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2018年8月 9日 (木)

素材力学 ofc純銅素材か?高性能電磁鋼板か?

0x長年研究開発に携わっているとつくづく発明の難しさと危うさを実感し、決して発明狂にならないように常に警戒している。「発明」の2文字には我身を滅ぼす妖しい魅力と怖さがある。まあそれでも0.1%~0.2%程度の確率で何とか発明的研究開発を成功させたから、それで良しとしよう。jazzオーディオの研究などムダだらけで、既にviolaのアンプ購入費位は投資している。そうなんです、賢いアナタならviolaのアンプを購入して早々良い音で聴いている、でしょう。

0_2今回の研究テーマはofc純銅素材vs高性能電磁鋼板になる。お手本はウエスタンエレクトリックだが、ウェスタン全てが良い訳ではなく、中に僅か傑作があり歴史を作っている。傑作インプットトランスのwe-618bは電磁鋼板に80%supermalloy(高性能パーマロイ電磁鋼板、高価なニッケルが80%含有)を使っている。こんな小さなコアに巻き線するとストレーキャップの塊になってしまうが、巻き線技術と80%supermalloyで高域を50khzまで延ばしているからたいしたものだ。

01最近のテクニクスを見ていると隔世の感がある。大企業は定年制で狂人的発明者も既に居なくなり、凄い技術は継承されること無くオーディオ製品を開発している。画像は1991年にmj誌に載ったパナソニックのofc純銅巻き線トランスで、傑作と思うが何時の間にか歴史から姿を消した。
2以上の2例から音を支配するのは、ofc純銅素材か?高性能電磁鋼板か?になり電磁鋼板3種と銅線3種で実験をしてみた。無方向性電磁鋼板、方向性電磁鋼板、xxx電磁鋼板の3種で答えはofc純銅素材の圧勝であった。但し電源、段間、出力トランスの話でインプットトランスはその難しさから未だ実験に至っていない。
4論より証拠が上記無方向性電磁鋼板トロイダルコアにカルダスケーブルを巻いた、衝撃のカルダストランスで証明した。電磁鋼板の無方向性電磁鋼板、方向性電磁鋼板、アモルファス、パーマロイ、ファインメットは磁気特性において支配的で、周波数特性や損失において差を付け、音色に関しては電気銅、ofc純銅の素材力学が支配していると現時点では考える。
3m+aさんが「ネットワークコイルを返します」「え、ありがとう」なんてこたあない、ネットワークコイルをあげたコトをすっかり忘れていた。ネットワークコイルはΦ1.0mm位から上のサイズが多いので、電源トランスか出力トランスにはofc純銅素材として巻き線に使える。とゆう訳で素材力学では、水晶粒防振構造トロイダルコアトランスにおいてインプットトランスと段間トランスを除いてofc純銅巻き線とする。

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