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2018年7月25日 (水)

数式力学 水晶粒防振構造トロイダルコア出力トランス編4

Qfo0xターンテーブルの開発を手伝っていると、こっちがノウハウを握っているから当方からの技術供与の数式になるが、秘密保持協定を結び「知り得た情報は第3者に開示してはならない...」の文言が踊る。知り得た情報ったてこっちの情報で誠に奇妙な話しだが、まあ一部上場企業相手だから力関係でしょうがないか。ターンテーブル3機種の内2機種は会社が無くなり、秘密保持協定は消滅してバラしても問題ない。さて家業が画家であったためか?美術と国語は得意だったが、全くダメは数式で今でも難儀している。ロボットの数式で困るとn大のt橋研究室へ飛び込み、教授かマスターの皆さんに教えを乞うていた。画像のqfoの数式は簡単なpid演算式で、これならば理解に及び、ワウフラ0.05%を安定的に出せた。ロボットもターンテーブルも全く同じで、数式の塊で確実に動く。

1名工ミルトさん作のΦ350mmの測定を行う。ターンテーブルとはエライ違いで、水晶粒防振構造トロイダルコア出力トランスは全く数式に乗らず、「エイッ面倒だ、どんどん巻いたろ!」になる。
1次巻き線算出公式はn1=e1x10の8乗/{(2π/√2)xax b0xf}で、精度が重要なパラメータに磁束密度があり今回は7000ガウスで計算した。

2電圧はac100vrmsでテスターで測定。


22横河電機の高価で高精度な差動プローブを用意したがテスター値と2vくらい違い、精度は良いにも係わらず従来の測定値と異なりデータに整合性が取れないため、テスターに戻した。

3電流値は4.13ma
z=24.2k
60z 64h
50hz 20k
1次インピーダンスを50hzで4.6kと設定したが余りにも違い、あんぷおやじ流儀の水晶粒防振構造トロイダルトランスに前述の公式が当てはまらないか?若しくは設計磁束密度が大幅に違うしかない。公式から逆算すると計算値7000ガウスの2倍の14000ガウスで何とか合う。数式は苦手だし深く探求するより(トランスの専門家ではないし、なりたくもないし)「エイッ面倒だ、どんどん巻いたろ!」も分かるでしょ。

4それで水晶粒防振構造トロイダルコア出力トランスはどうなる。Φ0.6mmからΦ1.0mmに太くし、ターン数を減らす。
Φ1.0mm 1.062
実測コア内径からくる巻き数
879/1.062=828ターン
60z 23.6h
50hz 7.4k...30hzで4.4kとなりΦ1.0mmで巻けば概ね良い。

Pidx数式に余り重きを置かなくなったのは数学が苦手とは別に、オーディオ狂いのせいでもあります。遡ること日立時代、人材豊富で天才と評しても良いくらいの凄腕の設計者が居た。その天才?が難解なトランジスタ回路のパワーアンプを設計製作して、問題の音は「別に」で、なんだい設計力と音質とはあんまり関係ないか。mj誌上で金田式を批判していた理論派設計者の作品に興味を持ち再現実験してみたら、音は「別に」で余計に分からなくなった。こうゆう事態に遭遇すれば、夢中になって数式を解く心境にはなれず、まあいいか!になる。でありますから、はなっから難解な数式を振りかざす御仁は信用できない。

Pactecx数式にまつわる話をもうひとつ。ソウルオリンピックの翌年は1989年、この年から数年間技術営業で韓国全土を訪れた。画像の正面が講義中のあんぷおやじ、向かって左は美人トランスレータのキム女史。チャンヲンの三星エアロスペースでの講義中、ロボット制御pidの演算式の説明をしていると、難解な通訳になりキム女史にはチョット無理...先方の課長さんはドクターで、やおら黒板にこっちよりも難解なpid演算式を書いて直接説明を始めた。たまにこうゆうことも起き冷や汗モンだが、この時ばかりはハングルが全く分からんフリ(実際は少々分かる)をして、動じない。スヲンの3星電機でも似たような事態になり、学術的レベルの高さには舌を巻いたものだ。ところが、数式が解けたくらいでは全くロボットは出来ず、あれから丁度30年になるが我々が作った生態的ロボットは、未だ韓国に出現していない。

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