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2018年6月 8日 (金)

振動力学 水晶粒防振構造トロイダルコアインプットトランス測定

00画像は出番を待つトロイダルコア群とデ・フォレストのaudion450。過日kuraiman社長氏が陣中見舞いに来てくれた。Western Electric 7A amplifierの回路を見てもらいながら、究極のあんぷおやじ流儀オーディオシステムのトランスの多さについて説明をする。モノラルパワーアンプであればインプットトランス、ドライバトランス、出力トランスに電源トランスとなり、Φ300mm~Φ350mmのトロイダルトランスが合計で4個にもなる。システム全体ではmcトランス2個、ターンテーブルトランス1個、モノフォノイコ3個、モノラインアンプ3個、モノパワーアンプとなり最低でも30個位は必要となる。重量はトロイダル+アンプで500kg、これに水晶粒500kgで〆て重量は1tonか?

1次のトロイダルコアの発注に備え、現状のトロイダルトランスの性能測定をすることにした。アモルファスだ!ファインメットだ!と騒ぐものだから、こっちもつい高性能化に向けて何とかしたろ!と気持ちが動いてしまい...マズイ。トロイダルトランスのストレーキャパシタンスは画像の黄色丸印の位置で、ここを10mmも空ければ10pf以下にはなる。気になるようなら50mmも空ければ良い。

2LTspiceでシュミレーションもやりながら測定すれば信頼性は上がる。現状のトロイダルコアインプットトランスの巻き数比はおおよそ1:1でインダクタンスは約9h、直流抵抗がΦ1mm線を巻いたから2Ωと滅法小さい。早速トランスモデルの作成を行う。

3シュミレーション結果はご覧の通り。-3dbをf特とすれば1hz~100khzまで出てしまい、ホンマかいな?

4今度は実機になる。アンプしている間がないのでテクトロのオシレータを直に接続した。内臓のパワーアンプがトロイので10hz以下の低インピーダンスは心配になる。

5x20khzは全く問題なく通過する。-3db(70%)とすれば60khzも通過してしまい、方向性電磁鋼板とは凄い性能でたまげた。先き先へと変化(進化ではない)を遂げて行くが、もしかしたら未だ方向性電磁鋼板の性能を限界まで引き出していないのかも知れない。

6論より証拠でオシロ画像も記録に留めよう。高価になるがjfeのスーパーコア(Si含有率=6.5%、素材力学 トランスコア材の考察、鉄は異邦人エントリーの第2図)でやったろと思っていたが性能的にも方向性電磁鋼板で問題ない。アモルファスだ、ファインメットだ、スーパーコアだとなるのは現代録音のワイドレンジで俗に言う良い音の場合に威力を発揮して、1950年代のナローレンジの分厚い音では板厚の厚い電磁鋼板で良いのだと思う。素人細工でも少しはトランスが見えてきて何でも作ったろ!精神は無謀と言うより問題解決に案外良いのかも知れない。トロイダルコアインプットトランスの測定が終わり途端に電源トランスへ変身し...これがとんでもない事件へと。

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