0長年聴いているエルネスト・アンセルメ指揮スイス・ロマンドオーケストラのファリャの三角帽子はキングのslc1138で、1962年に2,000円もした。給料が7,000円くらいの時代だから、恐れ入ってしまう。デッカ盤がオリジナルでjazzのレキシントン盤と国内盤との差くらいあるから、やはりオリジナル盤が良いに決まっているが、なんせ10万円もするのだから無理です。jazzはコルトレーンしか聴かない偏執狂だし、クラシックはショルティとアンセルメしか聴かない偏執狂であります。

3しかしなんでこの時代は素晴らしく芸術的なジャケットが出来たのだろうか?こちらがデッカのオリジナル盤sxl2296と同じcdのジャケットで、これも秀逸だが、やはり国内盤のジャケットの方が額に入れて飾りたい。Sound Lab electrostatic speaker A1は勿論クラシック向きで画像のcdを手に入れた。いくらA1やcdが良くなってもオリジナルレコードのエネルギーは出ない、出ないが位相特性や演奏者の位置まで分解してしまうコンデンサスピーカは、それはそれで凄い。
1その立役者がコッククロフト・ウルトン回路のジャンセンオイル含浸ペーパー銅箔コンデンサなのだ。耐電圧の関係でセラミックコンデンサを使うのが業界の常識だが、音は電源が出している理屈から、ここを銅コンデンサにすると次元の違う音になる。ただしジャンセンの銅コンデンサは無造作に選んではいけない。画像のものは白丸印の如く、copper で単なる銅箔(copper foil )の旧型になる。
4今般A1に使った0.022μf1,000vは赤丸印の如く pure copper の新型になる。ofc純銅(oxygen free copper foil )の銅箔を使われたのでは、これ以上を望む術は無い。でありますから、これからジャンセンオイル含浸ペーパー銅箔コンデンサを使われる方は、価格も似たようなものだから pure copper を確認して購入されたい。

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2018年4月 8日 (日)

修理力学 ジャンセンオイル含浸ペーパー銅箔コンデンサを修理する2

1いきものや菊屋の次男坊が中国の友人と連れ立ってお茶をしに来た。その気の良さそうな友人の腕には殆ど宝石の例のフランクミュラーがあり、たまげた。venus sound中国の劉さんもそうだが個人レベルでは中国人とも親しいが、国家が絡むと難しくややっこしい。さて早朝だけが作業時間となって随分減ったが、その分思慮深くなりそれもありだな。ジャンセンオイル含浸ペーパー銅箔コンデンサを修理して、静電容量を測定する。

2銅箔を2巻き位切除しても容量が24nfでは全く問題ない。0.022μfが公称でそれより大きい。
3百均で小型のタッパの丸を購入した。それに修理済みのジャンセンオイル含浸ペーパー銅箔コンデンサを入れて、水晶粒を充填する。
4水晶粒が満タンになったら絶縁油kを入れる。絶縁油が透明で画像では分かりにくいが満タンにする。ここです!病院で閃いたアイデアは。世界初の水晶粒+絶縁油による高耐圧水晶粒防振オイル含浸ペーパー銅箔コンデンサの登場であります。
5密閉蓋をして完成、配線穴はシリコンコーキングして塞ぐ。
6再び静電容量を測定する。
7巻きの内側はオリジナルなので静電容量はドライと何ら変化は無い。オイル含浸高耐圧紙コンデンサを作るの巻きで得られたノウハウは、絶縁油により飛躍的に耐電圧が上がるコトで、ジャンセンの0.022μf1,000vのコンデンサを、2,000vの回路で耐えられるようにする。こうすれば例え破壊されても表面側の破損では修理可能で、自前のオイル含浸高耐圧紙コンデンサが完成するまでのツナギにはなる。

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2018年4月 6日 (金)

修理力学 ジャンセンオイル含浸ペーパー銅箔コンデンサを修理する

1総合病院は待ち時間が多く検査に出かけて1日仕事になる。ただ待っているほど気が長くないので紙とエンピツのハイテク装置を取り出し、アイディアをひねり回す。そうだ!壊れたジャンセンオイル含浸ペーパー銅箔コンデンサを何とかしたろ、と閃く。

2オイルコンのオイルを抜いてしまった為の事故で、幸い表面に近い所がやられているので巻き解く。絶縁紙、銅箔、絶縁紙、銅箔、絶縁紙、の順番になっているので巻き解き、銅箔に穴が空いて短絡している所まで解いて切除する。
3銅箔と銅箔の位置をずらせて切断する。同じ位置では切断面で短絡する恐れがある。再び巻いて更に外した絶縁紙を外周に巻いて木綿糸で縛って一応出来上がり。これには前哨戦があり、自前のオイル含浸高耐圧紙コンデンサを作るまで待てず、新規にジャンセンの銅オイルコンを大量に購入しようとしていたが、投資額の多い割には耐圧1,000vの壁で再び壊す恐れがあり躊躇していた。そこで修理をしたのだが、病院で閃いた内容はこれではない。

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