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2018年8月29日 (水)

互換力学 ソニーのCD用ピックアップBU-1とBU-1Cは互換するか?

102cdのメカ周りを調べる時、アキュフェーズは回路図が入手出来ないのでソニーの回路図から類推している。30年も前の製品だからアキュフェーズもそろそろ往生して回路図を公開してもらいたいものだ。キトクなエンジニアが自力で修理して製品の寿命を永らえるはず。いやいや修理までビジネスにしているので、それはチョッと...
bu-1ピックアップは末尾2番系のcdp(cdプレーヤ)で、bu-1cは末尾3番系のcdpになる。画像はbu-1ピックアップを使用したcdp-102の回路図のrfamp部になる。

303こっちがbu-1cピックアップを使用したcdp-303の回路図のrfamp部になる。赤丸印はドロップアウト検出回路でcd面の傷など検出した際にノイズとならないようにループゲインを下げる仕組みで、後にはrfampのicに内臓される回路。古いbu-1の回路にはドロップアウトが備わっていないだけだから、まあいいか。
Rfxところがどっこい、rfampとメインボードを繋ぐケーブルのメインボード側モレックス?コネクター(黄色丸印)のサイズが違い互換しない。なんてこった!苦労して調べて...ソニーのドキュメントのあり方に問題ありで、回路図上にコネクターが明記されていない。通常回路図上にコネクターのcnナンバーと各ピンファンクションを明記する。所がコネクターは基板のパターン図にあり、そこを追っかけてピンファンクションを判断する。まあ日立とソニーの違いだから仕方がないか。rfampはドロップアウトを除いてほぼ互換する。但しbuー1ではレーザオン回路が直接cdインスイッチでやっているが、bu-1cではその回路が無い。そこでbu-1のレーザオン回路のcnj104は短絡しておく。
Bu1cこっちがbu-1cのcdメカだがspcc亜鉛メッキ鉄板に黒塗装?が施されており、古くなると剥がれ落ちて汚らしいし、これらの剥がれごみが精密メカに入り込んでトラブルを起こす。流石のソニーも30年後にcdを蘇らせるなどとは想定外でしょう。
Bu1こっちがbu-1の古い方のcdメカだが、ご覧のようにspcc亜鉛メッキ鉄板のままでサビも無い。rfamp側のコネクターは互換するのでbu-1のケーブル類は使うのを止めてbu-1cのケーブルで接続して、先のcnj104の短絡にドロップアウト回路は無いのでメインボードのcnp204は放置しておく。この作業を終えていざ通電、見事に回り何事も準備万端怠らずなかれ。
0悪態をついたが、素晴らしいドキュメントのお陰でソニーのcd用ピックアップbu-1とbu-1cは見事に互換し、使える中古機体の品種が豊富になりもう安心。金田先生ほどでもないが、あんぷおやじ流儀をエントリーするとcdpの価格が上がると研究員から指摘があり、今般の互換性解析は中古市場に無尽蔵にあるbu-1とbu-1cだから、その懸念の解消にもなる。
102だいたいが我ら素人細工のcd改造が何とかなるのもソニーの技術力が素晴らしくて可能な話で、我らに技術力がある訳ではない。ここを錯覚したら大間違いで、単に我らはソニーに乗っかっているだけ。世界に誇れるソニーの技術力に感嘆しながら思うに、最近は日本の生産技術力が負けたとか、研究力が落ちたとか、ネガティブな意見の評論家も居るが、もっと日本人を信用したらどうだろうか。生産技術力向上に、新しい発明研究に昼夜問わず寝食忘れている真面目な人々をお忘れなく。

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