振動力学 Accuphase DP-80水晶粒防振構造化1
Accuphase DP-80 cd トランスポートは一応ハイエンド機器なので、外観を損ねないように水晶粒防振構造化する。外観的にはDC-81ディスクリートdaコンバータと同様にice純銅インレットを背面パネルをカットして取り付け、カルダスケーブルが使えるようにする。cdメカを取り出し、ディスプレイやスイッチのメジを丁寧にやり水晶粒の侵入を防ぐようにする。
左側のbu-1cを搭載したcdの出し入れ機構(トレイ)は、古くなるとベルトが延びてしまいたいてい動かなくなる。このトレイが最悪で、これを止めてしまうだけで大幅に音質カイゼンされてたまげる。ギクシャク、プラプラしたトレイで良い音が出る訳がない。
基板上にはrfボードから届いたフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号の帰還量を変える半固定ボリュームが2個あるが、水晶粒に埋もれて操作出来なくなるためrfボード側の基板で対処する。アキュフェーズは回路図を公開していないが、この基板を見る限りソニーの基本回路をそのまんま使用しているように思え、いざとゆう時は多分追っかけられる。
bu-1cのピックアップユニットの取り付け状態。ほとんどのピックアップユニットがゴムとスプリング(白い丸い樹脂の3点支持)で浮かされており、ターンテーブルにも良く見られた手法で、この時代の解決策だがこれがダメで音を悪くする。
トレイは解体するが黄色丸印のcd受け金具は、ピックアップユニットbu-1cの水晶粒侵入防止部材として再活用する。cdのクランパーは切り取り水晶粒防振スタビライザーのクランパーになる。
上記部材を取り付けたピックアップユニットbu-1c。rf基板上にある半固定ボリューム左からrv102フォーカスエラーレベル、rv101トラッキングエラーレベル、rv001レーザダイオード出力調整。ソニーのドキュメントによるとここの半固定ボリュームは厳密に調整されているから手を着けるな!なのだが、劣化した中古の機体ではこの3個の半固定ボリュームを調整することで蘇る。
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