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2018年8月31日 (金)

修理力学 日立精機マシニングセンタVK-45サーボアンプ修理 了

1日立精機と言いながらサーボアンプにdc電源にacサーボモータは山洋電気で、これで良かったのだろうか?ncマシンならば生命線と言えるサーボ技術が社内に無いとすればいずれは衰退する、などと考えながらx軸の修理したサーボアンプを組み込む。以前z軸も修理したことがあり、次はy軸だな。

2専務とハラハラドキドキしながら「思い切って電源を入れてしまおう」「お~っ、電源が入った」大丈夫そうで各軸の動作をしてみると無事動いた。これでサーボアンプの修理は終わったと思いきや、「まずい!オフセットが300もある、30以下でないとプログラムは動かない」一応サーボアンプもopampも同じでオフセット調整回路があるから、多回転ボリュームをグルグル回しオフセットをゼロまで追い込んだ。しかしこの理由は分からず終いだった。

38時前に加工屋さんに入り午前中で一応作業は完了した。オフセット問題が頭を渦巻き釈然としない。夕方amp工房へ出社してドキュメントの整理をしていたら、突然気が付いた。安定化電源を交換して±の電圧が変わって勝手にオフセットを付けてしまったのだ。はっきり言って設計不良、少なくともオフセットなどのリファレンス電圧は温度係数の小さい定電圧icを使った別電源を用意し、更に温度補償もつけるべき。

4これで全て明快となりパーフェクトな修理と言える。日立精機マシニングセンタVK-45が作られた1986年はソニーのリニアモータ搭載のcdピックアップbu-1cの作られた時期と重なり、更にロボットベンチャー時代にia開発の時期とも重なり、時代が風雲急を告げていたように感じられ...

Funac「日立精機の副社長をしていたh岡さんには随分引き立ててもらった。h岡さんが日立を辞して3次元測定器のm製作所へ移られてからは、m製作所との取引も始まった。その時代にh岡さんに薦められて始めてアメリカへ渡った。シカゴでの会食の席上、m製作所のn田社長さんを目の前にして「いずれカール・ツイスを追い抜くようなnc制御の3次元測定ロボットを開発しましょう!」などと大口を叩いた。日立精機マシニングセンタVK-45サーボアンプ修理に端を発し、今では懐かしい思い出だが思い出す事が今は亡きh岡さんへの供養になるのでしょう」

...テクノロジー革新の凄かった1980年代に思いを馳せる。

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