« 電源力学 水晶粒防振プリアンプ用トロイダル電源トランス | トップページ | 損得力学 銅損と音質の関係性の実験 »

2018年6月23日 (土)

損得力学 鉄損と銅損

1ユニオン電機のmb-h-8,1kva普通の電源トランス転じたアイソレーショントランスの撤去が続き、水晶粒防振トロイダルトランスに置き換わっている。2007年頃の入手だから10年以上もamp工房の音を支え続けてくれた感謝もあり、引退に際してデータを取っておこう。これらの引退トランスはパーカショニストのnakaさんや、中学生弟子のt-mon君の所で再び活躍してくれる。

2電源電圧を正確にac100vrmsに合わせる。

3電流を測定してたまげた。10Ωの電圧降下は2.05vで電流値は205maとなる。
mb-h-8,1kva測定
2.05v 10Ω
i=2.05/10=205ma
z=100/0.205=488Ω
インダクタンス=1.3h
元々1kvaのトランスだから10aの定格電流と大きいが、205maの無負荷電流も大きい。w数の概算で100vx0.205=20wのムダ電力。これを5台常に通電していたから100wの電球を24時間点灯していたことになり、電気代は24hx0.1kw=2.4kwhx31day=74.4kwhx30=2,232円/月となる。アイソレーショントランス箱は常に100wを消費して暖かった。これはインダクタンスによる鉄心コア材の損失で鉄損という。この鉄損をケチると細いポリウレタン線を巻くことになり、巻き線抵抗が増えて負荷の印加時に電圧降下ロスを生じて、これが銅損となる。
さあ、アナタならどうする?

|

« 電源力学 水晶粒防振プリアンプ用トロイダル電源トランス | トップページ | 損得力学 銅損と音質の関係性の実験 »