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2018年6月24日 (日)

損得力学 銅損と音質の関係性の実験

0_2死してトラは皮を残すじゃあないが、タムラのトロイダルトランスは死してΦ1.6mmのポリウレタン線を残してくれた。事件は2a3パワーアンプ用の水晶粒防振トロイダルアイソレーショントランス4号機で起きた。これまで順調に水晶粒防振トロイダルトランスで音質改善は進んだが、パワーアンプではイマイチなのはなぜ?

1そこで前エントリーの損得力学の鉄損と銅損に注目し、銅損と狙いをつけた。タムラのトロイダルトランスの撤去Φ1.6mmのポリウレタン線は画像のようにランダムに巻いてあり使えず、これをボビンを使い整列巻きにする。ただ長い短いのさまざまで苦労することになったが、太い巻き線に変更し一刻も早く銅損を下げた実験をしたい。
3_2Φ1.6mmのポリウレタン線は画像のようにキンク取りに苦労して、綺麗な電線にならない。その拠れたポリウレタン線をギリギリと巻く。額に汗が滲み手が痛い。
4無我夢中で巻き線を終えたら直ぐにデータ取りをする。
5鉄損電流値は19maとだいぶ増えたが、まだまだ小さく省エネトランスの範疇でしょう。
トロイダル4号機Φ300mm
パワーアンプ電源用
Φ1.6mmで巻く
総合ターン数 370t
185t/2で180tづつにする。
100vrms 10Ω
190mv
i=190/10=19ma
z=100/0.019=5.26kΩ
インダクタンス=14h
6こちらがΦ1.0mmポリウレタン線を巻いた水晶粒防振トロイダルアイソレーショントランス4号機で、発熱のかけらも無い優れた鉄損のトランス。これを抜き出して入れ替える。dc抵抗値を測ると1.8Ωと出た。
7_2Φ1.6mmのポリウレタン線の水晶粒防振トロイダルアイソレーショントランス5号機は、dc抵抗は0.4Ωと出た。ここです!Φ1.0mmの時1.8Ω、これが0.4Ωと約1/5まで下がり銅損低下になる。仕上げに水晶粒を充填して音を出した瞬間エネルギーが噴出して、銅損と音質の関係性の実験の答えは銅損を下げろ!となる。慌てて名工ミルトさんに電話する。「あらゆる電源トランスの最小線径はΦ1.6mmとしてください」「そうですか、こっちで使っているアイソレショントランスの線径はΦ2.3mmでしたが...」と事もなげにおっしゃられる。Φ2.0mmでも巻きたいが手が...

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