振動力学 最強のcdスタビライザ4号機
デジタルだからcdの回転部の振動を抑えても音は変わらない、デジタルデータに振動の影響が出る訳が無い、これらは良く聞く意見だが、これは1981年にcdが登場した時、デジタルだから全部同じ音になると著名な先生方の言われていた状況に良く似とる。だが結果はご存知の通りで、cdpの振動対策はジュラルミンブロックから削り出した加工芸術品まで現れる始末。まあ信じない方にまで薦めないがcdのセンサーであるピックアップ部の水晶粒防振は、cd機における最大の激変と言える。余談だが、cdの登場時、みんな同じ音になると言われて大いに安堵した思い出がある。これでオーディオの泥沼から抜け出せる...と。
。
最強のcdスタビライザを作るにはcdとの接触面が最重要で、作り易さからmdfなどの薄板を加工していた。今回は難工事になるが同じcd-rを使うことにした。これならばcdが2枚重ねに等しく振動除去に大いに貢献する。但しcd-rなどメディアはpp樹脂を張り合わせているから、強引な加工は破壊してしまう。cdクランパー用の丸穴はカッターナイフを使い、印象派スーラのように点描でカットする。言うは易くで大変な加工作業になった。
。
。
。
。
。
。
。
| 固定リンク