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2018年5月14日 (月)

コモン力学 Sound Lab electrostatic speaker A1駆動用amcron改造2

0雨の中名工ミルトさんがコーヒーにみえた。ミルトさんのマルチアンプシステムの中にcrownのpl4が使われており、水晶粒防振構造にしても成果があまり出ない?と言われていたので調べてみた。そのまんまの筐体では水晶粒防振構造にし辛いのが主な要因で、更に電源トランスの防振構造化も難しい。次に回路を調べると、何と出力段はce2000txと同じnchだけ(トーテムポールsepp)で構成されている。どうもcrownはこの回路が相当気に入っているようだ。電源部を31df6とリップル電流の大きなニチコン電解コンデンサに替え、金線ヒューズにrcaとスピーカ端子を純銅化、エミッタ抵抗を銅マンガニン線に交換した上で筐体改造し水晶粒防振構造にすれば、そんじょそこらのハイエンドアンプに負けない、と手法を説明した。

01この回路方式に似た金田式でもnchだけを使った完全対称回路があり、完全ではない!とのご意見も多いがたいした問題ではない。真に対称回路にして天地がひっくり返るほど音が変われば重要だが、半金属のシリコンを使っている限りは大差無いし、回路動作の正確性と音質の関連性(歪み率がその一例)は未だ良く分かっていない。そんな事より音を支配しているのは何モノか?を深く追求しよう。

1さてミルトさんアンプと同じ構成のトーテムポールsepp式ce2000txの解体を始めた。両面スルーホール基板の部品抜きは電動のハンダ吸い取り器でもないと難儀するが、これがお見事!穴径と部品の足の径の比率の具合が良く、手動の安物ポンプで簡単に抜けて、流石プロ用アンプと妙な所で感心する。

2底部にはnchトランジスタmj21194が6個と温度検出トランジスタ(ファン制御lm234z、温度補償2n3904)があり、測面にはドライブトランジスタの2sc5242が付いている。常用のmj15024とmj21194の違いはhfeでその他は気持ちの悪いほど似ているから、何かあれば手持ちのmj15024に交換すれば良い。

3アルミ板4mm厚を見事にプレスだけで成型して高効率放熱器を作っている。ofc純銅板をプレスして作れば良いが案外材料費とプレス代(現役ならばタダで...)で高価になり、電流の流れる底部のみofc純銅板にして側板はアルミ板で作ることにした。

5x食わず嫌いや印象操作で惑わされるのが人間の常で、今回も雑アンプ(失敬!)位にしか考えていなかったamcronアンプに、キメは若干粗いがjazzオーディオには打ってつけのsae2600に似た元気さを見た。キメの粗さの改善があんぷおやじ流儀の3種の神器で見事にキメは細かくなる。コルトレーンのクルセママはキメ細かくする必要も無いが、ストラディやベーゼンではキメ細かくしたい。結局の所アンプは何でも良い、の論理に行き着き自作の意欲が損なわれるのでありました。

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